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こんにちはー!!!

現在地はジンバブエのヴィクトリアフォールズですが、ブログはいまだ西アフリカ...!!ここにいる間にリアルタイムに追いつきたい!!!私です(´・ω・`)

さてさて、ロメの滞在を終えた私は、さっそくベナンのコトヌーに向かいました。
コトヌーを西アフリカ旅の終着点にして、南アフリカに飛びます!!!

朝早くチェックアウトした私。コトヌーまでは大型バスはないようなので、シェアタクシーで向かいます。シェアタクシー乗り場は海岸通りにいくつかあるようですが、荷物を持って歩くには遠いので、乗り場まで普通のタクシーに乗せて行ってもらいました。1000セーファなり。バイクより高くつくのは仕方ない...('Д')

シェアタクシー乗り場に着き、乗り換え。事前情報通り、5000セーファでコトヌーまで連れて行ってくれるそうです。荷物代込。ここで残りの乗客が集まるのを待ちますが、ふつうの乗用車に、乗客4人なので、これまでのアフリカのシェアタクシーと違い、きちんとした人数設定(*´Д`)もちろんすぐに集まって出発...!!!

なんて快適なんだろ...(*´Д`)ギニアも見習うべきだよ...。

さてさて、コトヌーまでのシェアタクシーですが、距離はさほど離れていないので問題ないものの、噂ではみんな国境での手続きに手間がかかり、その間にタクシーを見失って迷子になってしまうそう。私も、先に言っていた旅仲間のゆうさんに、「国境では荷物全部持って降りたほうが安心かも...。」との助言を受けていました。

えー、だるいな、重いし...(;´Д`)

なんて思っていたのですが、ところがどっこい!!!

タクシーの運転手さんが、私の出国審査、入国審査、すべてに着いてきて、次はこっちだ、次はこっちだ、と細かく指示をくれたので、これっぽっちも迷子になる隙を与えられませんでした...( ゚Д゚)こ、こんなことって...!!!

もしかして先人の皆さんがことごとく迷子になってくれたおかげで、シェアタクの運転手さんも学習し、外国人を案内してくれるようになったんですかね...!!!ありがとうありがとう!!!おかげでトータル15分ほどですべての手続きが完了しました。1時間くらいかかるかと思ったのに...!!!

振り返ってみると私の西アフリカ旅、モーリタニア・セネガルの悪名高いロッソ国境然り、ギニアビサウ・ギニアの悪名高いピッチ・フラモリ国境然り、一度も賄賂を請求されることなく、平和に過ぎ去っていきました。恐るべき国境運を発揮してしまった...!!!西アフリカ旅ブログのメインテーマの一つでもあると言うのに...!!!

さてさて、西アフリカ最後の国境越えを通過した後も、タクシーはスムーズに進み、出発から4時間ほどで、コトヌーに到着しました。予定していた宿は、ココティエという地区にある宿。運転手さんが、私のために乗り換えのバイタクを捕まえてくれました。

バイタクに400セーファを払って、無事コトヌーのお宿、Guesthouse Cocotiers Cotonouにチェックイン。ドミ5500、WiFiもサクサクのなかなか良いお宿でした( ´ ▽ ` )ノ

ところで、実はコトヌーでは、マリで会った旅仲間、ゆうさんの紹介を受けて、青年海外協力隊の方と会う約束をしていました。久々に日本人の、女性( ;∀;)に会える...!しかも、長期滞在でコトヌーに詳しいお方...!!!とにかくお食事だけでもご一緒したいな、と、事前に連絡を取っていたのですが、到着したその日に、お知り合いの方の家の集まりに招待していただけることに...!!!

紹介していただいたのは、私と同じ年頃のリリーさん( ´ ▽ ` )ノ
コトヌーでは漁港でお仕事をされているそうです。機会があれば漁港も見学させていただける、という事だったのですが、私の飛行機の日程の詰め込みすぎにより、結局それは断念...(;´Д`)

リリーさんと、お知り合いの大使館の方に宿まで迎えに来てもらい、おうちに向かうと、予想以上にたくさんの日本人の方が集っていらっしゃいました。皆さん、コトヌーに滞在してお仕事をされている方のようです。

日本人になじみのない西アフリカのベナンに、こんなにたくさん日本人がいらっしゃったんですねぇ...( ゚Д゚)

皆さんそれぞれ大変立派なお仕事をされているんですけど、そんな中でただ単に旅のルートにたまたまコトヌーが入っていました~~~ってだけの私がお邪魔するのは、大変恐縮でしたが、大変親切にしていただきました( ´ ▽ ` )ノ

お仕事で滞在している方ばかりなので、むしろ、「バックパッカーさんに会うのは初めて」という人が多いらしく、今までの旅の内容をたくさん聞かれました。何度も繰り返してきた旅の話ですが、やっぱり何度話しても、その時の事を詳細に思い出されて、こちらも楽しくなります。ついつい沢山語りすぎてしまいました( ´ ▽ ` )ノ

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そこでご馳走になったお菓子の数々...。大使館つきの料理人の方の抹茶パウンドケーキ、ものすごく美味しかった...。日本人の口に合う美味しいケーキには、海外ではなかなか巡り合えないもの...。そこに来てこの絶妙の甘さの抹茶パウンド...( ゚Д゚)幸せ...!!!

お邪魔させていただいた皆様、本当にありがとうございました!!!( ;∀;)長い長いアフリカ旅の、ホッと一息つけるひと時でした...!!!

さてさて、リリーさんには、その後も、現地のファッションショーに連れて行ってもらいました( ´ ▽ ` )ノ

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コトヌーにある中国文化センターで開催された小さなファッションショー( ´ ▽ ` )ノ

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そのため、中国のテイストも少し盛り込んでいるみたい( ´ ▽ ` )ノ

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リリーさんのお友達でもあるモデルさん( ´ ▽ ` )ノ

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ちなみに終わった後は、モデルさんも交えて中国文化センターのお庭で交流会。中華料理もタダで食べれるし、モデルさんはびっくりするくらい気さくだし、楽しかったです( ´ ▽ ` )ノ

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ところで、西アフリカの女性と言えばボンキュッボンが基本なので、こちらのモデルさんたちはそれに比べると胸もお尻もより世界標準な感じである意味物足りなかった...?かも...?スリムで美しい肢体を魅せるモデルさんも魅力的だけど、西アフリカらしい大きな胸とぷりぷりのお尻を前面に押し出している女性も素敵ですよね...。ああ、こんなことから西アフリカとのお別れをすぐそこに感じる...(;´Д`)

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翌日は、リリーさんとお友達のイネスちゃん、昨日のモデルさんと中華料理屋さんに火鍋を食べに( ´ ▽ ` )ノ

隠れ家的な大変おしゃれなお店でした...!!!四川にいたときも、辛いのを恐れて避けてきた火鍋...!!!超辛いのが出てきた!!!!

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思いがけずグローバルな面々で食事会ができて、とても楽しかったです( ´ ▽ ` )ノ中国人のイネスちゃんは英語も日本語もフランス語も話せてすごい...!!そして日焼けと虫刺されでボロボロの私にはイネスちゃんの美肌は眩しすぎた。いいなぁ~~~(;´Д`)

このレストランもそうですけど、アフリカ旅中に中国人コミュニティを見るたびに、日本の外交的な遅れを感じずにはいられないけれど、旅人的な勝手な視線で見ると、ちょこちょここういった中国人コミュニティが存在するのは大変うれしい...(;´Д`)だって中華が食べられるから...(*´Д`)

そんなコトヌー、もちろんもてなされてばかりではいません。観光にも行ってきました。コトヌーの観光名所と言えば、西アフリカのヴェネツィアと言われる、水上都市ガンビエです!!!!

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こちらが水上都市ガンビエ。

ガンビエ行きの船が出ているカラビまでは宿から15㎞ほど離れていて遠いので、リリーさんのお勧めはバイクタクシーではなくタクシーで行くことだったのですが、よく考えたら私はこれまでも、ドゴントレッキングやバンフォラの不毛な滝巡りなど、長距離をバイクに乗って移動することが多かったので、お金もないしバイタクを利用することに。ごめんなさいリリーさん...(´・ω・`)

そんなカラビまでは、しつこく交渉した結果、片道800セーファで成立。そこそこ安全運転で連れて行ってもらいました( ´ ▽ ` )ノドゴンやバンフォラと違って道も綺麗でスムーズ。すぐにカラビの船着き場に到着しました。お金を払おうとしたのですが、運転手は帰りを待つと言って待機することに。

あ、そう、待つの...?まぁ良いけど( ゚Д゚)

さて、ここからガンビエまでは、小舟で言って遊覧観光します。

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船着き場の様子。船着き場に向かう途中、男性が話しかけてきました。ガンビエに行くのかと聞かれ、そうだと答えると、「船はモーターなら25000手漕ぎなら18000セーファだ」という男。

...はぁ?( ゚Д゚)

トンデモない言い値です。事前情報では、二人で乗った場合の一人の相場が5050セーファ。いくら一人だからってそんなに高いはずはありません。なめてんのかコイツ。なめてるな( ゚Д゚)

きっとこの男はガイドで、だから値段を盛ってきているんだな。まったく観光地の人間というのはどこに行っても金にがめつい、と気が付いた私。

私「ところであなた誰?」

男「え?」

私「あなたガイドなの?」

男「そうだよ、僕はガイドだよ!」

私「私はガイドは一切いらないから、ついてこないで!じゃあね!

と一人でさっさと先に進みます。

船着き場でガイド以外の人々とさっそく料金確認。しかしいくら交渉しても、1人料金は10000セーファらしい。

ホントに...?10000ってオフィシャルな価格?

そうだよ、オフィシャルだよ!!!と答える現地の人ら。

まぁいいか。一人だから割高なんだろう、と納得して10000セーファ払い乗り込みます。で、乗っているときに気が付いたんですが、そういえば入り口に料金表があるはずなんですよね。忘れていました。帰りに確認して、ぼられていたら差額を請求しないとな、と、相変わらずの観光のわずらわしさにため息が出ます...(;´Д`)

船にはガイドらしい男が案の定乗り込んできたのですが、本当に本当にお金がないことを説明して、ガイドはいらないし、一切お金を払わないからと念押しておきます。それでもついてくる男...。理由は謎です。

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さぁ、いろいろめんどくさかったけど、いよいよ出発です( ´ ▽ ` )ノ雲行きが怪しいですね!!!!!!

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途中いろんな小舟を追い越しました。魚をとっている船とか、行商の船とか。

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網を使った漁業の様子。

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そしていよいよ集落が見えてきました( ´ ▽ ` )ノ

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集落の中に入っていきます( ´ ▽ ` )ノ
だがしかし、いよいよ雨雲がそこまで迫って来ました...(; ・`д・´)

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水上都市のホテル&レストランに通された直後、滝のような雨が降り始めました(;´Д`)

結局このレストランに、コーラ一本で30分以上立てこもることになりました...(;´Д`)

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雨が上がったので、船の中にたまった水をバケツですくい出し、いざ、再出発。

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もっと奥深くまで船で遊覧するのかなーと思いきや、割と近所をさささーっと回ります。

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ガンビエは思ったよりカラフルで可愛いのですが、雨でずいぶん時間をつぶしたせいかな?なんだかさささーっと終わってしまった気がします。まぁ、通常がどんなものなのか分からないので、比べようがないのですが、不完全燃焼...(;´Д`)

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船着き場に戻って来ました。この辺りも小規模だけど市場になっていて、賑わっています。

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さて、運命の料金確認です。...おやおや??

一人、7050セーファですね...(-_-)ほぉーら、やっぱり...!!!

という事でここでバイクを待たせつつ怒涛の猛抗議です。オフィスに詰め寄り、船着き場で10000セーファと言われて10000払ったけど、料金表見たら7050だった!差額を返して!!!!!とアピールします。

がしかし、オフィスの人間もここでお決まりの文句、「料金表は古い。今は1人だとボートは出せない。」と、オフィシャルの料金表が間違いで、差額は返さないの一点張り。

いやいやいや、だったらなんで料金表を直さないの?そちらの間違いなら間違った分はそちらが負担しなさいよ!!!と詰め寄るも、一向に折れない。

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するとデスクからなにやら紙を引っ張り出してきた担当者。見ると確かにおひとり様の欄に赤いバツ印がついています。

なるほどね、じゃぁ確かに料金改正はあったわけだ...。だからと言って腑に落ちないですけれど。

こういった料金表が間違いで、実際はもっと高い!というケースは、西アフリカというよりも、アフリカというよりも、発展途上国と言われる国全体でよくあります。毎度イライラするし、騙された気持ちになります。だましたつもりはなくてもね...(-_-)

結局お釣りは諦め、帰ることにしました。なんだか、どっと疲れる観光でした。
バイクに待たせたことをお詫びし、ココティエに戻ってもらいます。バイクも怒っている私を気遣って、ごめんね、あれは古い料金なんだよ。今は一人用のボートは運行していないんだよ。とフォローしてくれます。うんうん、バイクは悪くないさ...。

...。

到着すると、5000セーファ請求されました。
はぁ?片道800セーファってあれだけ交渉しただろうが。ふざけんな。

2000セーファだけ渡してサヨナラしました。料金交渉は最初にきちんとやったはずだし、こちらの物価やタクシー相場を考えれば、十分なはずです。本当は400円のお釣りをもらいたいところですが、待ち時間があった分奮発してやっているのです。5000はあり得ない。バカにするなよと言いたい。

と、すっきりしない締めくくりになったベナン、コトヌー滞在。最後に出てきた人々はこうしてエピソードに書くと、まぁ、ベナンの印象を間違いなく悪くしますが、どの国にもいる人たちです。見逃してやってください。

私としては、リリーさんに会えて、現地で働くたくさんの日本人の方々にあえて、宿の人々も親切で居心地が良く、モデルさんや中国人のイネスちゃんとの触れ合いなど、短いながらも色濃い滞在になりました( ´ ▽ ` )ノ

リリーさんはじめお世話になった皆さま、本当にありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

ガンビエ観光の翌日、朝早くチェックアウトし、空港に向かいました。ゲストハウスから空港までは、歩いて行ける好立地。

これでいよいよ、西アフリカともお別れです。
未知の世界だった西アフリカ。行ってみれば、ご飯は美味しいし、ネット事情も、まぁなんとかなったし、宿のクオリティは、値段こそばらつきがあるものの、全く問題なかったし、人々は、時々うざいけど暖かくて親切でした。

観光という観光をできる場所こそ少ないものの、アフリカの空気に触れられた面白い地域でした。
終わってしまうのか...。感慨深いな...。...。お金、かかったな...(-_-)働かないと。

次はいよいよ、南部アフリカ編のスタートです( ´ ▽ ` )ノ去年のリベンジ!!!!お金ギリギリ!!!南米まで持ちこたえられるか!!!???がんばります!!!

アクセス失敗レスポンスの形が不正