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こんにちはー!!!

今現在滞在中のパラグアイ、アスンシオンを明日離れ、同じくパラグアイのイグアス居住地に移動しようと思っています、私です( ´ ▽ ` )ノ
そーいえばここ、アスンシオンでは久々にある旅人さんに再会しました!

思えば2016年の12月にタンザニアを飛び立っていきなりアルバニアに行き、ノマドワーカーになってからというものの、それまで会ってきた旅人とはことごとく旅のスピードが変わってしまった私。初期の旅仲間はほとんどみんな帰国してしまいました。寂しい...。

そんななかでいまだに旅を続けている数少ない旅仲間。

しかも旅の最初の最初、中国で出会い

キルギスのトルクメニスタン大使館で再会し

ウズベキスタンでも再会し

トルクメニスタンでも再会し

ナミビアあたりでニアミスした

元チャリダー、ふみ君(1コ下。ほとんど同じジェネレーション( ´ ▽ ` )ノ)です!!!

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(このスマホ画質最悪だな...( ゚Д゚))

ちなみにこのブログでは初登場なんじゃないかな。たぶん。
でも実は旅中トップレベルの再会回数の相手なのです!!!

最後に会った時はチャリダーだったんですけど、モロッコからセネガルまでサハラ砂漠を自転車で駆け抜けるという命がけのアドベンチャーをやってのけた後、現地で自転車を売り、その後1時帰国してからはアフリカ、南米と普通のバックパッカーをしていたらしいです。

そんなふみ君、チャリダー時代のエピソードはもちろんの事、世界中の地理的先端(セネガルダカールにあるアフリカ最西端とか、南アにあるアフリカ最南端とか)をひたすら追い求める地理マニアっぷりとか、47都道府県を巡ってご当地ソフトクリームを食べつくすソフトクリームマニアっぷりがとにかく面白いうえに、作るご飯も超うまい!!!ということで、

一緒にイグアス行こうよ~~!!どうせふみ君時間の制限ないじゃん!!!2人で3国国境(←地理マニアの心を動かす重要ワード)見に行こうよ~~~~!!!ついでにイグアスの滝に付き合ってよ(←ここが本音)!!!

という私の猛アピールについにほだされ、とりあえずイグアス居住区までご一緒することになりました。わ~~~い!!!楽しそう~~~!ふみ君のご飯は最高だよ~~~!

ちなみに地理マニア、もとい先端マニアのふみ君の笑かすブログはこちらです↓
http://bunkohstyle.hatenablog.com/

ソフトクリームコーナーはここです♪ 帰ったら参考にしよ~っと( ´ ▽ ` )ノ
https://ameblo.jp/fumi-with-bun/entry-11085970574.html

というわけで明日から古い古い旅仲間のふみ君とちょこっと場所移動します。と言ってもまだまだパラグアイですけどね!!!なのでその前に1記事くらい更新しますよ!今回はナミビアレンタカー旅第3回、ヒンバ族に会ったオプウォの街から、スケルトンコースト国立公園を目指した話。

スケルトンコーストなんて聞いて何の事だかわかる人は、おそらくアフリカ縦断中の旅人にもそういないでしょう。ナミビアレンタカー旅を計画中の人くらいしか知らないこの国立公園。

無残に座礁した船の残骸、動物や人の骨が数多く放置されている、死の雰囲気の漂う海岸なのだそう。
我々はスケルトンコーストへの興味自体はまぁまぁ、といった感じだったのですが、次の目的地、スワコップムントまで、結局はこのスケルトンコーストを通っていく形になるので、立ち寄ることにしました。

事前調べでは、過去にオプウォからスケルトンコーストを通ってスワコップムントに行った旅人は、約670㎞の道のりをその日のうちに到着していました。

だがしかし、そううまくは行かなかったのです。やっぱりね。

今回の道のりはほぼほぼCの道。つまり一部舗装、一部未舗装の道路。
ウィントフックからエトーシャまでに通ったCの道なら、なんの問題もなくすいすい進んだのですが...。

今回のC、むしろどこに舗装道路があるの??ってレベル。
そして未舗装の道のガタガタ具合が、とにかくすごかったのです。

のっけから、時速30kmから50kmのラインを行き来させられる始末...( ゚Д゚)このままではいつ到着することやら( ;∀;)

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こんな感じのオフロードをひたすら慎重に進みます。
エトーシャですでにタイヤ1つパンクしてしまい、替えのタイヤに履き替えている我々。
懸念事項はタイヤの事と、そして車の裏側の事。

保険はフルプロテクションにしているとはいえ、裏側はどうやら対象外の模様...。
すでに何回もこすってるんですけど。
いったいどの程度からお金かかるの????
ドキドキ。ドキドキ...。

でね、この先人たちの通った轍をね、信用しすぎるとね、それはそれでまた、下をこすっちゃうんですよ。真ん中の土が盛り上がっていますからね!なぜかっていうとね、我々の車はカローラなんです。車高の高い四駆の車とは勝手が違うんですよ。

そういうわけで常に気が気じゃない。
それでも安全運転で途中待ちも何もない数百キロの道のりをひたすら突き進みます。

すると、周りにはごくごく小さな村しかない沿道で、立ち往生している欧米人チャリダーカップルを発見。
車を止めると、水が足りなくなってしまっていた模様...( ;∀;)

い、命がけじゃないですか...(;´Д`)

どうぞどうぞ、たくさんあるから持って行って!!!とお水を分け与え、再びスケルトンコーストを目指します。
いやぁ、大変だね、チャリダーさんって、もし車通らなかったらどうなっちゃうんだろうね。

なんて話していると...。

この旅一番の難所が目の前に現れたのです。

DSC01311.jpg

写真だとまっっっっっったく絶望感が伝わらないのですが、画面右上の道が途中で途切れているのがわかりますか?おそらく早く来た雨季のせいで、川ができて通常よりさらに道が悪くなっているようなのです。ここの道のない区間が、もうガタガタ、石だらけ、そして柔らかい土にタイヤをとられる最悪のコンディションだったのです( ;∀;)

とにかくここは意を決して行くしかない、という事で、最悪の悪路に車を踏み込む私たち。

...はい。

ハマりましたーーーーーーーー!!!!もうほんと、見事にハマりましたーーーーーー!!!( ;∀;)

エンジンをふかし、とりあえずは抜け出す我々。それでもどうしても坂を上り切れない( ;∀;)

少しコースを買えたりして、チャレンジするも、そこでやっぱり...

ハマっちゃうーーーーーーーーーー( ;∀;)もうほんと、お決まりのようにハマっちゃうーーーーーーー!!!( ;∀;)

反対方向から来る車(もちろん立派な四駆)が一台、少し心配そうな様子で我々の姿を見送り、通り過ぎて行きました。

うう...。恨めしいよ...(;´Д`)

もしも本当にここから進めなくなったら、どうなっちゃうんだろう、と、オロオロしていると、そこにまた別の四駆が通りかかったのです。

中に乗っていたのは、欧米人の恰幅の良いおじさん二人組でした。
彼らは我々がにっちもさっちもいかなくなっていることに気が付き、車を降りて駆けつけてくれました。

我々が砂にタイヤをとられて進めなくなっているのを見ると、なんと運転を変わってくれることに。

おじさんが元いた場所よりずっと後ろに下がり、助走をつけて一気に坂を駆け上るので、
我々は後ろから人力でそれを押すことになりました。

車押すのはトルクメニスタンの地獄の門に行くとき以来かもしれないなー。ほかにどこかであったかなー(;´Д`)

とにかく久しぶり。頑張るぞ!!!と気合を入れて、いざスタート!!!!男性陣2人がまず車に追い付き、女性人二人は少し遅れて車を押します。まだまだ足りない...。おじさんのテクニックをもってしてもダメなのか?と思いきや、もう一人のおじさんがさらに後ろから加勢。一気に坂道を登り切りました( ;∀;)

おじさぁあああああああああん!!!!!!!経験も上なら力も上だった!!!!本当にありがとうございます!!!( ;∀;)

おじさんたちは、「スワコップムントまで行くのかい?道はオフロードだけど、ここがワーストワンだよ、大丈夫!」と我々を励まし、爽やかに去って行きました。

おじさぁあああああああああん!!!!!!!かっこよすぎるよ!!!!

やっぱり、困っているときは、誰かが助けてくれるものなんだね。いや、さっき我々もチャリダーの二人に水をあげたから、それが良かったのかもしれないよね。やっぱり人には親切にして、運を貯めよう!!!

という感じで、つくづく助け合いの精神の大切さを実感したのでした...。

ということでくたくたになりながらも再出発。スケルトンコーストのゲートはまだまだ先ですが、うーん、どうやら

どう考えたって、今日中にスワコップムントに着ける気がしない...。

しかも、途中に街らしい街もなく、もしもスケルトンコーストのゲートに間に合わない場合、宿泊施設は近くになく、かなり大回りすることに...( ;∀;)

とにかく、まずはスケルトンコーストのゲートを目指さなければ、と思い車を進め、夕方4時半過ぎ、ようやくスケルトンコーストのゲートに到着したのでした...。

が、しかし。

なんとなんと、今スケルトンコーストのゲートをくぐっても、スワコップムント方面のゲートの閉鎖時刻には間に合わないため、今日は入場できないとのこと( ;∀;)

うぁああああああ!!!ここまで来て!!!万事休す!!!!!

と、思いきや。

なんとここのゲートのすぐ横には、簡易的なキャンプ場が設置されているのです。しかも超安い。75ナミビアドル?だったかな???

なので我々はここに一泊し、翌朝ゲートが開くと同時に入場することにしました。

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キャンプ場はこんな感じ。今回もテント泊と車中泊に分かれて頑張ります。

幸いこの横にはごくごく小さな商店があり、そこでビールやインスタントラーメンを買う事ができました(*´▽`*)もしかして今日は何も食べられないかと思っていたところ、これはうれしい驚き。

ただ何もない砂漠の真ん中にあるキャンプ場なので、風邪がものすごく強く、キャンプの火が安定せずお湯を沸かすのは一苦労でした。結果、とってもぬるいラーメンに...( ;∀;)

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砂漠に沈む太陽は大きくてとてもきれいです( ´ ▽ ` )ノスケルトンコーストのゲート横でキャンプなんて、聞いたことない貴重な体験。これはこれで贅沢なひと時のような気がしてきました。なんだかキリンの足の骨とかも落ちてたし...。すでに...。

この夜は砂漠の地面に蓄積された熱のおかげで天然の床暖房でぽっかぽかで過ごせました。
さてさて、翌朝、いよいよスケルトンコーストに入ります。

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荒涼とした大地が広がるスケルトンコーストですが、実はこの厳しい環境に順応した動物もたくさんいます。ちなみに時にはライオンが出ることもあるらしい...こわっ( ;∀;)夜はキャンプ場の策の外へ出ると、ライオンやハイエナに襲われるリスクがあるらしいですよ( ;∀;)

そしてさっそく出会えたのが野生の狐。

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少し警戒しつつも我々の車の横を横切っていく狐ちゃん。
凛々しいですねぇ~。可愛いですねぇ~。

さっそく狐に会えたものだから、テンションが上がった我々。ほかにも動物が見たいなー!!!ライオンが見たいなー!!!ハイエナとかもいいなー!!!!動物の捕食シーンなんかもいいよねー!!!!

なんてどんどん願望が膨らんでいったところ、

おや?前方になにやら黒っぽい動物がいるぞ?と気が付きました。

ただし、いかんせん、距離が遠くて肉眼では何が何やら分かりません。

しかし、よーく目を凝らしてみたところ、なんだか鼻のようなものがプラプラしているではありませんか。

ま、まさか...。
ゾウ...............さん......!?

いや、ちがう、もっと小さい!!!!

あれは...!!!

あれはバクだよ!!!!!

バクだよ!!!!!!と誰からともなくそう確信して大盛り上がりの我々。
うわー!!!!まさかスケルトンコーストでバクが見られるなんて!!!
そんな情報誰も載せてないよね!?
という事は...、これ、我々が初めて!?

と、かなりテンションが上がって望遠で撮った写真がこちらです。

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...あっ...。違った...。

見てのとおり撮った写真を後々拡大したら、バクではなく、獲物を咥えた謎の肉食動物でした。

というか結局彼は誰なのであろう。ナミビアの宿の店員さんに聞いても分からずじまいでした。
ちなみに我々はこのことに気づくのに1日ほど時間がかかりました。そのあいだ「いやー、スケルトンコーストでバクが見れたのはレアだよね!!!」などと勘違いで大喜びしていたのでした...。恥ずかし...。

そんなスケルトンコースト、狐と謎の肉食動物以外にいったい何が見えたかというと。

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こういうのです。

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やっと見つけた動物の骨。ちっさ!!!!

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こっちもちっさ!!!

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うーん、この廃船もなんか...。いまいち...???

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結局スケルトンコーストのゲートのほうが沢山いろんな動物の骨がありました。
正直国立公園内の廃船とか骨の密度は低すぎて何が何やら...。

あんなに苦労したのに、スワコップムントについてスケルトンコーストを振り返ってみたとき、みんなの一番の思い出に残っているのはやっぱりバクだったんですよね。骨とかじゃなくて。

...。

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...バクじゃなかったけど。

というわけでナミビアレンタカー旅第3回、スケルトンコースト編でした。
明日はいよいよイグアスに移動だ~~~!!!!
長く滞在したアスンシオンを離れるのは寂しいけど...。

寂しいけど...。

...え...???

え、なに?ふみ君???

あーそう。

うん、いいよ、分かった。

やっぱ寂しいのでもう1泊延泊しまっす!!!!('◇')ゞ
出発までにもう1記事書けるかな!???

アクセス失敗レスポンスの形が不正