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こんにちはっ!

鳳凰から丸一日かけて、成都に移動しました!
都会です。

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前日は雨で水かさが増したために見られなかった「飛び石」をみたり、

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船に乗ったりして十分満足した私は、昨日14時すぎに鳳凰古城を出発しました。ホステルのお兄さんの言う通り、タクシーでバスターミナルに行くべく歩いていたのですが...。

案外、タクシーが見つからず。

そして、案外、一本道でわかりやすく...。

3キロくらいの道のりで、上り坂もキツイのですが、気がつけば3分1の距離まで来てしまっていました。

あ、これは。

もー、歩いちゃってもいいんじゃないの?と。

バックパック重いけど、なんかもう、これ背負って歩くのにも慣れてきたような気がします。

結局休み休み1時間以上歩き、バスターミナルに歩いて到着しました。汗だくです。

中国では、昼間は暑くて、夜は寒いです。なのでアウターをしまうことができず、長距離移動中は着ちゃってるのですが、尋常じゃない汗です。

その後、無事銅仁行きのチケットをゲットし、待合室に行くと、もう搭乗を開始しているようで、慌ててそのまま乗り込みます。

というか、今回のチケットには、発車時刻とか何もありませんでした。どうやら集まったら発車するやつのようですね。

そんなわけで鳳凰から銅仁まではバスで1時間半でした。その間ほぼ寝てたのですが、気がかりなことが一つ。

地図が、ないんですよね...ヽ(;▽;)ノ

銅仁の地図がない。事前にgoogleも見ておいたんですけど、なんか、上手くいかない。

というわけでノン地図状態で到着。まだまだ明るいし時間があるからいいんですけど、不安しかない。

私は中国語が話せないので、道を聞くのも一苦労です。事前に駅はどこですか?を翻訳してメモっておいたんですけど、中国語で返ってくるからわけがわからないのです。

ジェスチャーで、あっちなのこっちなのと四方を指さすと、私の斜め後ろを指さすので、そっち側に歩いてみます。

で、行ってみると、なにやらだだっ広い広場があります。で、その先になにやら大きな建物が見えます。でも、駅の表示がありません。屋根部分に銀行とかもろもろの広告が見えるんですけど、建物自体の名前が書いていません。

でも駅っぽい。

駅っぽい気がする...。

そこで、広場にいた物売りのお姉さんにもう一度聞いてみます。すると、またしても中国語で返ってくるので、私はまたもや、指差しで聞いてみます。駅はあっちなの?と。

するとお姉さんはどこも指差さず、みたいな表情。

...翻訳間違ってたのかな。

まぁいいやと思い、広場の向こうまで歩いてみることにしました。建物に近づくと、中国語でチケット窓口の表示。

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やっぱここじゃん(´・_・`)

肝心の建物名がないけど(よく見たら銅仁の表示がありますね)、チケット窓口とか待合室とか荷物預かり所とかある時点で、コレじゃん、コレが駅じゃん!

お姉さんの反応が腑に落ちないですが見つかったのでまぁ良かったです。

さて...。

駅に着いたはいいのですが、時刻はまだ17時過ぎ。

私が乗る予定の電車は、午前1時24分発の寝台なのです。

暇です。

すごく暇です

かと言って、この街をブラブラするのも、なんだか気力がわきません。荷物預かり所あるけど、もう、預けずにそのまま広場でぼんやりすることにしました。

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広場には、たくさんの子供達がいて、バトミントンをしたり、駆け回っています。駅前が市民の憩いのスペースになってるんですね、いいことだなぁーと思って見ていると、

日が暮れて、

音楽が流れ始めます。

ズンズン系の。

...。

知らなかった。

中国人は、やっぱりみんな、パーリーピーポーだったんだ!鳳凰の夜を思い出しました。

なお、広場の夜は、ズンズン系の音楽が鳴り響く中、大人も子供もローラースケートを楽しんでいます。みんな超うまいです。華麗な足さばきです。そして常に爆竹が鳴り響いています。ああこのノリは...。昼間は微笑ましく見守って入られたけれども、夜のノリは私の苦手なやつ...!

結局夕食も含めて21時過ぎまで粘りましたが、その後大人しく駅の待合室に入ることにしました。

中国語では、寝台のチケットを持っていた場合、専用の待合室がある場合があると聞きましたが、今回はまさにそれで、いつものごとくセキュリティゲートを抜けてバックパックを、背負い直そうとすると、駅員のお姉さんがなにやら話しかけてきます。どうやら私の大荷物を見て寝台の客と判断したようで、あなたの乗る電車はなんなの、寝台ならあっちよ、てなことを言っているのだと思われます。チケットを取り出してお姉さんに見せると、お姉さんはうんうんと頷いて、あっちよとソファー付きの待合室を示します。

そ、ソファー!!( ´ ▽ ` )ノボロいけどふわふわのソファーがある!やばひ!寝台の待合室をなめてました!ボロいわりにふわふわですよ!

そして中に入ると、別のお姉さんがまた何か話しかけてきます。どうやら荷物を置く場所と、お茶が10元で飲み放題だということを教えてくれているようです。語調は激しいですが親切です...!

そして壁際にはコンセントの差し込み口がいくつか...。さらによく見ると壁にWiFiの案内がヽ(;▽;)ノ

寝台の待合室、なかなかイイ!!

ということで、電車が到着するまで、ひたすらkindleで漫画読んだり、うとうとしたり、ネットしたりして過ごしました。それでもやっぱり長くて暇でしたけれどね!

で、さすがに眠気もピークに達した頃、電車の到着を知らせる案内があります。なぜか私服姿の駅員さんに、ホームまでのよくわからない道を案内されます。まったく表示がないんですね。待合室を出ると、え?外?という状態で、駅員のお姉さんについていかなければホームがどこかわかりません。うーん、中国、あなどれない。

そしていよいよ電車が到着しました。

中国の寝台は、乗り込む時に車掌に切符を預けます。かわりに自分の寝台の番号をかいた預かり証を受け取りますが、降りる時までそれを失くさずに持っておかないとやばいことになるらしいです。具体的にどうなってしまうかは、謎です。

中に入るとすでに消灯後で、真っ暗でした。私は5番中段なのですが、いったい5番とは、右からなのか、左からなのか、案内が見えないのでまったく分からず。左から5列目中段が確かに空いているのですが、布団が明らかに使用済みで、生暖かいのですよね。

誰か寝てたな、こりゃ。

たまたますれ違った欧米人にこれここかな、と聞いてみると、ここだよ、とのことなので、もうここに寝てしまいます。えいっ!

うーん、この、謎のぬくもりティ。うーん...。

私の寝台は日本でいう二等寝台なので、通路から丸見え、男女ごちゃ混ぜ、三段になっているので天井も低いです。それはそれはカオスな状態を想像していましたが、案外、まともかもしれません。ぬくもりティ以外は。

そんなこんなでいつの間にか寝てしまい、4時とか5時にちょいちょい目を覚まし、7時前には明るくなりだしました。

さて。

到着まで、まだまだあります。到着は、午後2時過ぎです。それまでに、最低一回は、おトイレをすませねばなりません。人間だもの。

いつ、

いつ行こう?

こういったところのおトイレは緊張します。汚そうだし、線路に垂れ流し方式です。停車中は使わせてもらえません。トイレのドアに鍵をかけられます。

うっかり、停車間際に入ろうものなら、悲惨です。ここは、発車直後を、狙うべく、次の停車中に席を立とう。

そう思った私は、朝8時頃停車した、なかなか大きな駅で、トイレに向かいました。この電車が再び動き出した時が、私のおトイレタイムなのです!

...。

電車は一向に、動き出しません。

一向にです。

何人かの中国人が、洗面所を訪れては、かーっぺ!!をやっていきます。

それでも一向に動き出しません。

ある中国人は、私の横で大変な長電話をしています。大変長いです。そして、早口です。その長電話が終わっても、電車はまだ動きません。

結局、1時間半くらい待たされました。

良かったです。

自分が、トイレが近いほうじゃなくて。

中国、侮れません。

さて、懸念していたトイレの衛生状態は、うん、まあ、思ったほどひどくありません。ただ、入った瞬間、なんとも言えない、ツンとした刺激臭がしました。

それくらいです!

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遠慮がちに撮った車内。

その後はベッドの上で軽く寝たり、窓の外を見たり、昨日買って余ってたお菓子をたべたり、kindleで漫画を読んだりしながら、ひたすらダラダラ過ごしました。

で、到着しました!成都!( ´ ▽ ` )ノ

都会でーす!!地下鉄が、上海そっくりでわかりやすいです。でもやっぱり写真がありません。だって、荷物持ってて、余裕ないんですもの。

成都東駅に到着した私は、地下鉄と路線バスを乗り継ぎ、日本人バックパッカーにあまりにも有名な「Hello Chengdu International Youth Hostel」にチェックインしました。

さてさて、成都では、やらなきゃいけない事がたくさんあるのですが、うまくいくのやら...。

アクセス失敗レスポンスの形が不正