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こんにちはー!!!!!

現在地はパラグアイのアスンシオン!!!でももうすぐ脱出するので、その前にブログをバンバン更新しますよ!!!ところで最初に言っておきますけど、今回ちょっと下の話が登場するので苦手な人は注意ですよ!!!!

ブログでは、前回、ようやくナミビア編を終えた私。
そのあともう一度ウィントフックからケープタウンに戻り、1泊だけしてヨハネスブルグへ夜行バスで行き、そのままO.R.ダンボ空港からケニアのナイロビ経由でマダガスカルのアンタナナリボへ行きました!!!移動距離半端じゃないな!!!!

その時の飛行機移動では、ナイロビのトランジットで1年前に買ったエチオピア・ハマル族のネックレスにケチを付けられ、あわや搭乗拒否、なんて事件もあったのですが、(ブログ記事「【ライオン】マダガスカル行き搭乗10分前に拘留されそうになった話【注意】」参照。)無事アンタナナリボに到着( ´ ▽ ` )ノ

まず向かったのはアンタナナリボの宿、タナ・ジャカランタ。日本人に人気のお宿です。
立地も良く、スタッフがかなり親切でのんびりできました( ´ ▽ ` )ノ空港にいるタクシー運転手なら、名前を言えば通じます。

それにしても空港...。事前情報では、空港から市内への公共バスが走っていたそうなのですが、いくら探しても見つからず。警備員さんに聞いても、バスはなくなった、というので、たぶん本当になくなってしまったのでしょう。仕方なくタクシー移動になりました(;´Д`)40000アリアリだったかな...?高い...(;´Д`)

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そんなアンタナナリボは、こんな場所( ´ ▽ ` )ノ

坂道が多くて、建物が密集していて、南アフリカから来ると、首都とは思えないほど田舎っぽい。でも、かなり活気のある町。人々の顔つきも、アジア人の血が混ざっているため、今までいた大陸の人とはがらりと変わります。街も人も、どことなくアジアの雰囲気。

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そんなマダガスカルは屋台飯がとにかく人気。私も街歩きをしながら、ちょこちょこ食べ歩き。これは階段の踊り場で買ったグラタンパイ。美味しかった~( ´ ▽ ` )ノ

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マダガスカルの定番屋台飯と言えば、コレ!!!マダガスカル風焼きそば、ミサウ。

うん、もうほんと、アジアだな、コレ( ゚Д゚)

他にもマダガスカルでは、薄味のラーメンみたいな食べ物、スープシノワーズとか、アジア飯を思わせる屋台ご飯が沢山あって、どれもこれも、それはそれは日本人旅人からの評判が良いのですが(安いし)...。

私はここに来て、ご飯運、絶不調( ゚Д゚)
特に最初のアンタナナリボ滞在中はついぞ美味しい屋台飯にありつくことはかなわなかったのでした。

というのも、

麺がめちょめちょしていたり、超薄味だったり、編に脂っこかったり。

おかしいな。みんな、美味しい美味しいって言ってるのに...。たまたまなのか?どこに行っても美味しくない。マダガスカル飯、楽しみにしていたのになぁ~。

というわけで、とにかく飯に関しては、ひたすら西アフリカが恋しいのです。西の前に来るべきだったかな。

そんなアンタナナリボ観光もそこそこに、私が次に目指したのは、西海岸の街、モロンダバ
というか、滞在中、ほぼほぼここ、モロンダバで、ゆっくり、だらだらしていました。

アンタナナリボからほかの街への長距離移動では、通常、タクシーブルースと呼ばれる乗り合いバンに乗って移動します。この手の国でよくある、席がいっぱいになったら発車する方式の乗り物ですね。このタクシーブルース、マダガスカル各地を結んでいる安くて便利な国民の足なのですが、何せ狭いし、距離も遠くて時間がかかる上に発車時間も到着時間も読めません。マダガスカル旅は、この長くてしんどい移動にかなり時間を割かれることで有名です。ただし、モロンダバへは、料金固定、発車スケジュール固定の便利で綺麗なミニバスが通っているのです。少し高いけれど、モロンダバへの所要時間はたったの12~13時間。楽ちんですね!!!!これにしましょう!!!

バスのチケットは、前日にAmbodivonaという地区にあるSonatra Plus社で予約。そこまでは157番の市内バスで行きました( ´ ▽ ` )ノ宿の人に相談すると、詳しく行き方を教えてくれます。

翌日、バス会社の駐車場を朝7時出発の便に乗り、モロンダバへ。運転はかなり荒め( ゚Д゚)その分猛スピードでひた走るので、なるほど、これは遅れず予定通りに到着しそう...。

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首都を抜けると、一気にのどかな田園風景が広がります。綺麗な景色~( ゚Д゚)

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進むにつれて、景色が変わっていきます。マダガスカルの移動は、とにかく絶景続きでした。

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雲が多いですね。実はマダガスカルはそろそろ雨季に入るところ。雨季本番にもなると、アンタナナリボ、モロンダバ間もかなり時間がかかるらしいです。今回は雨にあたらなくて良かった...。

そうして夜8時前に無事にモロンダバに到着。気を抜くと車酔いしそうになったものの、ほとんど遅延もなく快適な旅路でした。途中で見た燃えるように真っ赤な夕焼けがきれいだったな...。

モロンダバでは、海辺にほど近い、Trecicogneというホテルに宿泊。シャワートイレ共同のシングルルームをとりました。たまたま私の部屋は部屋でもWiFiが使えたので、日中の暑い時間は扇風機にあたりながらだらだら( ´ ▽ ` )ノ

毎日何をするでもなく、ご飯を食べたり、夕日を見たり、ネットをしたりしながら過ごします。

そうそう、モロンダバに来て、ようやく美味しいごはんにありつけました。

観光客向けのちょっと高い(と言ってもさほどでもない)レストランも、その隣のローカル食堂も、どちらもあたり( ´ ▽ ` )ノ

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宿から少し歩いた場所にある漁港で見た、モロンダバの夕日。

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マジックアワーで水面がピンク色に色づいています( ゚Д゚)おやおや、セネガルのラックローズよりピンクに見える...(;´Д`)

さてさて、ここ、モロンダバでは、二人の旅人と出会いがありました。
一人は日本人旅人のミズキさん。会社を休職し、南米とアフリカに的を絞った中期旅中で、弾丸でマダガスカルに来ていました。彼女はなんと私と同じWebデザイナーさん( ´ ▽ ` )ノ久しぶりに同業者に会った( ´ ▽ ` )ノ
ちなみにイラストレーターとしても活動中で、旅先でいろんな絵を描いてまわっているんですって。絵を見せてもらいましたが、とっても素敵~( ´ ▽ ` )ノ

もう一人は、モロンダバまでのバスでミズキさんと一緒になった、マレーシア人のハナさん。3人の中で最年長なのに、一番アクティブで見た目年齢が超若い(; ・`д・´)

今回は珍しくこの女3人の女子旅で、マダガスカルと言えば!!!!!の、バオバブツアーに行くことに( ´ ▽ ` )ノ

ローカルバスなどを使って、自力でめぐっても良かったのですが、今回は時間がないので、サクッとタクシーチャーターして1日の中に見どころを詰め込みました。

朝4時、運転手に言われた通り、宿の入り口に待機して迎えを待ちます。
この日のスタートはまず、バオバブ街道でサンライズ観光( ´ ▽ ` )ノ
早く来ないかなー!!!!!

...。

...結局20分待たされました('Д')
その間ハナちゃんやきもき(; ・`д・´)サンライズですからね、遅れたらおしまいですからね!!!!

ごめんごめん~なんて能天気にやって来たドライバーを軽く叱り、いよいよスタートです。

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心配はしたものの、無事、日の出前にバオバブ街道へ到着( ´ ▽ ` )ノ朝日ってどこから昇るんだろう!!!急いで写真ポイントを探します。

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バオバブ街道のサンライズ。

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太陽の位置的に、日の出はいまいち良い写真ポイントを見つけられないのですが、それでも色づき方がとても綺麗( ´ ▽ ` )ノ

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日が昇って、バオバブ街道が明るく照らし出されていきます( ´ ▽ ` )ノ
ちょっとドタバタ、ぎりぎりだったけど、まずはバオバブのサンライズ観光、無事に完了です。

さて、バオバブ街道の後は、さらに北にあるキリンディ国立公園を目指します。

キリンディに来た目的は一つ。

シファカやブラウンキツネザルに会うこと!!!!

実はマダガスカルは、第8の大陸と言われるくらい、動物の固有種が多いことで有名です。そんな中でも特に有名なのが、やっぱりシファカやキツネザルですよね( ´ ▽ ` )ノ

シファカやキツネザルに会えるスポットという事で、このキリンディ国立公園はとっても有名なのですが、ちゃんと会えるかな...?

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早速発見。ブラウンキツネザルさんです。
ガイドのおじさんがすぐに見つけてくれました。

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他にも、マダガスカル最大の肉食獣、フォッサにも入り口付近で遭遇。こんな小さいのにマダガスカル最大...(*´Д`)生態系が独特...(*´Д`)

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トカゲとか。

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野鳥もたくさんいました( ´ ▽ ` )ノ

ところで、シファカを探して森の奥深くに切り込んでいくと、ガイドが気になる木を紹介してくれました。

マダガスカルと言えばバオバブで有名ですよね。6種類の固有種がマダガスカルにあるそう。マダガスカルの人々はバオバブを森の母と呼んであがめています。

そう、バオバブって、男女でいえば、"女性"なんですよね。

ところが、とある大きなバオバブの前に立ったガイドが、「これはMr.バオバブだよ。」なんて紹介するのです。

へぇ~~~。Mr.バオバブ。

まぁ、確かに大きくて立派なバオバブだけど、でも、「森の母」と呼ばれるバオバブなのに、なんでこれだけMr.なんだろう...(´-`)

と、思っていると、

Mr.バオバブの横に回り込んだハナちゃんが、失笑とともに一言

ハナちゃん「なるほど、なぜこれがMr.バオバブと呼ばれるのか、今分かったわ

えっ?どういう事?と同じように回り込む私とミズキさん。

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お分かりいただけたでしょうか...(; ・`д・´)

なるほどMr.バオバブですか...。

一目見て爆笑する30代女が3人。
だめですね、これで笑ってちゃいかんよ、まったく(´-`)
その部分をアップにして写さなかったのはアラサー女のたしなみです。

そんなどうでもいいバオバブ紹介はさておき、我々がキリンディで一番見たかった動物がまだ現れていません。

それは、シファカ。

白くてフワフワのお猿。シファカです。

ガイドに連れられてあちこち歩き回るものの、なかなか見つからないシファカ。ガイドのおじさんも、我々のために一生懸命探してくれます。
背の高い木々を見上げて、うろうろうろうろ...。

...。

......首が超痛い(; ・`д・´)

ガイドのおじさんも慢性的な首の痛みに悩まされているようです。おじさん大変だなぁ。シファカ探しってしんどいんだな。

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そしてついに現れたシファカ。
ガイドのおじさん、やってくれました!!!

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うぉおおおおおおおおお!!!!!可愛いっ!!!!!もふもふが可愛いっ(*'▽')!!!!!

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子連れシファカ(*´Д`)

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やっぱね、ブラウンキツネザルも可愛かったけど、シファカはなんというか、

触りたくなっちゃう可愛さ。
触りたいんです。
モフモフしてみたいのですよっ分かるでしょ!?

そんなわけで、ブラウンキツネザルも見れたし、シファカにも会えたし、Mr.バオバブは笑かしてくれるしで大満足でした、キリンディ。

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帰りはマダガスカルで一番縦に大きいバオバブを見に、寄り道。
これです、これが一番大きいんだって!!!!

ちなみに横に大きいバオバブは、ここから直線距離にして200キロくらいのモロンベという街から見に行けるそうですが、マダガスカルの交通事情はすさまじく悪いので、そこまで行くのにいったん首都近郊のアンツィラベまで引き返し、トゥリアーラという街に行き、さらにそこから2日かけて移動しなければいけません。なので行ってない...( ゚Д゚)

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お次はねじれたバオバブが抱き合っているかのように見える、「愛し合うバオバブ」( ´ ▽ ` )ノ

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からの、一人愛し合うバオバブのポーズ( ゚Д゚)

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午後はいったんモロンダバに戻ってランチ休憩した後、再びバオバブ街道へ。

バオバブ街道周辺では、時々物乞いの子供たちが寄って来ます。

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しかし一芸のない子には基本的に何もあげない方針。きりがないからね。例えばこの子たちみたいな...。

ちょっとそれ、キリンディで会えなかったカメレオンちゃんじゃん!!!分かってるなぁ君たち!!!!
仕方ない、お小遣いをあげようね!!!!

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というわけでカメレオン乗せてもらいました( ´ ▽ ` )ノ
ご満悦。でも爪?が結構痛いのね...( ;∀;)

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そんなわけで再びバオバブ街道に到着( ´ ▽ ` )ノサンセット観光に来たのだけど、まだまだ日が高いです。

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暇なので時間まで写真撮って暇つぶし。
頭に荷物を載せて運んでいる光景を見ると、ああ、アフリカだなって。

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暇なのでみんなで愛し合うバオバブのポーズ。左から、私、ハナちゃん、ミズキさん(*'▽')

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そしてついにサンセット。
この日は残念ながらお空のコンディションがいまいちで、真っ赤な夕焼けは見られず( ;∀;)

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バオバブと三日月。

真っ赤な夕焼けが見られなかったのは残念ですが、実に充実した1日になりました。
ハナちゃん、ミズキさん、ありがとう( ´ ▽ ` )ノ

大満足で帰路に就く我々。帰り道にて...。

...。

私「...てゆうか、Mr.バオバブやばかったですよね!!!

ミズキさん「ねぇ!!!」

私「いくらなんでも、ディテールがね(; ・`д・´)!!!!

まだ蒸し返す。

やっぱり、今日の記事、ぎりぎりアウトですね(´-`)

アクセス失敗レスポンスの形が不正