目次

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こんにちはー!!!!

現在地はコロンビアのカルタヘナにいます!私です( ´ ▽ ` )ノ
暑すぎて早くも来たことを後悔しています。
コロンビアに来てからご飯が美味しくなさ過ぎてストレスだったんですが、今日うっかり中華料理屋さんに入ったら美味しすぎて美味しすぎて、旅中何度も助けられた中華料理だったけど、今度という今度はもう、もう、もう、

中華万歳!!!!!!( ゚Д゚)

と思ったのでした。

...高かったけどね...( ゚Д゚)コロンビアで自分たちが作ったご飯以外で美味しかったのはこれが初です。

さて、ブログは前回、エクアドルの首都、キトでまたしても、またしてもやらかしてしまったところでした!!!

で、失意に終わったキト滞在でしたが、その後に向かったのはたぶん誰も知らない街、カヤンベというところ!!!

なんでそんなところに行ったのかというと、そこには赤道が通っているからなのです!!!!

ちなみに私はアフリカのウガンダで一度有名どころの赤道記念碑に行っているので、なんか別に今さら、というか、特段期待もしていなかったのですが、一方アフリカとインドネシアですでに二度も赤道を跨いでいるふみ君、地理マニアなだけあって大はしゃぎなのです。世界一周していると、私のようにアフリカと南米の二大陸で赤道を跨ぐ旅人は結構いますが、ふみくんのようにさらにインドネシアでも跨いでいるよ、なんて旅人は聞いたことがありません。やりよるなぁ...。

しかもふみ君、ここでこだわりを発揮してきました。エクアドルで赤道と言えば、みんなキト近郊の有名な場所にマタギに行くものなのですが、どうせならほかの旅人が行かない記念碑に行きたい!!!ということで、カヤンベという街までわざわざ出向いたのでした。

さぁ、誰にも需要のないカヤンベへの行き方。大公開!!!!
需要ないとは言いつつ、なかなか素朴で楽しい街だったし、赤道記念碑事態も、実は予想外にかなり良かったので、興味のある人は行ってみてください!!!

カヤンベはキトよりちょっと北にある街なので、我々はまず、北方面へのバスが発着すると言う、Carcelenというバスターミナルに行ってみました。キトに到着したときに利用したバスターミナルとは反対側です。
旧市街からは、トローリーバスのC4番に乗って、El Ejidoというバス停で乗り換え、Carcelen行きのバスに乗ります。乗り換えといっても、改札は出る必要がないので、バス料金は1回分ですみます( ´ ▽ ` )ノ

さて、無事にCarcelenに到着した我々。予想外にしょぼいバスターミナルにちょっとびっくりしつつ、カヤンベ行きがないか聞き込みをすると、どうやらこのバスターミナルからは発着していないらしい...( ゚Д゚)

しかし、そこはやさしいエクアドル人。スペイン語の分からない我々にも、根気強く「オフェーリア」というバスターミナルから出ているよ!!という事を教えてくれました( ´ ▽ ` )ノなるほど、「オフェーリア」っていうバスターミナルに行けばいいのね?綴りがよく分からないけど、何となくこれかな?というものをMaps.meで検索してみると、ビンゴ!!!!さらにすぐそこに「オフェーリア」行きのバスも発見しました。これで無事、オフェーリアバスターミナルへ移動です。ちなみにMaps.meでは「La Ofelia」という名前で検索できます。

オフェーリアからはカヤンベ行きはかなり頻発しているようで、到着後スムーズに乗り継ぎができました。

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という事で、ハイっ!!!こちらがカヤンベの広場。
いきなりのゆるキャラがお出迎えです。なんだろうこれ...先住民族かなんかでしょうか...( ゚Д゚)

ちなみに写真提供は毎度おなじみBunkoh Styleさんです。
(ふみ君の旅ブログ、大陸先端まとめ記事はこちら↓
【ここが本当の】世界の果てだァ!!!!! ~先端好き日本代表プレゼンツ~

なぜまたしても写真を借りているかというと、もちろんメインのカメラは紛失しても新調したCanonのコンデジは無事なわけですが、無事なはずのCanonのコンデジで撮ったカヤンベ滞在中の写真データが全部壊れちゃったからです。
SDカードエラーが出てしまいまして、おそらくSDカードの寿命と思われます( ;∀;)今は新しいSDカードをゲットしました。これも本厄のなせる業だろうか...。ちなみに先日、外付けHDも怪しげな挙動を示したので、外付けHDも新調するべきか悩んでいます...。するべきだよな...。ああ、お金がいくらあっても足りない...。

というわけで今回出てくる写真は、全部Bunkoh Styleさんからの頂き物なのでご承知ください。

カヤンベのバスはセントロよりだいぶ北にあるようなので、我々はより中心地に近いところで途中下車( ´ ▽ ` )ノ
広場近くに安くていい感じの宿を発見しました。Maps.meにも載っている、Hotel Cayambeという宿です( ´ ▽ ` )ノ
トイレが排水溝の匂いがして臭かったのですが、それ以外は広々として清潔感もアリ、窓もアリで文句なしです。宿の人々も大変親切でした。

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さてさて、天気がいまいちなので、すぐには赤道に行かず、まずはカヤンベの街をぶらぶら。
南米の人はシンプソンズが好き、とは前にも申しましたが、こんな気になるポスターを発見...!!!

ドラゴンボールとホーマーのまさかのコラボ( ゚Д゚)わぉ~。

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さらにドラゴンボールとバートのまさかのコラボ。わぉ~( ゚Д゚)

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カヤンベには中心地以外にも気になるスポットがいくつかあります( ´ ▽ ` )ノ
こちらは来た時にバスの中から発見して、地元の人がたくさん水浴びをしていたので、「まさか温水プール!???」と思って後日訪ねてみたところ、普通の水プールでした( ゚Д゚)寒いのによく入れるものです...。

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こちらもバスの中から発見した大きな公園。
楽しそうな遊具がたくさんあり、広々としています。

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中でも特に気になったのがこちら( ´ ▽ ` )ノ

ターザンロープと言いますか、ターザンブランコと言いますか...。
しかしながら実際に使おうとしてみると、なかなか設計に不備があるようで、ブランコを発射台のところへセッティングするのに一苦労。なかなかそこまで持っていけないのです。
もっていこうと思って無理に助走をつけて投げると、失敗してそのまま猛スピードで滑り降りて行き、端にぶつかった衝撃で左右にぐりんぐりん揺れるので、もし両サイドに人が乗っていたらと思うと、ぞっとするのです...。どうりで誰も遊んでいないわけだ...( ゚Д゚)

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そんなターザンブランコでさっそく遊んでみた( ´ ▽ ` )ノ
写真じゃ伝わりにくいですけど、実際かなりの勢いなのです。出だしが盛り上がっているので、踏み切るときに後ろにふらねばなりません。それがなかなかに勇気いるのです。ラストは柱に足をぶつけないよう気を付けます( ゚Д゚)

絶叫マシンは大好きですが、命綱のない絶叫マシンはやっぱり怖いです...( ゚Д゚)でもちょっと癖になる、そんな遊具でした( ´ ▽ ` )ノ

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さてさて、カヤンベのマイナー情報はもうこれくらいにしておいて、いざ、今回の本命、赤道へ行ってみます( ´ ▽ ` )ノ
カヤンベから赤道へは、キト行きのバスを途中でつかまえて、一人35セントで行くことができます。

おっと、さっそく、よくある各地への道標を発見しました( ´ ▽ ` )ノ

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なんと日本もありました( ´ ▽ ` )ノ14,204㎞!!!!

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さぁ、こちらがカヤンベの赤道記念碑...!!!

というのはで、こちらは実際の赤道からは少しずれた場所にある記念碑です( ´ ▽ ` )ノなんでこんなものがあるのでしょう。キト近郊の有名な赤道記念碑も、最初に測定を間違えたほうに立派な記念碑があるそうですが、カヤンベもそういう事なのかな...?

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それにしても、「南米にもおじぎ文化が!???」とびっくりしていたら、作者は韓国人の方のようです。な~んだ...。ここにこのモニュメントに秘められた意味がつづられていました。

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で、お待たせしました( ´ ▽ ` )ノこっちが本当の赤道記念碑!!!!
大きくてかなり立派でしょう...???

ちなみに入場する際2ドル求められ、有料なの!???と一瞬出し渋ったのですが、スタッフによる赤道に関しての説明がある、という事で払う事にしました。これがかなり面白かったのです。

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有名な法の赤道記念碑で、必ずやる実験と言えば、コリオリの力の実験ですよね(・´з`・)でもあれは嘘なんです!!!みんなよく、北半球と南半球で水を流したときの渦の巻き方が逆になる、というデモンストレーションを赤道を挟んでやりますが、それは単にスタッフの水を流す際の手加減によってコントロールしているだけで、こちらの記念碑では、トイレルームにそのことを皮肉ったアートが描かれています( ´ ▽ ` )ノ笑ったー。

ちなみにもちろんこの写真はBunkoh Styleさんからの頂き物なので、決して私が男子トイレに侵入して写真を撮ったわけではないのですよ、私は私で女子トイレで写真を撮ったのですよ(・´з`・)

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個室でも皮肉っています...(・´з`・)

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更にパネルを使って赤道にまつわる色んな説明をしてもらいました。

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このボードはこちらの赤道記念碑のミニチュア版です( ´ ▽ ` )ノこのライン、何を意味しているか分かりますか??
これ、実は日時計の役割を果たしているのです( ´ ▽ ` )ノ

季節によって太陽の軌道が変わり、影のおち方が変わるんですね!!!
真ん中のラインが赤道ですが、その左右のラインは北回帰線南回帰線を現しています。
季節によって影がどの方向に、何時頃にどの長さまでさすか分かるので、それによって時計の役割を果たしているようです。

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パネルを開くと別のボードが( ´ ▽ ` )ノ
赤道では北半球と南半球の星座、どちらも見ることができる、という話や、
世界地図を赤道を縦にした向きに変えるべきだ、という運動が進行中だという話など、いろいろと聞きました。しかしながら一番興味深かったのは

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やっぱりこちらのパネルを使った、エクアドルで見つかった赤道に関する様々な遺跡の話です...( ゚Д゚)

さっきも、キト近郊には実際の赤道とはずれた場所に赤道記念碑がある、という話をしましたよね。
1936年に立派な記念碑が建てられてからしばらく、最近になって、より正確に測定した結果、赤道の位置が少し修正されました

しかし、驚くべきことに、1936年の科学力ですら導き出せなかった正しい赤道の位置を、プレインカ時代の古代人が知っていたことを示す遺跡が、キト近郊のカテキーヤ(Catequilla)山に残っているのです( ゚Д゚)

カテキーヤ山の山頂に見つかった遺跡は、一見すると単なる半円形の壁の遺跡でした。しかし驚くべきことに、その壁の片端が、赤道にピッタリかぶっていることが発見されたのです( ゚Д゚)ふぉおおお!こういう話テンション上がる!!!!

ちなみにこれに関しては参考になる記事を発見したので、詳しくはこちらをどうぞ↓
赤道での驚くべき発見

この記事にも書いてありますが、カテキーヤ山を基準に測定をすると、夏至に太陽が昇る方向や、冬至に太陽が昇る方向にもそれぞれ遺跡があります。更にはこれをもとに新たな遺跡の発見などもあったようです。
現在エクアドルでは、さらなる遺跡が残されていないか、カテキーヤ山を基準とした探索作業が進められているそうです( ´ ▽ ` )ノ

赤道は大半がジャングルや海を通っているため、カテキーヤ山のように地形的に太陽の動きを観測しやすい場所はほかにないとか。だから古代の人も、カテキーヤ山を基準に様々な遺跡を作ったのかもしれませんね( ´ ▽ ` )ノ現代人も間違えた赤道の位置をぴたりと当てた、プレインカ時代の人々...。

うぉおおお!ロマンがありますっ(*´Д`)

というかその話、もっと早く知りたかった...。知っていたら絶対行ったな、カテキーヤ山...。ここが正真正銘、世界の真ん中だー!!!とか言って...。

そんな思いもよらないオモシロ情報をゲットできた、カヤンベの赤道。まさかまさか、超楽しめました( ´ ▽ ` )ノおすすめです。「赤道」を国名にしたエクアドル...。うーん、その名に偽りなしでしたっ!!!!

アクセス失敗レスポンスの形が不正