こんにちはー!駆け足旅をしている間にまたしても更新が滞りました、私です!!
現在地はタンジェです。
砂漠の街、ハシラビットからタンジェまでは、ほぼ毎日、街から街への移動をしてきました。
まず、ハシラビットを出た私は、ティネリールという街へバスで行き、そこからタクシーでしばらく行ったところのトドラ渓谷の宿に一泊しました。
湧き水が冷たくて気持ち良い、とても素敵な所なのですが、
ぶっちゃけ私のおめあては大自然とかではなく、
モロッコで一番有名な日本人、ノリコさんの宿で日本食を食いたいがために立ち寄ったのです。夕飯はカレーでした。
そして翌日はオムレツでした。ごちそうさまでした。
その後はティネリール行きのバスがたまたま同じだった日本人の方2人と、ワルザザードという街に行きました。ノリコさんにはこの時最後までバスの手配等面倒を見てもらいました。ありがとうございました...。
ワルザザードは特にこれといって大した見所もありませんが、この後行く街の中継地点として一泊しました。ついでなので街の外れの観光スポット、カスバに行ってみましたよ。要塞ですね。マラケシュからメルズーガあたりまではこのカスバと言われる要塞が点在していていい雰囲気です。
ちなみにその中でも一番有名なのが、ワルザザードの次に行ったお目当ての場所、アイトベンハットゥです。この光景が見たくてやってきたんですよね。
ちなみに中にも入ってみました。
頂上まで登ってみました。良い景色です。
また、アイトベンハットゥは、今までたくさんの映画のロケ地になってきたことでも知られています。グラディエーターとかね。
この街ではモロッコ人のおじさんに色々民族衣装を着せられました。一緒にいた日本人の先輩方と一緒に。
ベルベル巻きも。
アイトベンハットゥで無駄に一泊した後は、なんとなんと、日本人の方々とグランタクシー(乗り合いタクシー)をシェアしてマラケシュへ。
アトラス山脈を越えていきます。
で、到着したマラケシュ。ここで日本人の先輩方と解散しました。
昼間のフナ広場。
着いた瞬間思いました。
ここでは生きられない、と(。-_-。)
暑すぎるのです。日陰に入っても暑すぎる。唯一、メディナの中で日光が入らない一階部分は涼しかったりしますが、それ以外は暑くて無理。これはまさにインド並。
先輩方はエアコン付きの宿を探すそうですが私はインドを生き抜いた経験があるのでさすがにエアコンなしの安宿へ。
だって、
エアコン付きの300ディルハム超えてくるんだもん、ムンバイの宿もびっくりですよ( ゚д゚)
ドバイ並みならたとえ1万払ってでも即エアコン付きですけどね、ここは耐える!そして、一泊で出よう!
と決意し、エアコンもファンもないメディナ内のシングルに泊まりました。到着したの昼間の15時過ぎで、その時は部屋の中比較的涼しく感じたんですけど、ちょっと外をぶらぶらして戻ってきたら、あれ?
温まってる?
って感じ。
部屋の温度上昇が止まらないよヽ(;▽;)ノ
でも、
でもでも、
インドのジャイプールのホテル屋上でパグに絡まれながら過ごしたあの夜を思えば、こんなことどうってことないのです!なんたって翌日は避暑地を目指すのだし!
ということで、半日しか滞在しないマラケシュ。お目当ては夜のフナ広場の喧騒を味わうことですから、日が暮れたら早速出発です。
毎日が縁日と言われるフナ広場。でも思ったよりは大きく感じなかったな...。
歩いていると屋台のお兄さんたちがひっきりなしに声をかけてくるので、メニューを見せてもらいつつお店を吟味。
お兄さんたち、なんとか気を引こうと、写真を撮っていいぞ!とアピールしてきます。
お言葉に甘えて調理場をパシャり。
お兄さんもパシャり。
ここまでやって、着席せずに歩き去ります。
たくさんお店見て決めないとね。めっっっちゃ引き止められるけど、全部
「うん。後でね!」
で押し通します。
意外と引きが良いんだよなぁモロッコの人。おかげで歩きやすいです。それにしてもさすがに相場高めです。
でもね、広場も良いけど、どうせならルーフトップレストランからパノラマを眺めないとなと思い、やって来ました。広場の周りにはルーフトップレストランだらけです。
こういったところは高いんですけど、飲み物の注文だけで屋上に登れるらしいのでそうしました( ´ ▽ ` )ノ良かった良かった。
うーん、にぎわっていますねぇ。
ところでこの日、なんとマラケシュは夜から雷雨に。あいにくのコンディションになってしまいました。さっさと飯食って帰ろうかな。
ということで、さっき歩き回った屋台へ。
フナ広場の屋台はそれぞれ番号が着いているので、客引きのお兄さんが教えてくれた番号を覚えておきます。
写真を撮らせてくれたお兄さんのお店は強風に煽られたテントを治すのでそれどころではなさそうだったので、その前に声をかけてくれたお兄さんのところへ。ここも人力でテント押さえてたけど。頑張れ( ゚д゚)
でもタジンは残念ながらイマイチ...。たまたまなのか、フナ広場のコスパが悪いのか...。後者な気がしますね。
さて、そんなこんなで暑くて眠れないマラケシュの夜が明けたら、早朝からバスターミナルへ移動。一か八かの当日切符を購入すると、ちゃんと空席がありました( ´ ▽ ` )ノ
モロッコ人イチオシの街、エッサウィラに移動です!!!
ちなみに、道中羊がたくさんドナドナされてる様子を見ました...。もうすぐイスラム圏全体で羊の首を着るお祭りがあるので、あの羊ちゃんたちはきっと全員首切り要員なんだ...( ゚д゚)切ない...。
ということでやって来ましたエッサウィラ!!
バスを降りた瞬間思いました。
えっっ!?
なんですか、ここは天国ですか!?
なぜ、マラケシュから3時間移動しただけなのにこんなに快適なのです!?
そう、ここは漁港。潮風が気持ち良いモロッコの避暑地なのですね!!!この快適さ予想以上!!!
そしてここではゆっくり一人で魚料理を堪能しようと思っていたものの、気がつけばバスを降りたときに声をかけてきた大学生君とほぼずっと行動を共にしました。長めの夏休みなんだってさー!
さてと、早速ランチに魚を食すため、魚市場を目指すと、同じような屋台がずらっと並んでいます。みんな店先に新鮮な魚を並べて客を呼び込んでいます。
...まぁ、どこで食べても多分おんなじですね。
カニとか小ぶりのイカとかイワシとかウニとかたくさん注文しますが、調理法は決まってグリル。
焼きオンリーです。
これはどこで聞いてもみんな一緒。
え、カニもウニもグリルなのー?
まぁね、カニは美味しいんですけどやはり時間が経つと茹でたやつのほうが圧倒的に美味しいし、ウニにいたっては、え、どこ食べるの?くらいの有様。
うーん、せっかくの魚介祭りなのにこれはもったいない!
その後メディナの中を散策したり魚市場を見て回ったり、ビーチを歩いたりし、
なんだかんだ、夜はやっぱり同じ屋台街でグリルした魚。この時点で早くも飽きが...!
翌日も懲りずに漁港へ。貝が食べたいと言いつつフラフラ。生牡蠣が売られていましたがこの日移動日だし、勇気がなくてやめておきました。
サメも買えるよ〜( ´ ▽ ` )ノ
でもね、私が一番気になっていたのはコレなのです。これこれ、うつぼ!!!
美味しいらしいよね!?食べたことないし、行っとこ!と思い、市場で購入。その場で切ってくれます。
買った魚を焼いてくれる場所があるのでそこに持っていきます。
...はい、
まぁコレ×3皿届きました。
やはりねー、相変わらずグリルで味付けは塩なので、飽きます。最初の一皿は美味しいんだけど、すぐにあきます。
それでも初めてのウツボは身がプリプリで美味しゅうございました。誰かグリル以外の選択肢のあるお店を開けば流行るんじゃないかな。
ちなみに大学生君と行動を共にしている間、さすがにまだ学生なので魚料理は懐に厳しいようで。
毎回私のほうが多めに(というか割り勘するのに小銭用意するのが大変だし、自分社会人だし、まるっと大きいお札渡しちゃえの精神で)払ってあげていたら、その都度恐縮されるんですけど、
目を覚まして?
言っても毎回数百円しか奢ってないから( ゚д゚)
いやはや海外にいると感覚変わりますよね。日本なら、全額出してもいいシチュエーションですが、さすがに私も貧乏長期旅行者としてケチケチっと奢っておりました。許せ。(今無職なんです...)
なお、大学生君には揚げドーナツが10円で食べられる旨教えてあげたところ、予想以上にドーナツの味を気に入っていただけたようで、節約の助けになるなら嬉しい限りです( ´ ▽ ` )ノ
何が言いたいかっていうと、エッサウィラではキッチン付きで自炊ができる宿に泊まり、自分で魚料理作ったほうが絶対美味しいよ!ってことです。
で、そのエッサウィラも一泊で去り、大学生君と別れ、次の街、シャウエンにはなんやかんやバスや電車やまたまたバスを乗り継いで約20時間かけて移動しました。
この宿はシングル60ディルハムでお得なお宿。宿のスタッフも大変フレンドリーで居心地良かったです。そういう意味ではマラケシュも良かったんですけどね、いかんせん、あそこでは私、生きられないですから(気温的な意味で)。
で、ここは日本人宿とは聞いていなかたんですけど、たまたま他に5人の日本人が泊まっていました。みーんなトマティーナ帰り( ゚д゚)なんだ、リア充か...。
で、そんな彼らと夕食を一緒に食べたんですが、これがまぁ美味い( ゚д゚)
イワシのタジンと、イカのタジンと、牛肉の壺焼き。
エッサウィラの後だからか、余計に美味いです。いや、エッサウィラ美味しいですよ、魚だもん。でも、飽きるんすよ。毎回焦がし気味の炭火焼きで味付け塩だけだから。
そのシャウエン、青い街と呼ばれています。
街がほぼほぼ青で統一されているんですね!ハイこれ参考画像。6人で言ったうちの1人、シンヤ君です。こんな見事なジョジョ立ち始めて見ました( ゚д゚)真似できないわぁ。
この街も猫だくさん。
お子様も
たーっくさん!
素敵な街でした( ´ ▽ ` )ノインドのジョードプルよりずっと青い!!!
で、シャウエンには2泊しました。最後くらいゆっくりしたいし、予定的に、まだ余裕あるし。
2日目はこれから砂漠に向かうリア充の皆さんを見送って、1人で贅沢ディナーへ。
やはりモロッコもいよいよ終わりだし、ここは贅沢にビーフタジン。これはかなり当たりでした!お肉大きいし味もしっかり!!!
で、そんなシャウエンを早朝のバスで出て、やってきたのは最後の街、タンジェです。
ボーン・アルティメイタムのワンシーンにも登場する白いメディナが印象的な港町です。せっかくなので魚料理とか魚タジンとか食べようと思い、ブラブラするものの、あまり良さそうなお店は見つけられず。
結局適当な店でミックスシーフードを頼みました。エッサウィラがグリルオンリーだったのに対し、ここはフライオンリー。これはこれで、飽きます( ゚д゚)あとコスパ悪め...。
他にも、空気悪いし、ホテルの水回りが思ったよりもダメだし、売り物もイマイチだし、猫までガラ悪いしで、あんまり馴染めなかったタンジェ。
まぁ良い。
だって、明日はいよいよ、ボーン・アルティメイタムのワンシーンにも登場するフェリーで次の国へ向かうのです!
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