ご無沙汰しております(*_*)
ブログの更新をサボっておりました、私です(*_*)
サボっている間に大事な日をスルーしてしまいました(*_*)
わたくし、2017年4月3日で、旅に出て1年が経過いたしました。
1周年コンテンツとか、つくろーかなーと思って色々やってたら、なんか色々捗らなくなり、ブログも放置してしまうという、本末転倒っぷり...( ゚Д゚)
ごめんなさい...( ゚Д゚)
今現在は、ウクライナのリヴィウにいますが、ブログはルーマニア最後の街のエピソードを書いていなかったので、まずはそこから...。
地下テーマパーク、サリーナ・トゥルダの観光をした後、クルージュを午後3時に発車するバスに乗って、バドゥー・イゼーという村に行きました。
バスのチケットは窓口ではなく運転手さんから直接購入。直接購入とは思えないほどごついバス(2階建てバス)に乗って、約4時間半。ウクライナ国境近くの、バドゥー・イゼーに到着しました。
夜の7時半過ぎなので、暗くなっているかしらと行く前はひやひやしましたが、いやいやずいぶん日が長いので、余裕でした。
バドゥー・イゼーがあるのはルーマニアのマラムレシュ地方。
国境の街、シゲット・マルマツィエイはなかなか大きな街なのですが、その手前のバドゥー・イゼーはもう本当、村って感じです。今回はそんなルーマニアの田舎のペンションに泊まりました。
マラムレシュ地方の観光は大変です。
このあたり、公共の交通機関がないに等しいのです。
なので、現地の人は、ヒッチハイクで移動します。
つまり、バックパッカーもヒッチハイクで移動します。
しかし、その割に見どころが広範囲にたくさん点在しているマラムレシュ。
...私は自信がなかった...( ゚Д゚)短時間でヒッチハイクで回りきる自信がなかった...( ゚Д゚)
なのでだいぶ高いけどペンションのおじさんにツアーをお願いしました( ゚Д゚)
バックパッカーとは思えない強硬策に出ましたが、おかげさまで見どころをあらかた回ったのでざっと紹介しますよ!!!!
マラムレシュ地方の見どころは、何といっても伝統的な木造教会です。
1つ目は、聖パラスキヴァ木造教会。門からすでに趣がありますね!!!
マラムレシュの木造教会の前には、綺麗な花で彩られた美しいお墓があって雰囲気抜群です。
木造教会のつくりも、木造とはいえ日本とはだいぶ違います。
ヨーロッパで見てきたほかの教会に比べ、なんとも素朴で可愛らしい印象...(*'▽')
中にも入れてもらいました。
こちらは教会の待合室。入って右側の壁です。
右側の壁には地獄が、
左側の壁には天国が描かれているそうです。
祭壇の様子。
壁画の趣が、今までの教会とは全く異なっていて面白いです。
次の教会へ移動する途中の風景。遠くに見える山がきれいですね。あの山は簡単に登れるそうで、トレッキングにおすすめみたい( ´ ▽ ` )ノ
マラムレシュの田舎風景は、どこまでもどこまでも農場が広がっていて、とにかく美しかったです。
こちらは聖ニコラス聖堂の門かな...?
門の柱の模様にはそれぞれ意味があって、丸が太陽、縦のラインは人生?命?を表してるんだったかな...?(*_*)うろ覚え...。
こちらが聖ニコラス聖堂。さっきの教会より太ましくて可愛いです...。
木の種類が他と違うらしくて、より高価らしいですよ!!!
聖ニコラス聖堂の周囲には昔ながらの木造住宅がたくさん残っていました。このあたりの人は貧しくて、なかなか建て替えられないんだって...。
ルーマニアの田舎町では、よく庭先にこのような十字架が置いてあるのを見かけます。なんだかとっても信仰深いんだなぁと感じます。
続いてやって来たのは、バルサナ木造修道院。今までに見てきた教会と違って、着工がかなり新しいようですが、ブルガリアのリラ修道院もびっくりの規模でした。
外灯もいちいち可愛い...(*´Д`)
リラ修道院のような、一続きの巨大な僧院ではなく、たくさんの可愛らしい僧院が点在しています。丁寧に手入れされた緑がきれい。
良い季節にやって来ました。
僧院を下から仰ぎ見たところ。面白い造りですね~~~。
左側がこの修道院の教会。中にはいってみました。
教会内部の様子。壁一面の壁画が素敵です。
バルサナ修道院、大変見ごたえがありおススメです(*´Д`)
お昼休憩をして、ドバイエシュの野外博物館へ。
ここには昔ながらの木造住宅を見学することができます。
マラムレシュ地方の家は伝統的にこのような木造の門があります。
この門の様式も、地域によって少しずつ異なるそうですよ。
家の中のようす。
家はあまり広くなく、簡素な造りですが、綺麗な刺繍が施された布のおかげで、可愛らしくまとまっています。
かまどの様子。
野外博物館を見学し終えたら、いよいよこの日のメインイベント、サプンツァ村に移動しました。このサプンツァ村には、世界でも珍しい観光名所があるのですよ。
こちらがサプンツァ村のメリー墓地です。
青い鮮やかな木造の墓標が目を引く、世界一陽気なお墓です。
カラフルなペイントが施されたこのお墓。
毎年たくさんの観光客が訪れる、れっきとした観光名所で、墓地に入るのに入場料がとられます。
ここの教会も可愛らしかった...。
さてさて、それにしてもこの墓地、なんでこんなに陽気なんでしょう。
それはこちらのスタン・イオン・パトラシュさんという彫刻家が陽気な墓標を作り始めたのがきっかけだそうです。
愛する人を失った悲しみが癒えることを願って、墓標を明るいものにしようと思い立ったそうですよ。
墓標には、個人の生前の職業だったり、
死因だったりが、絵と文章で記されています。
こちらはトラックに轢かれてしまった人...。
こちらは殺人だったかしら...?自殺だったかしら...?いずれにしても...( ゚Д゚)
車にはねられてしまった女の子...。
陽気なのに描かれてあるのは不幸な事故...。なんだか日本人である我々には理解しがたいですね...( ゚Д゚)
これとかはもうなんだか意図がまったく分からないわけです。陽気っていうか、もはや残酷なのです...( ゚Д゚)
とまぁ、衝撃的な墓の写真を多く見せてしまいましたが、大半はその人の趣味とか職業がわかるような絵が多かったです。
なんだか死生観について考えさせられる、面白い場所でした。
ところでルーマニアはご飯がいまいち...とか言っていましたが、ここ、マラムレシュではルーマニア名物のスープをペンションの夕食で食べることができました。予約サイトのレビューがすごーく良くて、楽しみにしていたディナー。確かに美味しい...(*´Д`)
手前の黄色いスープは野菜が盛りだくさんで、豚肉のうまみも出ていてとっても美味しいのです。それに、ご当地のお酒も出してくれました...。アルコール度数高いけどおいしいよ。バルカン半島でよく飲むラキーアとだいたい同じ感じだけど、こちらのほうがフルーツの甘みを感じる気がする...(*´Д`)おちょこで1センチ深さ程度しか飲めないけど...(*´Д`)
メインのポークステーキも美味( ´ ▽ ` )ノ
デザートにホームメイドのケーキまで出てきます...。もうお腹いっぱい(*´Д`)
ルーマニア、最後の最後で美味しくいただきました( ´ ▽ ` )ノ
マラムレシュ、なんだかとっても気にいっちゃったな(*´Д`)おすすめです。
コメント (2)
Commentコメント
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匿名さん
枸杞島について調べててここにたどり着いたのですが、ルーマニアもなかなかいいですね
特に最後の赤いケーキプレートなんかが
ルーマニアあまり関係ないけど
kimさん
匿名さんへ
コメントありがとうございます。
枸杞島、懐かしいです…。私は残念ながらたどり着けなかったのですが、ぜひ楽しんでください( ´ ▽ ` )ノルーマニア、とても素敵なところでした。特に田舎に行くほど景色がきれいだった気がします。