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な、ナマステ〜!

体調が完全ではありません、私です。印象の悪かったカジュラホでの夜、謎の腹痛により夜食べた豆カレーを吐いてしまいました

豆カレーを吐くと見た感じ悲惨、ということがわかりました。

というわけで夕飯は吐くし、朝食と昼食は大事をとって自粛するしで、腹ペコ状態で次の街、アグラに昨日やってきました。

アグラまでのチケットは、前日に宿のスタッフに手配をお願いし、傷心のため3AC(エアコン付き3段寝台)なんて舐めたリクエストをしてしまいましたが、なんか出来上がってみたら2AC(エアコン付き2段寝台)になってましたヽ(;▽;)ノちょ、リッチすぎヽ(;▽;)ノマジで贅沢すぎー!もしかして料金、倍いってるんじゃないの!?3ACなかったんだってさ。一言相談して欲しかった。スリーパー(エアコンなし3段寝台)にしたかったようう。

まあでも、思いがけず当日の体調が絶不調だったため、ちょうどよかったです。

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これが2ACの車内。

ちょいとちょいと、こいつはなかなかバックパッカーが乗れる車両と違いますぜ!!

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カーテン付きで完全に自分空間を作れます!(カーテン締め切ると暑くなるけどね!)

というわけで、お腹をいたわりながら9時10分発の電車に乗り、18時10分、無事にアグラ・カント駅に到着しました。途中、車内販売のチャイなどを飲み、コーラとチャイのみでしのぎました。やっぱ糖分が含まれる方が気持ち吸収が良い気がします。いっさい水には頼りませんでした。おかげで体調はすこーし回復傾向。

さてさて、アグラには、私と入れ違いでカトマンズで知り合ったタカさん(世界一周男子二代髪型カテゴリ・角刈りに該当)が滞在していたので、彼のオススメのホテルを予約してました。

にゃ、にゃんと、Booking.comで6人部屋ドミが2泊で267ルピー( ´ ▽ ` )ノす、すげー!しかも、エアコン付き!!タカさん情報ありがとう。キルギスあたりで会いましょね!

さらに、タカさんが滞在中、仲良くなったという、優しいインド人、ラジュが駅まで迎えに来てくれ、バイクでホテルまで送ってくれました。

その後はマナーとして彼の営む宝石店へ( ´ ▽ ` )ノ買う気はないけど、誕生石のターコイズのブレスレットなんかが実は欲しい気がするし、行きましょう!見ましょう!

...。

なぜかブラックスターの指輪をお買い上げ(・◇・)

なんだろう。自分の思考回路がどうなっていたのかマジで気になる。でも普段飾り気のない私。これくらい許してもらえるよね!ね!

ラジュにはその後もドーサの店に連れて行ってもらったり、ドーサをご馳走してもらったりしました。ありがとうラジュ。写真に写るのが苦手らしいので写真はありません。

さてさて、そんな予想外から始まったアグラ観光。私の目的はほぼ一つのみ。

タージマハルです。

タージマハル祭りです。

タージマハルに行き、タージマハルを作ったシャー・ジャハーンが晩年幽閉されていたアグラ城からタージマハルを眺め、タージマハルが見えるルーフトップレストランでメシを食う。

これにつきます。

ということで本日、憧れのタージマハルに行ってきました( ´ ▽ ` )ノ

前日にドミの中国人女の子と一緒に行く約束をしていたので、彼女と一緒に!

朝5時前、いそいそと準備を始める同室の3人。多分私が一番遅く起きた(目覚ましもつけずに爆睡してたから)。

私の準備はいつもどおり、即、完了!タージマハルの東門は日の出から空いているので、気温が低い早朝の観光がベストです。さぁ、わたくしいつでも出発できますよ!( ´ ▽ ` )ノ

...。

...(´・_・`)

...。

わかるよ、女子の化粧は時間がかかるもの。わかるよ。待つよ。

...。

...(´・_・`)

...。

そっかそっか、綺麗なサリー買ったんだね!すごいね!しかもそんなにアクセサリーもあるんだ!すごいね!あ、細いからサイズ調整するの大変なんだ!宿の人たちまでやってきて安全ピンで調整...。

え、その飾りも額につけるの?でもチェーンとかないんだ、そうだねピンだね、宿の人、頑張って!急いで着付けて!!!

6時半過ぎ、ようやく準備が完了したようです。

おぉぉぉヽ(;▽;)ノ

奥さんの支度を待つ旦那さんってきっとこんな感じだね...(´・_・`)

さぁ行こう!もうとっくに日は登ってるよ!どんどん暑くなるよ!行こう!!!

え?なに?

インド人スタッフにカメラマンとしてついてきてもらう約束した?彼なにも用意してないけど...(さっきまであなたのピン付け手伝ってたし)。え?行くの?

中国人「ハリィィイアァアップ!!」

うぉー!めっちゃ急がせてるよこの人((((;゚Д゚)))))))うぉー!

ってことでようやくスタートです!

まず、宿のすぐそばにあるチケットオフィスでチケットを購入し、無料のシャトルバスで東門に向かいます。わーいわーい( ´ ▽ ` )ノ

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さぁさぁ、正門を記念撮影す...待ってー!置いてかないでー!せっかくだから正門も撮りたいの!

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さぁさぁ、アーチ越しのタージマハルはもはや定番中のていば...待ってー!置いてかないでー!せっかくだからアーチ越しも、撮りたいの!!!

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と、思ったら、ちゃーんと正門をくぐったところで待っててくれました( ´ ▽ ` )ノ

というか、絶賛記念撮影中でした( ´ ▽ ` )ノ

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彼女の携帯でせっせと写真撮影をするインド人。その横でちゃっかり彼女を撮影する私

彼女「うまく撮れた?ちょっと見せて...ちがーう!!!!トゥーバッドよ!!私がタージに被っているじゃないの!!全然ダメ!これこれこう撮って欲しいの!」

(´-`).。oO(うーんやはりね、はじめからうまくはいかんね、撮り直し撮り直し)

彼女「どう!?ちょっと見せて...ちがーう!!!最悪よ!さっきも言ったけど、私は画面の横、タージを正面に入れるのよ!

(´-`).。oO(おいおい、同じミスですかい。同じミスはいかんよね。さ、さ、撮り直し撮り直し)

彼女「さぁ今度はど...ダメよ!全然ダメ!あ、この写真はまだいいわ(一度にたくさん撮ってます)。そうそうこの位置よ。でも枚数が全然少ないわ。あなたちゃんと連写してるの?ここを離さずに押し続けるのよ!その間に私がポーズを変えるから!

(´-`).。oO(よーしよし!段々良くなってきたらしいぞ!よーし!早くしろー、インド人)

彼女「ちょっと待って、待って!人がこんなに多いじゃないの!私は人ごみで撮りたくないのよ!

(´-`).。oO(な、なるほど〜。そーね、そりゃそーよね)

彼女「ちょっとちょっとあなた達、そこ写るからどいてくれる!?ありがとう!」

(´-`).。oO(なるほどー!!!これは日本人には出来ない芸当!中国人の情熱、すげー!!!)

彼女「さぁ見せて、もう〜っあなたって本当にセンスないわね!指を離さないでって言ってるじゃない!ねえちょっと、あなたのほうが多分うまく撮れるわ、撮ってくれる?」

(´-`).。oO(き、きた〜!ついに私に回ってきた〜。でも、うん。そのインド人より、きっと私のほうがうまいよ!

彼女「いい?ここを押し続けると連写できるの。その間に私がポーズを変えるから!」

私「う、うん、わかったよ〜((((;゚Д゚)))))))」

パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ...

彼女「どう?いっぱい撮った??」

私「う、うん、いっぱい撮れたよ(おしっぱにしたら120以上の枚数になったけど大丈夫かコレ...撮りすぎじゃね??)」

彼女「どれどれ、あなた、本気?全然多くな...、あ、あー!これね、これね、うん、いいわいいわ!よく撮れてるグッドよ〜^_−☆」

ふぉおおお!どうにか女王様の機嫌を損ねずに済みました。ヨカッタ...。

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これらは私のカメラでちゃちゃっと撮ったやつですけどね、人、めっちゃいっぱいいるから、人混み見えないようにするの大変なのですよ!ふぅーσ(^_^;)

その後もちょっと進むごとに、似たようなやり取りを行う私たち。

私は、絶対私が撮ってあげたほうが早いとは思いつつ、彼女の専属カメラマンになりたくない一心で、見て見ぬ振りを決め込みます(´・_・`)

あぁ、憧れのタージ。

バラナシで会ったシンヤさんが撮っていたような、タージの前であぐらかいて合掌する、エセインド人写真を私も撮りたい。私もアレをお手本にしたい...(´・_・`)

なんて、密かな希望を抱きつつ、うすうす、それが無理であることを察知し始めました。

それでも、それとなく撮影スポットを探す私。

あ、あの角なら、観光客も少ないし、みなさんにご迷惑をかけることなく私とタージマハルをバッチリ写せる...。あの角のところで、しゃがんで撮れば...(試し撮りパシャー)

よ、よし、行けそうだ!あそこで鬼のように繰り広げられている彼女の撮影大会がひと段落ついたところで、私も撮影をお願いしよう...(さっきから君の写真も撮ってあげるよって言ってるし!)

私「あ、あのー、私もあっちで写真撮りた...」

彼女「ヘイ!急いで!今なら人が少ないわ!急いで!

パシャパシャ

私「あのー、私もあっちで写真を撮って欲しいんだけど」

インド人「え?あっち?こっちなら正面のタージマハルが撮れるよ?」

私「あー、うん。でもあっちで撮りたいの」

そうだよ。

そりゃあ確かに、タージマハルといえばシンメトリー建築の最高峰だよ。正面からがいっちゃん美しいよ!でも私はバッチリきっちり記念撮影をしたい!人がわんさかいるところで無理して誰かが見切れてる写真を撮るよりは、なるべく私×タージマハルで撮りたい!記念だから!だからあそこがベストなの!(←英語で説明できない)

インド人を連れてちょっと横にそれた穴場的ポジションに移動した私は、撮影位置をレクチャー。彼をいったんモデルに据えて、見本に撮影してみせます。

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どうよ!ひとつこんな感じでお願いしますよ

インド人「うーん、でもやっぱりあっちからのほうが絶対いいよ!あっちで撮ろう!」

え、えー!せっかく見つけた穴場ポイントなのに...!はっ!そういえば今なら奇跡的に人が少ない!今なら...!

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...。

なんかもう全然ダメだ!ヽ(;▽;)ノ

ビミョーにピント合ってないし、隣におもいっきしインド人がいるし、後ろの人もわんさか写りすぎだし、斜めだし!

いいですか?

この場合だね、しゃがんで、低い位置から撮影することにより、後ろの一段低い位置にいるみなさんを、もーちょっと控えめにすることが可能ですよ!その上で隣のインド人をどけろ!!!あと、もっとズームしろって言ったよな!?

もう、そりゃあ中国人だって怒るはずです(´・_・`)

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その後も別の場所でこの有様...。

半押しでピントが合うから指を離さずアングルをととのえろ、ということをダメダメ英語とジェスチャーでがんばって伝えるも、全然理解しないインド人。言ってるそばから指を離す。というかなんか指をパタパタやってる。

そーだよね。

私より全然ペラペラな中国人の女の子の英語で連写ごとに伝わらなかったのに、ピントなんてデリケートな問題、どうこうしようがありませんでした。今度からはちゃんと絞り調整します(´・_・`)

あともっと近づくか、ズームしろよ...。

中国人女の子のイライラの原因にも納得がいき、多少同情しながらしばらく同行したものの、暑さがだんだん辛くなり、私なにやっているんだろう感が強くなってきました(´・_・`)

おそるおそる、1人で行動したい旨伝えると、あっさり解放ヽ(;▽;)ノ

やっっっっっっっ

たぁぁあああああああ!!!!!!!ヽ(;▽;)ノ

自由バンザイ!

それにしても今回のやりとりで、いかに中国人女の子の気が強く、わたくしの気が弱いか分かりましたね。

誰ですか私がB型のクイーンだなんて言ったの(´・_・`)

金輪際そんなこと言わないでいただきたいですね!こんなに気ぃ使いなのに!!

ちなみにこのことを成都でお世話になった物流のお兄さんにチクった、いや、ご報告申し上げたところ、以下のような返答がありました。

中国人の女性は基本的に自分が中心だから絶対に人に合わせて行動しないし、時間も全く守らないし、写真も自分が綺麗に写るまで何回も撮るし、他人に手伝わせるのが当たり前だと思ってるし(友達間に迷惑という概念がなくて、出会った瞬間から友達だから、つまり出会った瞬間から迷惑かけてくる)

まぁこっちから頼みごとしてもある程度やってくれますけどね。遅れてもあんまり怒らないし。

今イトーヨーカドーの食品売り場で三歩歩くごとに自撮りしてる女の子見つけちゃいました。

だそうです。ほぉう。勉強になりました。(身を以て)

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さも工事中でないかのように写す私。いよいよタージマハルの中に入るよ!

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アーチを抜けて

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はうぅ!近くで見るタージは大迫力です!

というか、このあたりならなんだかカッコつけたポートレートが撮れそうだよね!まともに写真がうまい人がいればね!

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タージマハルがお墓なんだよってことは、みなさんもご存知とは思いますが、これはムガル帝国の皇帝、シャー・ジャハーンが彼の妻のために建てたお墓なのです。

彼はその後彼の息子によってアグラ城に幽閉され、白タージの目の前に自身の墓、黒タージを作るという夢を果たせぬまま亡くなってしまいます。

うぅ。悲しい...。黒タージ見たかった。

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そのアグラ城。

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タージマハルから帰り、宿でちょっと涼んだあと、行ってきました。

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ムガル帝国の栄華の象徴でもあります。立派です。巨大です。

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そのアグラ城から眺めるタージマハル。結構小さいですね。シャー・ジャハーンはここから愛する妻の墓を眺めていたのですね。切ないです。

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夜はルーフトップレストランでタージを見ながらごはん。なんかねー、ずっとお腹の調子がアレなのでカレーを避けてます(いい訳)。でも、アグラに来てから食べ物の価格が下がった気がする( ´ ▽ ` )ノ飲み物は上がったけど(´・_・`)

本日は多分満月なので、あわよくば満月とタージを一緒に...!!!なんて考えていたのですが、天気悪いし、満月は逆方向でした(´・_・`)どんまい。

本当は満月の前後2日間の5日間のみ開催される、ナイトビューに行きたかったのですが、前日までにチケットを買う必要があるそうで。

これもどんまい(´・_・`)まあ天気悪いですしおすし。

工事が終わった後の、絶好のタイミングで改めて訪れたいものです( ´ ▽ ` )ノ

アクセス失敗レスポンスの形が不正