目次

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こんにちはー!!!!

現在地はついにパラグアイを脱出し、チリの港町・プエルト・モントにおります、私です!!!

さてさて、さんざん長居したアスンシオン...。そんなアスンシオンを、実は1回、離れたことがありました。まぁ、当初スケジュール的には、1月いっぱいくらいでお仕事が終わるかなぁ~~~なんて考えていたので、1月の後半は、パラグアイのイグアス移住地というところに行ってみようかな、と思っていたのです。

で、実際1月の後半に行ってみたのですが。で、その後なんだかんだ仕事が長引きそうだったのでアスンシオンに戻っちゃったわけですが( ゚Д゚)今回はそんな、イグアス移住地の思い出を駆け足で...。

まず、旅をしていない人はまぁ知らないでしょう。パラグアイに、日本人が沢山住む移住地がある、なんててこと...。でもね~ここは長期旅行者にはちょっとした有名スポットなのです。なんでかって、長期旅行者はことごとく日本を懐かしむものであり、そんな我々にとって日本文化が残る移住地は、最高の旅の癒しスポットになるからね。

そんなわけで移住地です。

移住地には、アスンシオンの宿、らぱちょで再会した旅の腐れ縁(いやいや、腐ってはいないよ( ゚Д゚))、ふみ君と行きました。ふみ君はちょっと前までチャリダーさんだったので、旅友と長距離移動する事なんてまずなかったらしい。私は常習犯ですが。そんなわけでふみ君のお初をいただきアスンシオンのテルミナルに向かいます。テルミナルっつーのはバスターミナルの事ね!!!

今まで何度もテルミナルに向かう旅人を見送ってきた私。行き方?もちろんバッチリ熟知しています。アスンシオンも後半になるころには、らぱちょのオーナー、上田さんの代わりに、「テルミナルですか?8番か38番のバスで行けますよ。でも、44番以外なら、だいたいどのバスもテルミナルを通るので、乗るときにテルミナル?って確認すれば大丈夫です。最近値上がりしたので、通常は2200、エアコン付きで3600グアラニーですね」なんてスタッフ面して説明することもしばしば(←※実際はテルミナル方面に行ったことなんてありません。テルミナルから来たことならあるけどね)。

そんなこんなで行き方バッチリ、さあ行くか、と思っていると、

上田さん「私たちも今日はテルミナル方面に車で出かける用があるので、良かったら送っていきますよ

わぁお♪何たるラッキー(*'▽')ということで楽して我々は車で向かいました。別れ際には「長い間本当にありがとうございました」なんて、貴重な貴重な「干しシイタケ」までいただく私(←大好物である。ちなみにパラグアイはきのこが売られていないのである)( ゚Д゚)長く滞在してホントに良かった(*'▽')でも干しシイタケを使う間もなくらぱちょに戻ったときはとっても恥ずかしい気がしたものだなぁ( ゚Д゚)

さてさて、テルミナルに着いたら、さっそくバスチケットを買います。アスンシオンからイグアス移住地へ行くバスは1日に何本もあるので、事前に購入する必要はありません。しかし、我々の場合、イグアス移住地の街中ではなく、手前の何もない道で降ろしてもらうため、事前調べしておいたある一社に的を絞っていました。というのも、イグアス移住地には評判の宿が2つあり、一つは中心地、一つは町はずれのど田舎にあり、我々はその、ど田舎のほうに行こうと思っていたのです。

そこに行くために利用したのは、CRUCERO DEL ESTEというバス会社。バスは朝の8時半頃と、11時40分、12時40分の3つがあります。目的地までは5時間~6時間ほど。夕飯の前には到着したいので、11時40分のバスをチョイスしました。料金は事前情報通り60000グアラニーです。購入時、「53km地点で降ろしてね」と伝えます。53㎞地点というのは、パラグアイの東の国境からの距離の事。ちなみにアスンシオンからは273kmです。

あとはバスに乗り込むときも同じように「53㎞地点で降ろしてね」と伝えます。久々のバス旅はおおむね順調だったのですが、これは海外バスあるある、中は極寒でした。私はそうだろうなぁと思っていたので何となくカーディガンとウルトラライトダウンを手荷物に入れて乗り込みましたが、元チャリダーのふみ君は半袖短パンのノーガード( ゚Д゚)どMなの?そこはバックパッカーの先輩面してカーディガンを貸してあげました。キミ感謝したまえ。

車窓をよーく見ていると、例の「○○km」という表示が時々見えます。なので、53㎞地点が近づいて来たら、そわそわしだしましょう。運が良ければ運転手さんが覚えていてくれていますが、我々は運が悪かったので普通にスルーされました。慌てておろしておろして!!!と訴えて、なんとか誤差1kmですみました( ゚Д゚)

53㎞地点のT字路まで引き返し、そこからちょっと歩いたところに今回の目的地、「民宿小林」はあります。予約なしだけど大丈夫かしら、ドキドキ、なんて思いながら元気に大きな声でこんにちはー!!!というと、宿のお母さんがお出迎え。無事部屋を確保できました( ´ ▽ ` )ノ噂通りとっても親切なホスピタリティ溢れるお母さん&お父さんが営む民宿小林。

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周りはこんな感じの何もないところです。

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宿には非常にたくさんの犬とか

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猫たちがいて、犬は人懐っこいですが猫はツンデレです( ゚Д゚)でもご飯を食べているときはめちゃめちゃ寄って来ます( ゚Д゚)

我々が到着したときはちょうどマンゴーの季節で、ウエルカムマンゴーをふるまっていただきました。あと茶豆も。

特に観光とか、そういうことをしに来たわけではない、イグアス移住地。ここのお宿はとにかくお母さんの作る日本食が美味しいらしいので、それをいただきに来ました。1日目は、なんと、すき焼き。

すき焼き( ゚Д゚)

これの何がびっくりって、生卵が食べられることですよね。

海外を旅したことがある人ならわかると思いますが、日本以外で生卵を食べる文化があるところなんて、まずありません。私はやったことはありませんが、友達がそういったことを全く分からずホステルなどで生卵を割って卵かけご飯を食べていたところ、欧米人にドン引きされたらしいです。というかそれ以前にサルモネラ菌が心配ですよね。

でもね、ここはイグアス移住地。領土外ではあるけれど、いわば海外にある日本の飛び地です。みんな生卵を食べる習慣がある...( ゚Д゚)なのでここでは心置きなく生卵を食べられるのです。お母さんのすき焼き、美味しかった(*'▽')9泊したうち2回すき焼きだったけど...( ゚Д゚)

生卵に関しては、なんなら共用キッチンの冷蔵庫に旅人のためのフリー卵がストックされているので、毎朝卵かけご飯を食べられました。民宿小林は卵かけご飯で有名になったと言っても過言ではありません。

さてさて、そんなご飯のおいしい民宿小林で、いったい何をして過ごしていたかというと...

まず、朝はお父さんが車で街まで買い出しに連れて行ってくれます。希望者は、朝8時か9時ころにお父さんの車に乗って、買い物に行くことができるのです。

我々は土曜日に初めてのお買い物。

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こちらが私の戦利品。農協のスーパーと、日本食食材店をめぐって、厳選したもの。

ゆかり...( ゚Д゚)お金が無くなって以来微妙に節約派になった私。自炊のおともにゆかりを購入(*'▽')離れるとおいしさを実感します、ゆかり...( ゚Д゚)

そして日清、ラ王...(*´Д`)えーとね、ラーメン自体は、どの国でも手に入ります。なんなら、日清のラーメンだって、手に入るのです。でもそれは、あくまで海外の日清ラーメンであって、日本の日清ラーメンとは一線を画しております。端的に言うといまいち美味しくない( ゚Д゚)そこに来て、ラ王です。これはね、インスタートラーメン間の、トップをひた走るラーメンでしょう???格が違いますね。ラ王、格が違いました。あまりに美味しくてもったいないので、ラーメンの汁はふみ君がおじやにしていました。

コアラのマーチ...。これも日本のロングヒットお菓子の代表格でしょう。期待を裏切りません。でもあわよくば、たけのこの里に会いたかったけど...!!!!!!!

そして、そしてです。

ロッテ、チョコパイ(; ・`д・´)

あ、これ、私が日本の市販のお菓子の中で最も愛する、ロッテのチョコパイじゃないですか...!!!!!!値段もね、250円くらいで、とっても良心的!!!即買いですよ。

帰って来て、即、冷蔵庫に冷やしました。ベストコンディションでチョコパイを食べるぞ~~~!!!3時のおやつに食べるぞ~~~!!!!コアラのマーチはみんなと分けても良いが、チョコパイだけは一人で食べるぞ~~~!!!!

と、かなりの気合でチョコパイに臨んだ、その日のおやつ時間。

冷えは十分。さぁ、いただきますっ!ぱっくんちょっ!!!!

...。

...。

...これは............!!!!!

キミ、これは、どちらかというと、森永のエンゼルパイではないのかね...?????(; ・`д・´)

...。

...ヽ(;▽;)ノ

あ、ふみ君、チョコパイ食べていーよ?

分かりますか、みなさん、この時の私の絶望が。

チョコパイの味を思い描きながら、エンゼルパイを食べたときの絶望が。

ちがう、そうじゃない。

分かるでしょ、分かる人ならわかるでしょ。とにかく違うんだよ。

たぶんね、ロッテのチョコパイを愛する人間ならね、森永のエンゼルパイは嫌いだと思う( ;∀;)そーいうこと。

まぁ、チョコパイの話はそこまでとして。この日はほかに、ラーメン屋さんにも連れて行ってもらいました。毎週土曜日はラーメン屋さんに行くんですって。

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こんなとこ。いいですねぇ。とっても素朴ですねぇ。

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ラーメンはこんな感じ。これまた素朴なラーメンでした( ´ ▽ ` )ノでも、個人的には、らぱちょの下のレストラン、菜の花のラーメンのほうが美味しいかな...。

あと、民宿小林とは関係なく、イグアス移住地では、らぱちょ滞在中に知り合った現地在住のカトウさんがお友達と一緒に会いに来てくれて、移住地定番のレストランやカラオケ屋さんに連れて行ってくれました。

レストランでは、絶妙に美味しいお好み焼きや唐揚げなどをいただき、気が付けば店内全部を日本人が埋め尽くしていたり...。なんだったんでしょう、その日、金曜日だったんですけど、パラグアイでも、花金って言うんですかね。なんだかたまたま、宴会の日にぶち当たったみたいで、現地の日本人の皆さんが、家族ぐるみで交流されている様子をそばで見ることができて、貴重な時間になりました( ´ ▽ ` )ノ

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カラオケ屋さんはこんなとこ。カラオケっていうより、スナックみたいなところ。会社員時代を思い出します( ´ ▽ ` )ノしかも、仙台市民ならだれでも知ってる、宗さんの曲流れているし。

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そこでも、さっきのレストランからの流れなのか、気が付けば店内いっぱいに日本人があふれ、ここでも貴重な「焼えいひれ」をいただきました( ´ ▽ ` )ノ酒飲みじゃないけどつまみは好きっ( ´ ▽ ` )ノありがとうございました!!!!

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なんだか、こういった空間で過ごしていると、ふと、自分がどこにいるのか忘れてしまいます。まるで、急遽日本に一時帰国しているような...。聞こえてくる会話も全部日本語だし。日本以外に、こんな場所があるなんて。あるなんて...。

さてさて、他にも、民宿小林では、お父さんにマンゴー狩りにつれていってもらったり。

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マンゴー、タダで取り放題の戦果がこちら。毎日何個食べても追いつきません。これ全部タダなのです。宮崎の完熟マンゴーの値段をググると、はわわ...(;・∀・)となります。

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あるときは、お父さんに近くの釣り堀に連れて行ってもらったり。ここではその日の夕飯のお魚を釣ります。

みんな各々、自分の持ち場でまだかなまだかな、とヒットを待っていると...。

ふみ君のところに当たりが( ゚Д゚)しかも大きいみたい!!!!後ろに下がるふみ君...!!!

...すると!!!!!

どぼん!!!!!!

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うそでしょ?( ゚Д゚)

ふみ君がきれいに弧を描きながら後ろにひっくり返るのを私は見た...( ゚Д゚)
まるでスローモーションでしたよ。マンガかな??

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ああああ~...ポケットに入れていた、スマホ2種と財布、完全に水没しちゃった...(;´Д`)

しかもその際、サンダルを紛失してしまったらしく

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またまた池に入ってサンダルの捜索(;´Д`)どMかな?なかなか見つかりません。

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ふみ君が池の中でサンダルを探している間、ひまなのでふとお父さんのほうを見ると、おや!!!お父さん、当たりが...!!!!

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さすがお父さん(*´Д`)普通に釣れました。

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そしてお父さんの魚が釣れたころ、ふみ君のサンダルも見つかりました。良かったね( ´ ▽ ` )ノ

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そんなふみ君とお父さんが体を張って(あ、張ったのはふみ君だけだな)手に入れたその日の食材がこちら( ´ ▽ ` )ノ

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宿に持ち帰って、お父さんがアサードにしてくれました( ´ ▽ ` )ノアサードっていうのは、焼き肉ですね!!!

何のお魚だか分からないけど、これが脂がのっててとっても美味しかったのです(*´Д`)ありがとうよ、ふみ君。

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さらにさらに、お母さんが刺身も作ってくれました( ´ ▽ ` )ノうん、美味しいんだけど、なんだかすっごく不思議な食感でした。

さてさて、ふみ君のスマホ2台が水没してしまったので...。

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新しいスマホを調達しに、国境の街・シウダー・デル・エステに遊びに行ってみることにしました。実はエステって、国境の街だけあって、免税の街として有名。

何より、かなり大規模の電気街が広がっているそうで、パラグアイの秋葉原、なんて呼ばれています。まさにふみ君はここでスマホを壊して正解だったというわけです( ゚Д゚)

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民宿小林からは、ローカルバスで1時間ちょっとで到着。聞いていた以上に、ものすごく活気のある街(*'▽')久々にワクワクしてきたよ!!!!!

まずは一番有名な、メガエレクトロニクスというお店に入ってみます。

こ、

これは...!!!!(; ・`д・´)

商品密度とお客様密度の高い家電量販店を、海外で初めて見ましたよ...!!!!!(; ・`д・´)

もう、きちんと品があることに、我々、テンション上がりまくりです('◇')ゞ
テンションが上がっていた割に肝心の店内の写真を撮り忘れたことをお許しください( ゚Д゚)
とにかく、海外の家電量販店って、いや、そんなもの、ほぼ存在していませんからね。でも、パラグアイにあった。日本の量販店とまではいかないものの、ようやく量販店らしい量販店が、まさかの、パラグアイにあったのです!!!なるほど、パラグアイの秋葉原、か...!!!!

しかししかし、1店舗だけでは決めきれない、ということで、他にも大きなショッピングモールや小さい商店などを巡ってみたり。

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大きなショッピングモールの中。すごいじゃないパラグアイ。やるじゃない。

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ところでここのショッピングモールでトイレ休憩したのですが、男子トイレに行っていたふみ君が興奮気味に「カメラ貸して~!!!」と戻って来たので、何かしらと思っていたら

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男子トイレはこのようになっていたそうです( ゚Д゚)

皆さんはどのお姉さんをチョイスします??

えーと、そんなこんなでエステの街を存分に満喫し、ふみ君も新しいスマホをゲットし、予定通り2時過ぎにはエステの街を出発しました。ちなみにエステは大変治安が悪いらしく、午後3時過ぎにはどの街もシャッターを下ろして閉店してしまいます。活気のあった街は一気に人気がなくなるので、3時までにはエステを出るように言われていました。

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帰りのバスにて。とんでもないスコールに降られる。バスの進行方向、何も見えなくなっていたので、ちょっと怖かった...( ;∀;)ちなみに我々バスを間違えて、無駄に乗り換えする羽目に。みんな、乗るバスはちゃんと確認しましょう。

というわけで、ざっくり、イグアス移住地での様子をお伝えしました( ´ ▽ ` )ノ
私はここに9泊したのですが、大変のんびりさせていただきました。
ちなみに、民宿小林、夕食後の皿洗い決定戦インディアンポーカーを始めたのは、私です('◇')ゞ

アクセス失敗レスポンスの形が不正