こんにちはーー!!!!
リアルタイムはセネガル・ダカールの日本人宿、和心の小林さんの営業トークにやられて、今もダカールで延泊中。私です。
でもブログはいまだモーリタニア...(´・ω・`)...頑張る...。
さてさて、前回は超過酷と言われるアイアントレインに乗って、ヌアディブからシュム、さらにそこからアタールに移動してまいりました( ´ ▽ ` )ノ
正直アイアントレインは西アフリカで一番くらいに楽しみにしていたイベントだったし、ぶっちゃけアタール自体には特にお目当てはないんですけど、ここからちょっと行ったところにあるシンゲッティという街が何やらいいらしいので、行くだけ行ってみることにします。
ところでアタールの宿は到着した日を入れると2泊しましたが、宿のお庭で洗濯物を干していた私...。
気が付くと、ストールがこんなことになっていました( ゚Д゚)
野獣が...っ!!!!野獣が現れたぞ...っ(; ・`д・´)
...。
まあ実際はヤギに食べられたんですけどね。
ヤギってやっぱり食べるんだ~~~。へぇ~~~。
ヤギに持ち物を食べられるなんて、生まれて初めてだなぁ~~~。
このストール地味に役立ってたから悲しいけど、
でも、1年以上旅していて、ヤギ害は初めてだから、それはそれで面白い気持ちになれたよ。
...う~~~~ん...。
かわいいから許す!!!!!!(*´Д`)
そんなヤギ害のあったアタール、止まっていた宿はなんと2泊で3000ウギアでした。
内訳は、1泊目が1000ウギア、2泊目が2000ウギア。
なんで料金が違うのかというと、2泊目はエアコンを付けたからです。
砂漠が近くとても暑いので、日中、エアコンなしだととてもとても耐えられない(; ・`д・´)
でね、部屋はエアコンなしだと3000ウギア、ありだと6000ウギアと言われてたんだけど、最初、私はこれは一人当たりの値段だと思っていました。
でもちがうの。
これ、1部屋あたりの値段なの(; ・`д・´)
私は、監督とホアンと3人でシェアしてたので、エアコンありでも一人2000ウギア。
...安!!!!!!(*´Д`)
これは、モーリタニアではものすごいお得です。エアコンあり、超快適っ(*´Д`)
部屋は6人くらいは寝られるので、人数がいたらますますお得ですね。アタールの Auberge Inimi、おすすめです(*´Д`)
そして、この後のシンゲッティには、この宿のおじさんにタクシーを手配してもらいました。
メンバーはまんまアイアントレインに乗っていた5人で、1人2000ウギア。シュムからアタールまでと同じですね(距離も似たようなものだし)
ホアンは1泊以上、私と監督は1泊、チェコとスロヴァキアのカップルは日帰りの予定でタクシーシェア。
それにモーリタニア人のお客さんも含め、助手席2、後部座席4の久々にぎゅうぎゅう詰めの布陣で向かいます(;´Д`)
これが乗っていた車。
ぎゅうぎゅう詰めだけど、スピード出てるので窓から風を受けてそこまで暑くならないし、時間も短いのであまり過酷ではありませんでした( ´ ▽ ` )ノ
道はほとんど舗装されていないオフロードだったけど、
なかなかスケールの大きい渓谷があったり、景色は素敵でした。
そんなこんなで、朝10時位に出て、お昼過ぎにシンゲッティに到着。カップルとはここでバイバイ。私たち3人はさっそく宿探しをします...。
なんだけど、
そもそもシンゲッティ、小さい村で観光客は大変少なく、宿の選択肢はとっても少ないです。
タクシーはAuberge Zargaの前で停まり、当然のようにZargaのオーナーらしきおじちゃんが営業にやってくるのですが、正直Zargaの設備は微妙...。1泊1000ウギアで安いんだけどね...。
なので、事前にネットで調べていた、近くのAuberge La Guellaに行ってみることに。
...と思ったら、La GuellaもZargaと同じおじさんに案内された。どうやらこの辺一帯はみんな家族だから、その辺ももはや一緒に管理しているみたい。
La Guellaは長らく客が入っていないため、設備はあちこち砂に埋もれているものの、Zargaよりきれいで快適そう。特に水回りは綺麗。ただし値段は2000ウギア。
でもシンゲッティはアタールよりもさらに暑い街で、夜はどう考えても部屋の中では寝られなさそう。そう考えると、快適そうな屋上が沢山あるLa Guellaのほうが、快眠できるんじゃないかな。
どうせヌアディブやヌアクショットでは3000ウギアくらいが相場なんだし、ここはケチらず2000ウギアのLa Guellaにしました。
そんなこんなで時刻はもう1時過ぎ。お腹が空いたので、宿のおじさんにレストランがないか聞いてみると、
おじさん「この街にはレストランなんてないよ(*'▽')」
...にゃ、にゃんと(; ・`д・´)
おじさん「だから夕飯はZarugaでタジンをふるまってあげるよ(*'▽')」
お、お昼ご飯はどうすれば(;´Д`)
おじさん「商店でサーディンとかパンを買えるよ(*'▽')」
という事なのでお昼は近くの焦点にパンと缶詰を買いに行きました。
サーディンの他にツナもあったので、ここは贅沢にツナサンド。
ホアンがコーンを分けてくれた。コーン入りのほうが美味しいね( ´ ▽ ` )ノありがとうホアン( ´ ▽ ` )ノ
と、こんな感じで、
シンゲッティは小さな町でレストランもなければ宿の選択肢もほぼほぼ1択のみ(;´Д`)
観光客の少なさを感じました。
食事の後は、日中は暑いので夕方5時まで宿でダラダラ。
といってもどこにいてもとっても暑いので汗だらだらでのびてました。これは長居はできないな(;´Д`)
そして5時。
せっかくシンゲッティに来たので、旧市街を宿のオーナーに案内してもらいます。
シンゲッティは、実はアフリカの中ではかなり重要なイスラム文化の聖地。
古くからサウジアラビアのメッカへ巡礼へ向かう人の、集会所みたいになっていたらしいです。
特に、メッカまで巡礼に行けない人にとっては、まさにシンゲッティこそが聖都だったそう。
旧市街のせまーい通路。
シンゲッティはまさに砂漠の町で、どんどん砂に侵食されるので何回も遷都を繰り返しているみたい。
この旧市街もいずれは砂に埋もれてしまうのでしょう...。
使われていない建物もたくさんっぽい。
旧市街のモスク。
来た時にちょうどお祈りの時間でした。
そしてお祈り終了後、モスクの隣にある図書館を案内してもらいました。
この図書館には何百年も昔の古い手稿が沢山保管されています。
町周辺は、かつてイスラム学者たちが集まり、イスラム法の議論を交わしたことで有名だったそうです。
シンゲッティは、モーリタニアの人にとって、とっても重要な街なんですね...!
さてさて、この後はお決まりの、お土産屋さんに連れていかれました。
と言ってもここのお土産屋さんのおじさんはとってもいい人でしたけど( ´ ▽ ` )ノ
せっかくなので私はヤギ害にあったストールに代わる薄手のストールを購入(;´Д`)
お土産屋さんにいた子供、其の1。
其の2。
この子は写真撮っていい??と聞くと、真顔で指をふりながら、ノンノンとお断りしてきました。
すると、お土産屋のおっちゃんが良いよ良いよ撮りなよ!!!!というので、もう一度撮っていい?と聞くと、またしてもノンノン(;´Д`)
えー。だめなのー?という表情をすると、おっちゃん、なにやらいいから撮らせてあげなさいと少年に話しています。
改めてお願いする私、するとー...
ノンノン(-_-)
...頑なだね...( ゚Д゚)
仕方ないかと諦めようとしたところ、おっちゃん、さっと小銭を2枚少年に握らせました。
私「...( ゚Д゚)」
おっちゃん「さぁ撮って撮って( ´ ▽ ` )ノ」
お、おっちゃん、ありがとー...( ゚Д゚)
というわけでなかなか優しいお土産屋さんでしたよ。うーん、めっちゃ値切ったけど、それでもまだ高かったかな?ストール。
さて、宿のおっちゃんは先に帰って夕飯を準備をするので、日が沈んでから食べに来てね、と、ここでいったん解散に。
8時ころを目安に帰ることにして、我々は砂丘のあたりを見に行きました( ´ ▽ ` )ノ
シンゲッティも、モロッコのハシラビットやメルズーガのように、街のすぐ横に砂丘が広がっています。
でも暑いから砂丘までは歩かなかった笑
ここからも砂漠ツアーは出ているけれど、監督と私はモロッコでそれぞれ砂漠ツアーを経験済みだし、満月も近くて星も期待できそうにないので、今回は遠慮しておきました。
新市街へ戻る帰り道。
徐々に気温も下がって来たのでサッカーの練習が始まっていました( ´ ▽ ` )ノ
地元の男の子たちは写真撮って撮ってと人懐こかったです( ´ ▽ ` )ノ恥ずかしがっている子もいるけど...
さてさて、夕飯は、私がリクエストして、モロッコにいたときからずーっと食べてみたかった、キャメルタジン(*´▽`*)
わーい!!!モロッコ人にラクダ肉は美味しいんだぞ~~~!とおススメされてから、ずっと食べたかったのです。
シンゲッティは砂漠の町だし、あるかな~?と聞いてみたらあると言うので、作ってもらいました。
さてさて、お味は...
...
...びみょー('Д')
...。
ラクダはご馳走だって聞いていたのに...。確かに美味しそうなポテンシャルを感じるのに...( ゚Д゚)
ちなみに、ジャガイモも美味しくない...。まだ微妙に火が通ってない感じがするし...
...。
さては
おっちゃんの料理が下手なんだな...( ゚Д゚)
ちなみにモーリタニア、セネガルではずれだったご飯は今のところこれだけです(-_-)
そんな砂漠の町、シンゲッティ。
夜は案の定部屋の中が暑いので、屋上にマットを敷いてみんなで寝ました。ここは1泊で退散だな~~~(;´Д`)
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