こんにちは!!
現在地はメキシコのオアハカです、私です( ´ ▽ ' )ノ
さてさて、前回アンティグアにてさんざんアメリカビザに関する悪口をまき散らした私。さっさとメキシコに入国してアメリカビザの申請料を振り込みせねばならないので、アンティグアからパナハッツェルにだけ寄り道して、その後すぐメキシコに抜けようと思います。
さあ、アンティグアからパナハッツェルは、例の楽ちんなシャトルバスもありますが、大した距離ではないので、もっと安い交通手段で向かいたいと思います。それは、中米でたびたび見かける、チキンバス。
こんなバス( ´ ▽ ' )ノ派手かわっ(・´з`・)
コチラはアメリカで使われたスクールバスの再利用らしいです。中米のいたるところを走り回っておりますが、ローカルな交通手段なのでセキュリティに問題がなくはないらしい...。といってもあんまりトラブル事例を聞かないので、大丈夫だと思いますけどねっ( ´ ▽ ' )ノ
アンティグアからパナハッツェルへは、メルカドの近くの道から朝7時ころに1便だけ直通バスがあるようです。それ以外だと乗り継ぎになるみたい。料金は35ケツァルだったかな??36かな?まぁまぁしますね。
中はこんな感じ。おっちゃんメッチャ笑顔(・´з`・)子供3人横並びで乗り込む座席に、ここでは大人が3人乗り込むのです。隣の人が中米サイズ(おデブ)だとちょっとしんどそうですねっ。
このバスに乗って、なかなかの山道を通ってパナハッツェルに向かいます。チキンバスは座席がつるつるしているので急なカーブの時に横Gがすごいです。でもそれ以外は聞いていたよりおおむね快適( ´ ▽ ' )ノ時間も短いですしねっ。
朝に出発したバスはお昼にパナハッツェルに到着( ´ ▽ ' )ノ
こちらはアティトラン湖という大きな湖のほとりの街で、とってものどか。湖の周りには火山もいくつかあります。ちなみにアティトラン湖は世界一美しい湖と称されることもありますが、世界一の基準がどこにあるのかはいまいち謎です。
さっそく街歩き。湖に続く小道。
湖の周辺にはお土産屋さんがたくさん( ´ ▽ ' )ノ
ローカルフードを買い食い( ´ ▽ ' )ノ
うん、ビミョーっ!!!!!
アティトラン湖には水浴びをする人や遊覧船がたくさん。
でもやっぱり一番楽しいのはグアテマラのお土産あさり( ´ ▽ ' )ノ
中米土産は南米よりも可愛い気がします。
特にこの辺りは安くてクオリティの高いお土産がたくさんあります。しかしながら私は持ち前の優柔不断さを発揮して、大量のお土産を前に結局決めかねて何も購入できなかったのでした。うーん、メキシコに期待!!!( ;∀;)
さぁさぁ、そんなパナハッツェルも滞在はたった1泊のみ。翌朝早朝、ついにメキシコに向けて旅立ちます。今回はメキシコのサン・クリストバル・デ・ラス・カサスへシャトルバスで楽して移動したいと思いますよっ( ´ ▽ ' )ノ
出発の朝、予定通り宿までバスが迎えに来ました。順調にいけば、夜の9時とか10時くらいにサンクリに到着するでしょうか...。バスは途中でほかの乗客をピックアップしつつ、山道をひた走ります。
うん、順調、順調。
じゅ...停まった( ゚Д゚)
スペイン語がさっぱりなのでいったいなぜ停まっているのか分かりませんが、何やら工事による通行止めの模様です( ゚Д゚)
はたして動き出すのはいつになるやら...。
すぐに国境に到着するつもりで、こちとらケツァルを使い切ってしまっていたんですけどね( ゚Д゚)
停まっていること自体は、別にかまいません。もう慣れてる。何もせずにずっと寝て待つスキルくらいは身についています。さすがに旅歴長くなってきたもんね。でも今回辛かったのは、待ち時間の間乗客がひっきりなしに近くの商店にお菓子などを買いに行っては、むしゃむしゃ食べていたこと(;´Д`)
まぁこちとらケツァルを使い切ってますから。割と節約ベタで現地通貨を微妙に余らせることの多い私が頑張って計画的にケツァルを使い切っておいたと言うのにこれですから(;´Д`)つーかなんでみんなはそんなにケツァル持ってるの?メキシコに行くんじゃないの???
ダメもとでUSドルが使えないか商店で聞いてみる...。
ダメってさ( ;∀;)中米、USドルOKなところも結構あったんですけどね!さすがにこんな田舎では無理でしたか。そんなわけで水も、お菓子も、何も持たないまま待つこと、
8時間(・´з`・)
夕方5時過ぎ、ようやくバスは動き出したのでした。問題の箇所は確かに大工事中でしたが、オフロードではあるもののきちんと迂回路が作られていました。じゃぁなんで8時間止められていたんだろう。交通整理する人がいなかったからなのか、はたまたこの8時間の間に迂回路を作っていたのか...。謎です( ゚Д゚)
とにかく8時間の足止めを食ったものの、むしろおかげさまでサンクリの到着時間が朝になってかえって好都合なんじゃないかと思いなおす私。バスは日が暮れてしばらく、ようやく国境にたどり着き、グアテマラの出国を済ませます。今回のシャトルバスはココで乗り換え。ほかのバスの乗客と一緒に、メキシコ側の大型バスに乗り換えます。
ちなみに、ここでようやくお菓子と飲み物を購入できました( ´ ▽ ' )ノメキシコペソは事前に旅友達からたくさんもらっていたので両替の必要なし。小腹が満たされた~...(;´Д`)
さて、バスに乗り換えて、メキシコ側のイミグレのある街へ。メキシコ側のイミグレは国境から3、4キロほど離れているのでした。ようやくイミグレにたどり着き、いざ入国手続き、と思っていると
バス運転手「今日はもうイミグレーションが閉まっていた。今夜はこの街に一泊して、明日の朝入国手続きをしないといけない」
あら、まぁ( ゚Д゚)
まぁね、バスが遅れたという事は、そういう事もあります。
いいんだよ、今さらこんなことで動じる私ではない。時間がかかっても、私はただ座って寝て待っているだけで、さほど疲れるわけではないのです。気を長くして待とうじゃない。むしろサンクリの宿を予約しておかなくて良かったな。ナイス判断、私。さて、近くのホテルのバーニョ(トイレ)を借りて、商店でケサディージャを食べて、歯磨きをして、みんなバスに戻ってきて、すっかり寝る準備もできました。さぁ寝ようかな。
運転手「みんなバスに戻れ~!!!出発するぞ!!!!」
え、どこに?( ゚Д゚)
たどり着いた先はホテルでした。
5人部屋で素泊まり一人160ペソだそう。へーえまあまあ高いじゃない。そのうえクレカも使えないじゃない。むしろそもそも余計に宿代がかかることに欧米人は不満たらたらです。私も不満たらたらです。バスに泊まるんじゃないんかい。
何人かは手持ちのメキシコペソが足りず、どうしてもバス泊が良い!!!と駄々をこねます。私はバリバリ足りていますけど、ホテルのクオリティの割に宿代が高いので私もやっぱりバス泊が良い。頑張れ欧米人!!!
しかしバスの運転手は引きません。なんでかは分からないけどバス泊はてこでも許可してくれない。どうしてもこのホテルに泊まりたくないのなら、セントロの公園に泊まるしかないと言う。
あー、公園ね。ここ、寒くもないしね。いいんじゃない?幸いこれだけ人数がいるんだし、公園泊で節約するのもいいんじゃない?(※私は西アフリカのギニアからマリに移動する車が壊れたときに、やっぱり乗客みんなで商店のベンチで野宿したことがあり、大人数のときに限り、野宿への抵抗がすっかりなくなっております)
欧米人一同「公園泊なんてあり得ないわ!!!!!お金がないからホテルに泊まれないんだし、バスに泊まらせてよ!!!」
あ、公園泊はあり得ませんか、そうですか...( ゚Д゚)
公園泊に乗り気になっていたのが自分一人だけだと言う事実に若干そわそわしつつ、公園泊しようよ、とは言い出せないチキンな私(;´Д`)
結局、みんなでホテル泊をすることになったのでした。バスはどこかに行ってしまいました。明日の7時に迎えに来ると言い残して...。あーあ、160ペソ損しちゃったよ。ちえっ。
つーかベッド汚いなオイ( ゚Д゚)
写真だとよく分かりませんがちんまい虫の死体が散乱していたのでした。
160ペソは高いだろ。
虫の死体を叩き落として眠りに着いた翌朝、部屋のトイレを利用しようと思ったら、断水していて使えませんでした。仕方がない、1階の共有スペースのトイレを使うか、と下におりると、トイレは流れるもののドアがついていませんでした。さすがにドアなしのトイレで用を足す勇気はないので、イミグレに戻るまで我慢することに。160ペソは高いだろ...。
そんなこんなで朝7時、迎えのバスに乗って無事、イミグレで入国手続き。
ついに魅惑の国、メキシコに入国しました( ´ ▽ ' )ノ思った以上に時間がかかったグアテマラ-メキシコ間移動。しかしこの先には天国が待っていたのです...。
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