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お疲れ様です。

本日はおとといフラグを立てていた「張家界といえば!あの!」の、武陵源に行ってきました。

武陵源?なにそれおいしいの?な貴方にわかりやすく説明すると、アバターの背景のモデルになった中国随一の絶景スポットです。

とても広い。そして高い。

ずーっと前からすっごーく行きたくて、チケットは3日券と7日券があるくらい見所の多い場所なんですが...。

うーん、ぶっちゃけ不完全燃焼?

霧が全然なくて晴れ過ぎてたせいなのか、中国人酔いしたせいなのか。多分ぶっちゃけ後者です。

なんていうか、こう。スケールはすごいし、本当にすごいところなんですけどね、それよりも周りの中国人に圧倒されて、あんまり浸れないというか。

ここは、というビューポイントでは必ず人だかりで、武陵源地域の少数民族の民族衣装をきて記念撮影してて、老いも若きもポージングがハンパなくて、なんか、それ見て、勝手に萎えてしまったよ...。なんか、すみません。ごめんなさい中国の人...。

さてそんな武陵源ですが、私は萎えてたけど本来は見ごたえのある場所なので興味のある方はぜひ行ってみてください。聖地巡礼。

武陵源に入るゲートは大きく3つあって、私はそのうちの一つ、武陵源ゲートから行きました。

武陵源に宿を取っていれば徒歩でゲートまで行けるんですけど、私の場合張家界永世区に泊まっていたので、武陵源地区まではバスで約50分かかります。

うーん、バスの写真とか、バスターミナルの写真とか、役に立つから撮ろう、撮ろうと毎度思うんですけど、忘れちゃう。テンパってるんですよね。基本的に。

武陵源につくと、円形の交差点(ラウンドアバウト?)でおそらく下ろしてもらえます。あらかじめ用意しておいたgoogleのオフラインマップで現在地と方向を確認したら、川沿いにまっすぐ進めば武陵源ゲートにつきます。交差点で降りられなかったら、おそらくバスターミナルまで行ってしまうので、若干距離がのびます。

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ここがゲート。なにやら大掛かりな施設を建築中な模様。ここでセキュリティチェックをうけてから建物に入り、チケットを購入します。私は3日券を買いました。1日券はない気がします。

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その後ゲートを通りますが、その際、チケットのチェックの他に指紋も取られます。なんか厳重ですね。なんで指紋なんて取るんだろう...。

武陵源景区内の移動は無料シャトルバスを利用するので、ゲートを抜けたら、まず、目的地行きのバスに乗ります。乗り場は、目的地別にレーンが分かれているんですけど、実際並んでみると、最終的にがちゃんこされるので、実際どこに向かっているのか、私的にはギャンブルでした。なんだろう。このレーン何なんだろう、怖い。

とりあえず最初は、歩き方的オススメにしたがい、天子山ロープウェイというところを目指すことにしました。念のため、スマホ画面で歩き方の1ページを表示し、ここに行くの?と確認をとります。行くそうです。ほんとかな。

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バスからの眺め。いい感じの湖が見えました。

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で、つきました。天子山ロープウェイ。良かった。あってた。

歩き方では片道52元のはずでしたが、値上がりしてました。72元。うーん、イタすぎるよ。

ロープウェイはあまり混んでなくて、8人乗りに一人で貸切でした。しかも昨日の天門山よりずっと立派。これなら落ちなさかそうだわー。

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で、天子山ですが、アバター的風景はここに来ないと見られないという話を聞いたことがあって、きてみたのですが、うーん。わかんない。見覚えないですね!って感じでした。

なのでロープウェイを降りてすこしパシャパシャしたら、すぐに次のバス移動。

...。

バスで来られるんならなぜこんな高いロープウェイに乗ってしまったのか。判断ミスを嘆きます。

あー、やっちゃったな。やっちゃったよ。

で、バスに乗って、すぐに次のポイント。賀龍公園なるところに来ました。

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マックがあります。しかもどデカイです。マック先輩の底力を感じましたよね。

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でも、私はマックじゃなくて、こっちを食べましたけど。10元でした。牛肉で、ちょっとクセがあるので日本人には無理な人もいるかもしれないです。私は美味しかったですけど。よかった。好き嫌い少なくて。

あ、昨日は「こういうところって、味はイマイチ、値段は高い」なんてイメージを口走っていましたけど、天門山と違って、武陵源はやたらいろいろ売ってるんですよ。つい、食べたくなっちゃうんですよ。わかるでしょう?ちなみに、昨日宿の近くで1元で食べた肉まんよりずっと美味しかったです。

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さて、とりあえず遊歩道があるらしいのでぷらぷらしてみます。一瞬、「はぁーどこに行っても人、人、人」という日本語が聞こえたのですが、私と進む方向が逆だったので、追いかけられず。

日本語聞いたの久しぶりでした。

なんかすでに日本人が恋しいかもしれません。これはいよいよ中国人酔いです。中国では、日本人どころか、欧米人すら珍しいのです。

だからかなー。すごくアウェイ感を感じる。東南アジアではそんなに感じないんですけどね。あそこは外国人めちゃ多いですもん。

で、散策を終えたら次のバスへ。どこに向かっているんだか分からないけど。私的には、袁家界ってところに行きたいんですけど。

不安の中、バスに揺られること約40分。おいおい、ずいぶんさっきと違うんじゃないの。さっきと違って距離があるんじゃないの、と思っていましたが、なんとか、奇跡的に、完全にたんなるマグレで、目的地に着いちゃいましたなこりゃ。

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そして、今回はケンタ先輩の底力を感じましたよね。

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例のアイツがいる...。ここは...ここな気がする...!!

なーんて思った時期が私にもありましたが、やっぱりよくわからなかったです。なんか、どれも結構同じに見えちゃう。

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これは天下第一橋っていうやつです。天然の橋なのかな。鍵がいっぱいついてあります。願い事かしら、それともまた例によってカップルのアレかしら。

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ほらね、こっちから見ると、橋になってるでしょ。わかりますかね?

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おかしい、まだ、まだなんかしっくりこない。これだけアレこれ見ても、まだコレジャナイ感があるのです。私はバスには乗らず、金鞭渓景区なる場所を目指してひたすら渓谷を下ることにしました。

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下っている途中。ここからどんどん目線が変わっていきます。

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お花が咲いていたりもします。多分、今っていい季節なんでしょうね。

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めちゃめちゃ下るので、疲れてカゴに乗る人もいます。でもあれって結構怖いらしいです。

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で、そろそろ、もう本当にくたびれたんですけど、って頃に、こんな風に見上げられるポイントに到着します。

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これ、正解だったなー。下界は、上界より若干騒がしくないし、暑くないし、清流が大変清々しいし。川遊びしちゃう人もいるし。

私も、一人じゃなかったら、入りたかったですね。だって、暑かったんだもん。

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橋なんて渡っちゃったり。

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その後も、「あ、もうそろそろ結構です」ってくらい歩いて、ようやく地図のあるポイントまでやってきました。おやおや、これは。この地名は...。

うーん、私、相当歩いたんだな!

と、実感します。

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やっぱり私は、上からの眺めより、下からの眺めの方が好きですね。最初は、上から撮った写真ばっかり見てて、それに憧れてたはずなんですけど、下から見上げる感じ好きだなぁー。わたし、見上げる方が好きなんだなぁー!

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で、ですね。頑張って、案外遠くまで歩いちゃったおかげで、明日来ようと思っていたところにちょっと片足踏み込んじゃったんですよ。

おまけに私は中国人酔い。

なんかこう、もう、十分かな、となってしまいました。3日券買ったけど、1日でお腹いっぱいになってしまったのです。おかしいな。アンコールワットの時は、3日券じゃ物足りない感満載だったけど。

ここはね、なんというか、私、富士急のええじゃないかに乗りたすぎて同行人を待たせて一人で1時間強も並び、挙句大学生のウェーイ集団に挟まれて真顔で乗車し、寂しさと虚しさのために泣きながら帰ってくる、というのを過去にやったことがあるんですけど、そういうアレを感じます。

中国人が、楽しそうすぎる!

中国人が、武陵源でウェーイし過ぎているのです!!!

だからもう、お腹いっぱいかなって。

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と言うことで武陵源観光を終えて張家界永世区に戻ってきた私は、宿に荷物を置いた後、張家界駅まで切符を買いに行きました。

そうです。

3日券が大変もったいないですが、移動します!なんかそんな気分だから!

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ところで、今日の晩御飯はこういう所で食べたんですけど、

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この辺のお店は、どこもこの様なお茶が無料でついてくる様で、これがまぁうまい。美味であります。何杯でもイケます。

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で、ご飯はというと、いつもメニューの漢字から適当に推測して頼むんですけど、今日はだいぶ予想外にベジタリアンな仕上がりになりまして。お、ミスったか?と思ったんですけど、豆がいい感じにホクホクで、これもまた美味であります。体質改善されそうな予感でございます。

このお店、オススメですね!

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