目次

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こんにちは〜!やらかし系旅人、私です!!

現在地はアメリカのロサンゼルスです!

さぁ、引き続きやらかして参りましょう!といっても、あんまり面白おかしくまとめられる程の文才はやっぱりなさそうなので、今回の記事は赤裸々でちょっとしみったれた内容になりそうです。めんどくさかったらアメリカレンタカー編は読み飛ばしちゃったほうが良いかもよ!

ということで前回、ん?なんかちょっとみんなバラバラな気がすると感じさせる何かがあったベガス1日目。

いよいよレンタカーを借りて、最初の目的地へ出発だよ〜!!!

ところで遠くの街へ出かける前に、これからのシェア飯で必要なものを買い出しに行かないとねっ!

と言う事でまずはREIという充実のアウトドアショップに買い出しです。

そこにつくなり、ガスを見に行くA。ちなみに、AもCも二人とも山男。こういったものは扱いなれています。あれ?でも、ガスかぁ。キャンプサイトでは、てっきりキャンプファイヤーでまとめて調理しちゃうものだと思ってたけど...( ゚д゚)だからフライパンとかを買うのかなって...あれ?

仲良しのAとC、ふたりでガスを一個買って、どれくらい持つかの相談をしています。

...

ん...?なんか、違和感...。

そ~なのです。グループ旅でキャンプ生活。

私は特に疑いもせず、アフリカレンタカー旅のような暮らしを想像してしまっていたのです。

あのときも、今と同じ4人で、フライパンをシェアして毎日バーベキューしたりご飯を作ったり。みんなでやればいうほど手間もかからないしね。

でも、どうやらAとCは違っていた。

「え?シェア飯?だってガスでやるのは時間がかかるし、キャンプファイヤーするなら昼からじっくりやりたいしね。俺らはもう十分すぎるほどやってきたし、食事は各々でいいんじゃない?

あ、そーすか...。( ゚д゚)

各々とは言いつつ、自分たちはいつでも二人行動な事に若干の引っ掛かりを覚えつつ、グループ旅ってこういう事だっけ?とモヤモヤ。

これはまさに旅のスタンスの違いでした。

AとCはグループ旅とは言いつつ基本は個人主義で、私とBはよくあるシェア旅派。シェア飯作ったり、いろんなことを共有してお得にしたり楽しんだり。しかも私の場合、アフリカレンタカー旅をスタンダードとして凝り固まったイメージがあったのがギャップを感じる原因でした。

ということはAに誘われてAが実質の発起人だったこの旅だけど、あくまで行程と足をシェアするだけで、みんなであれしよう、これしよう、とは違うのだな。もちろん、そういうのも想定してるだろうけど、なんだか私は、人よりもグループ旅に対する「修学旅行感」が強いのかもしれない。

しかしこのときは、そういう旅に関するスタンスの違いに、まだはっきりとは気がつけなかったのです。

え、1人でどうにかって、どうしよう、キャンプファイヤーだと思ってたけど...(アフリカの前例があるとはいえ、完全に他力本願である)。とオロオロしているうちに、Bは私よりずっと先にスタンスを変えていました。

Bは日本でも自転車またはバイク旅を検討していたらしく、どのみちこういったアウトドアグッズが必要になるだろう、と購入を決定。私は...どうしよう...。きっとここでしか使わない...。

迷った結果、Bにお願いして、購入費を多少負担するので、今回の旅では私にも一緒に使わせてください、とお願いしたのでした。よーし、ご飯問題、解決っ!!!

さてさて、諸々用事が片付いたら、今度こそ出発しますか!まずは日本人にも意外と有名な観光地、セドナに向かいます!そしてその途中、ルート66を通るよ〜!!!

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はいっ!ここが何やらルート66で有名な老舗のお土産屋さんらしいです。

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中はこんな感じっ!(・∀・)ここ、すっご〜くお土産が充実していました!

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そしてその近くにあった定番の写真撮影スポット。

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すっかり良い時間になってきました。それにしてもアメリカの貨物は長いなぁ。

そんなこんなで暗くなってきたころ、我々はこの日の目的地であるフラッグスタッフに到着。スーパーで各々の夕飯を買いつつ、今夜のモーテル探しをせねばなりません。

...。

スケジュール表的にはキャンプ泊だったんですけどね、何か、自然とモーテルという流れになってた。まだ私がキャンプ場の探し方をよく分かってなくて、あたりが付けられていなかったというのもあるし、暗くなっていたので今から行ってもキャンプサイトの空きがあるか不安だったって言うのもある。何よりみんなが快適さを優先させた結果のモーテル。

奇跡的にWalmartというアメリカ滞在中何度もお世話になる大型スーパーの目の前に、モーテル6というお安めのモーテルを発見(・∀・)無事、宿決定となったのでした。

宿決定となったからにはアレをしなければなりません。ええ、モーテルはまたしてもダブルベッドが2つです。

配置決めじゃんけんである

部屋につくなり、当然その話題になった我々。今日こそはベッドを獲得したい(しかしその場合、一番に勝ち抜けなければそれは叶わない)と思っていた私。ベッドに関する議論は昨日散々やったはず。さぁじゃんけんだ!!!

「え、今日もじゃんけんするの?」

...( ゚д゚)

私「いえ、私のわがままで私だけ1人で寝たいと言っているので、今日は私が床で寝ますよ。ベッドは3人でじゃんけんしてください。」

ただの短気である。ぶっちゃけ痩せ我慢でした。しかし男性陣3人からすると、私が床で寝たがっているのはただの意地であり、意味不明なことだと思われているに違いありません。いや、確かにこの時点で私は意地になっていました。

理解不能かもしれないですが、わたしにとっては、本当に床で寝ることは問題ありません。流石にバック・パッカー歴が長いからです。その点でいうと、今回のメンバーで1番床で眠ることに身体的にダメージが少ないのもおそらく私です。あとで聞きましたが、Cは腰が悪いので床で眠ることが続くならお金を出しても他に部屋をとった方が良いと言っていました。良かった、知らずに無理をさせるところだった。そんなわけで私は本当に平気でした。じゃんけんの機会は欲しかったけど。

でも、床に眠るのは平気でも、彼氏でもない男性と旅仲間だからって同じベッドで眠るのはイヤでした。女性なら当たり前の感覚だと私は思っていたのだけど...。

しかし本心から床を望んでの発言でないあたり、私の短期さがここで露呈していますね。自覚のある第一やらかしはここかもしれない。

とにかく2日目の夜は、自ら床寝に名乗りをあげた私。

すると、「マジで?そんなに意思が硬いの?」

それなら...と何かを取り出すC。彼のテント泊用のマットでした。山男である彼は空気を入れて膨らませる、かなり性能の良いマットを持っていました。それを貸してくれるらしいのです。

「本当は昨日貸してあげれば良かったんだけど、1日床寝したらもうあきらめるかなと思って...。でもそこまで揺るがないのならこれで寝てください。」

なるほど( ゚д゚)

しかしこんな高そうなもの...。しかもカスみたいな肺活量の私に変わって空気を入れてもらって...。ありがとう。申し訳ないです。

Cはいつも本当にこの4人の中でなんだか馴染めていない私に対してとても気を使ってくれていました。もう感謝しかない。

でもね、でもね。

違うんだよ。たとえ初日の夜がどんなに寝苦しくたって、それが続いて辛くたって、私がこのメンバーの誰かと同じベッドで寝る選択肢はないんだよ。

だって、私は女なんだもん。30代でも女は女。そこの垣根まで取り払いたくない。

でも、なんの悪意もない「1日寝たら諦めると思っていた」という発言に、そういう事だな、と思ってしまったのです。

きっとこれはみんながそう思っているんだろう。いつか私が折れるって。

まぁ折れなかったんですけどね。

その夜はCの貸してくれたマットのおかげでかなりよく眠れました。ありがとう。

しかしそういう価値観のズレにかなり戸惑いつつ、理解されないモヤモヤに悩まされつつ、結果自ら進んで貧乏くじを引く羽目になったことに理不尽にイライラしつつ、迎えた3日目。この日は某芸能人カップルなんかも訪れて、日本でも有名になったセドナを観光です!

ちなみにセドナは見どころがたくさんあるので3泊予定。しかし、ここ、フラッグスタッフからだと片道1時間くらいかかって微妙に遠いので、いったんモーテル6をチェックアウトしてセドナの街で宿探しをし、だめだったらまたモーテル6に戻ってこよう、ということになりました。

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さぁいよいよセドナの街へ!

うねうねした道を進む度に赤茶色の岸壁が姿を表す絶景の中をドライブします。

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なんだかいろいろと見どころのあるセドナ。この日はデビルズ・ブリッジという所に行く予定。さぁ、いざ、トレッキングスタートです!

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ハイ。デビルズ・ブリッジとはこんなとこ。早っ

しかし絶景かな。

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帰り道に隠れミッキーを見つけました。

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デビルズ・ブリッジが思いの外早く終わったので、お昼の前にボイントン・キャニオンというなんだかソワソワする名前のスポットへ。触ると子宝に恵まれるらしいよ。

まぁサクサク紹介してはいますが実際にはそれなりに歩いたり疲れたり途中で写真を撮ったりしています。しかしこの時の詳細な様子を話してもあまり楽しくはありません。私はあんまり馴染めていなかったからね。

もちろんそれは単なる気のせいかもしれない。私の自意識過剰かもしれない。

でも、なんというか、以前から、私が何か発言をすると、「それ、俺に言ってる?」とか、「え、何それ独り言?」とか、そういう返しをされることが多く。要するに、私の発言がことごとく会話として成り立たないようです。以前はそれを単なるイジりだと思っていたものの、気が付かないうちに事態は深刻になっていて、今ではイジりではなく、無視に変わっていました。

みんなの会話の中に加わろうとしてもスルーされる。

なんだか入りづらいし、マンツーでも話しかけづらい。

メンバーに女性がいたら、少しは変わっただろうか、それも今となってはよく分からないです。

解散後に指摘されたことによると、私の発言が、空気を読めていなかったことや、言葉の癖も原因でした。たとえば、「って〇〇ですよね?」とか、「って〇〇じゃないですか?」とか、「〇〇ありましたよね?」とか、そういう言い回しが多いこと。ある程度の経験を積んでいるみんなからしたら、違和感しかなかったらしい。言い訳になるけど、私としては必ずしも同意を求めているとか、知っているのが当たり前とか、そういうニュアンスで言っているのではなくて、単に言葉遣いの癖が全面に出てしまっていたのだけど、聞いている方からしたら、かなりウザかったんだろうな。

とにかく、みんなはみんなで私の発言がウザかったかもしれないし、私は私で無視されることが続くのがしんどかった。特段仲良しと言える相手もいない(以前は、仲良くやっていたつもりだったけど、急にぎこちない関係に変わった)、少人数の4人グループです。時間がたてばたつほど、この4人の中にいることが、気まずくなってきます。

そういう気まずさを感じだした中での、ボイントン・キャニオンからセドナの街へ向かう車の中で、私の第2やらかしは起こります。

話題はデビルズ・ブリッジについてでした。「ああいうのもいつかは浸食が進んで崩れるのかな」「誰かが記念撮影をしているときに崩れちゃったり...」

私「あ、そういえば数年前にモロッコのああいうアーチが崩壊してましたよね!

今となってはまさにみんながウザがっていた例の言い回しをドンピシャで使っている事が分かりますね。そしてこの発言は案の定スルーされたのです。

急に車内に訪れた沈黙。

理由もわからずまたしても無視された私はついカッとなり、

え?これすら無視?

とキレてしまったのです。

するとA、「だって前に無視しろって言ったじゃん。」

...前に...無視しろって...?( ゚д゚)

そういえばそうかもしれない。まだ単にこのやり取りをイジりだと思っていて、「何それ独り言?」「俺らなんて反応すればいいの?」と言われたときに、「独り言ですー。いちいち反応しないでください。」というようなことを言ったと思う。

でも、ことごとく無視されるとは思っていなかった。

私「そうですか、そんな事言ってましたっけ。そうかもしれないですね...。そんなつもりじゃなかったんですけど。誤解させたようならごめんなさい。

私はこの時、まだこのやり取りが度を越したイジりだと思っていて、それに対して「ほっておいて」と言ったことで自らこれに拍車をかけてしまったと思い、誤解を与えたことを謝りました。お互いに誤解があったのでその事を謝罪しあえば終わると思っていました。

しかしAからすれば、私の空気を読まない発言に対して疲れており、無視はその結果の対応であったので、なんら謝る必要はなかったのでしょう。

一瞬の沈黙のあと、私はAからの謝罪がないことに憤りました。そして...

私「ま、私は謝りましたけどね。

もう泥沼である( ゚д゚)

短気短気とは思っていたけれど短気にもほどがある、自ら導火線に火をつけにいくスタイル。とにかくこれで決定的に私とAの関係は悪化したと言えましょう。

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まぁそういうのはおいといて、この日はエアポート・メサという夕日スポットを見て終了。

ちなみに、夕焼けまでの間にセドナの街で宿探しをしたのですが、あらゆるモーテルやゲストハウスを回ったものの、予算が合わずに断念。結局はモーテル6に戻ることになりました。

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夕日より、沈んだあとの方がきれいだったかな...。

さてモーテル6に戻ってまいりました。一度退出してるのでまたしてもベッドの配置決めをしなければなりませんね。今度は私が言うまでもなく始まりました。

男性3人で。

...( ゚д゚)

あ...そうだよね...。

ごめんね、私は確かに意地になってたけど、でも、昨日1日だけのつもりだった。まさかここから先、毎日床を引き受ける事になるとは思っていなかった。そりゃあ、じゃんけんの勝率でいったら、私が床に寝ないですむことなんてめったにないだろうけど、このじゃんけんの輪からナチュラルに外されることはけっこう衝撃だった。

でも、自分から言い出したことなので、それを嘆いたらただの察してちゃんになる。

モヤモヤの中で眠りに付きました。

長くなったのでいったん切ろう。続く!

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