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こんにちはー!!!

前回更新からだいぶ時間がかかってしまいました!私です。
前回、ようやく長らく滞在したアスンシオンを抜け出し、イグアス居住区に移動した、とご報告いたしましたが...。

なんと現在またまたアスンシオンです( ;∀;)
ちょっとスケジュールがうまく行かず、一度は去ったアスンシオンに舞い戻ってきてしまいました。
気づけばアスンシオンだけで2か月...。
うっかりしたらパラグアイ滞在も3か月たってしまいそうです...。それだけは避けたい!!!

なので週明けあたり、今度こそ、国を跨いで移動しますよ!!!行くよ!ほんとに行くよ!!!

さてさて、移動前にいい加減アフリカ編を終わらせたい、ってことで真面目にブログ更新です。
今日はナミビアレンタカー旅編、ラストです!!!

前回、スワコップムント周辺をがっつり観光した我々。

この後は、いよいよナミビアレンタカー旅の最終目的地、ナミブ砂漠を目指します!!!!

ところで、スワコップムント滞在中、実は旅の仲間が一人増えました。
それは、韓国人の若者、ゴヌ。
彼は超短期でナミビアに来ていたので、レンタカー仲間などを見つける暇がなく、自力で首都のウィントフックからスワコップムントまでやって来たそう。本当はスワコップムントで砂漠ツアーを手配し、その後すぐにウィントフックアウトの航空券で帰らなければならなかったそうなのだけど、たまたま我々日本人4人組に出会い、一緒にナミブ砂漠やウィントフックを目指すことに。

ゴヌ、日本人の中に一人だけで心細いかもしれないけど、よろしくねっ!!!('◇')ゞ

という事で、2泊したスワコップムントの宿を朝早く出発し、5人でナミブ砂漠観光の拠点、セスリムキャンプサイトを目指します( ´ ▽ ` )ノ

スワコップムントからセスリムまでは、ほぼほぼCの道。
オプウォからスケルトンコーストまでの悪路のトラウマがあるので、十分な余裕をもって発車したのですが、行ってみると、さほど問題のある道はなく、快調に進みます( ´ ▽ ` )ノ

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セスリムまであと少し。野生のオリックスをたくさん見かけました( ´ ▽ ` )ノうーん、良い景色だなぁっ。

早め早めに移動したことが幸いし、午後4時ころ、日没までは十分時間がある時間帯にセスリムキャンプサイトに到着。チェックイン手続きをします。さて、ここのキャンプサイトでは、スタッフによる観光の順路についての説明がありました。

我々が事前に調べていた情報によると、みんな、1日目の日没をDune45という巨大砂丘で迎え、翌朝の日の出を、デッドフレイという砂漠で迎える、というのが定番コースで、我々も当然そのコースで行こうと思っていたのですが...。

セスリムキャンプサイトのスタッフが言うには、1日目の日没はDune45よりキャンプサイトに近いElim Duneで見て、2日目の日の出をDune45で見た後、デッドフレイに移動するように、とのこと。

というのも、他の国立公園同様、このキャンプサイトもゲートが空く時間、閉まる時間が決まっており、夕方にDune45へ行ったのでは、ゲートの閉門に間に合わないというのです。むむむ、そんな話聞いたことないぞ...( ゚Д゚)

しかし、何度聞いても、一日目はDune45ではなくElim Duneに行くように言うスタッフ。スタッフがそういうのだから、と、我々は素直に従う事にしました。

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そして到着したElim Duneの入り口( ゚Д゚)

...あれ...っ。

なんか、

草ボーボーですけど...( ゚Д゚)

まぁ、マップを見ると、ビューポイントまではここからかなり歩くので、きっとこの砂丘を登り切った先に、みんなのイメージする美しいナミブ砂漠があるのでしょう...。

そうと信じて歩き始める我々。
前日にDune7というナミビアで一番の巨大砂丘を登っていたものの、やっぱり砂漠トレッキングはかなり疲れます。しかも今回はとげとげの草がボーボーなので、裸足で歩くとちくちくが痛すぎて歩けません。サンダルで歩くと足の指で砂を踏みしめられないので余計に疲れる...(;´Д`)

はぁはぁ。

はぁはぁ。

はぁはぁ。

あー、またしても、私だけはるか後方に(;´Д`)

それでもその先に、草のない絶景が広がってると信じて、歩いたんですよ。頑張りました。

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見てごらん。

ボーボーだろ。草が。

まぁ、登れども登れども草、なくならずなので、後半は何となくそんな気もしていましたが、実際ここが頂上だよ~と言われるとがっかりします。

なんなんだよ。

なんなんだよ、Elim Dune(;´Д`)

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とりあえず今からDune45はとても間に合わないのでここで夕日鑑賞です。畜生が。

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そして日が落ちたら速攻で下山です。
空が美しいグラデーションに色づくマジックアワーが訪れようというのに、そんなものに浸る間もなくひたすら下山。悲しいかな、ゲートが閉まってしまうのです(;´Д`)

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あれですね、砂漠観光って、意外とロマンチックなものじゃないんですね。時間との戦いなのですね。

さてさて、話はガラッと変わりますが、夕日観光が終わって閉門前にゲートをくぐり、キャンプサイトに戻ってくると、もうキャンプサイトのミニスーパーは開いていません。なので飲み物類は事前に買っておきました。

でもねでもね。ここはナミブ砂漠。そんなに早くジュースを買っちゃったら、帰って来るころにはぬるくなっちゃって全然美味しくないよ?最後のバーベキューは冷え冷えのコーラで乾杯したいよ??

どうしてもキンキンのコーラが飲みたい私は、ミニスーパーではなく、高いけれど隣のバーでコーラを買う事に。バーなら夜遅くまで開いてるからね!!高いけど!!!

という事で、事前にバーの店員にコーラの値段を尋ねる私。おっちゃん、コーラ1缶、いくらだい!?

おっちゃん「コーラ?コーラなら、ここより隣の店で買ったほうがずっと安いぞ!!!」

私「うん、知ってるけどね、でも、隣の店は7時で閉まっちゃうでしょ?私はキンキンに冷えたコーラが飲みたいからさ!!」

おっちゃん「なんだ、それなら、隣の店で買ったコーラを、うちの冷蔵庫で冷やしておいてやるぞ!!!

私「えっ!!!!!!マジですか!?????(*'▽')」

アフリカの人はやさしい...。それを再確認したエピソードでした。バーで飲み食いしない私のために、隣の店で買ったコーラを冷やしておいてくれるというおっちゃん( ;∀;)

こんなにうれしいことはありません( ;∀;)

キンキンに冷えたコーラ。暑い国で絶対に譲れない私のこだわり。ありがとうおっちゃん、また夕方にね。

そんなやり取りを経てからの、Elim Duneから帰宅した私。

冷蔵庫に預けたコーラの存在をすっかり忘れて、車で自分のキャンプ地まで戻って来てしまいました。
さぁ、バーベキュー準備を始めようか!!!という事でハッと気が付いてしまいます。

あっ...( ;∀;)そういえばコーラ、バーで冷やしてもらってたんだった...( ;∀;)

バーはキャンプサイトの入り口にあり、我々のテントはそこから1キロくらい奥に行ったところです。
ああこれは、歩いて戻るしかない...(;´Д`)

みんながバーベキューの準備を進める中、申し訳ないですが私だけこだわりコーラを受け取りに入り口に戻ります。あたりはすっかり暗くなっていました。スマホのライトを消すと、前後5メートル先に何があるかも分かりません。

...。

...スマホの充電が残り20パーセントを切っているぞ...!!!!(; ・`д・´)

ほんとね、このキャンプサイトね、外灯が一個もないんですよ。

でね、車の轍すらね、良く見えないんですよ。まぁ、砂漠ですしね。

遠くにぽつ、ぽつと、トイレなどの明かりが見える...。だがしかし、超絶目の悪い私には、それらの距離感がうまくつかめない...眼鏡しているくせに...。

私は思った。

GPSに頼らないと、マジで自分所のキャンプ地がどこだか分からない(; ・`д・´)

そしてね、1個1個のキャンプ地がね、かなり離れているんです。だからね、余計にね、自分所のキャンプ地がどこにあるのか分からないのですよ。

でもね、GPSを使って歩いているとね、電池すぐなくなっちゃう。

急いでマップを閉じる私。とりあえず、レストラン&バーまでは、ここをまっすぐ行けば着きそうだ、というところを、ライトなし、マップなしでひたすら進みます。そしてようやくレストラン&バーにたどり着いた私。おっちゃんから預けていたコーラを無事に受け取り、さぁ、いよいよキャンプ地に戻ります!!!

たぶん、この道を、

うすぼんやり見える轍にそって、歩いて行けば...

...。

...(; ・`д・´)

......あれ?いつの間にか、反対方向に進んでいるよ...????

いやいや、本気です。私は本気です。本気で真面目に歩いているつもりなのですが、まさかのキャンプサイト内迷子。

これはバッテリーの残り少ないスマホで、GPSに頼るしかない!!というのに、そういう時に限ってGPSの効きも悪いんですよね。マジで焦ります。

まぁ、最終的に、何とか、やたら時間はかかったものの、無事にキャンプ地にたどり着けました。
ジュースも、まだちゃんと冷えてます。夜だからね(;´Д`)

ほんとね、キャンプサイト内で遭難とか、シャレにならないです。まぁ、大丈夫だったんですけど!!!みんな、スマホの充電は、こまめに確認しましょうね。

え?コーラ?

美味しかったです。おっちゃんホントにありがとう( ´ ▽ ` )ノ

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そんなアホみたいな夜を経て、翌朝。

この日はいよいよ大本命、Dune45とデッドフレイ観光です!!!まずは早朝、ゲートの開門と同時にDune45へ。登山口までも45キロくらいあるので、悪路だったら朝日に間に合わないんじゃないかと冷や冷やしましたが、この道路、完全に舗装道路でした( ゚Д゚)表示的にはDの道路なんですけどね。なんなんだ、いったい。まぁうれしい誤算です。

そしてさっそく大砂丘を登り始めます。よーし今回は草なんて生えてないぞ!!!

はぁはぁ。

はぁはぁ。

くそっ...。何度やっても砂漠トレッキング、慣れません。でも最初のDune7よりはずっとずっとましなので、イケるはず。

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そして登頂。何とか朝日に間に合いました。

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こちらが頂上の眺め。

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朝日に照らされた砂丘が、真っ赤に色づいています。
ナミブ砂漠は赤い砂漠。世界一美しい砂漠なんて、言われているのです。

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さてさて、朝日観光を終えたら、早速デッドフレイに向かって移動です。ちゃっちゃと下山しますよ!!!

今回は、邪魔なとげとげ草がないので、砂丘ダッシュで駆け下りますよ!!!!

Dune45からデッドフレイへは、さらに15キロほど進んだ先の駐車場に車を置いて、送迎車に乗り換えて移動です。チケット代はいくらだったかな...。四駆だったら、送迎を使わずに自力で行く人もいるのですが、砂漠のオフロードはすさまじく悪路で、軽くアトラクションのような楽しさ。自分たちは二駆なのでどのみち無理だったのですが、途中何個も立ち往生している一般車を見かけました。ここは送迎車を使って正解!!!

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そしてここがデッドフレイの登山口。デッドフレイまではまたまたちょっと歩きます。

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疲れるけれど、勾配があまりない分、今までのトレッキングよりはずっとマシ。

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そしてようやく到着した最後の目的地、デッドフレイ。こちらは枯れた沼の不思議な絶景が広がる場所。なんです、が...

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うーん...。

やっぱりねー、朝日が昇り、刻一刻と景色が変わっていく、一番いい時間帯を逃した我々。
なんだか、これじゃない感がハンパじゃありません。

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まぁこれはこれでキレイっちゃキレイか。

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そんなわけであまりにも暇を持て余した我々はこのような遊びに興じていました。

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定番~。

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ラストはみんなで記念撮影。
左から監督、ゆみこさん、ゴヌ、私、ケンさん、みんなナミビア旅お疲れ様でした( ´ ▽ ` )ノ

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送迎車で駐車場に戻ってくると、近くにオリックスが!!!砂漠×オリックス...。セスリムはオリックスで始まり、オリックスで終わったなぁ...(*´Д`)

その後無事にウィントフックへ到着。レンタカーも、無事追加料金を取られることなく返せました。事故なく良かった...(*´Д`)ゴヌも飛行機に間に合いました。

これにてナミビアレンタカー旅は終了。ケープ半島、ナミビアと一緒に回ったみんなともここでお別れです。みんな、ありがとう。次に私が目指すのは...

ケープタウン...(; ・`д・´)

いやいや、ケープタウン、からの、ヨハネス、からの、マダガスカルですよ!!!!お楽しみに!!!!

アクセス失敗レスポンスの形が不正