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こんにちはー!!!!
リアルタイムは、ついに西アフリカ脱出!!!ケニア、ナイロビの空港にいます!
まだアフリカ...。そしてこの後も続くよアフリカ...。いまはナイロビでトランジット中です( ゚Д゚)

しかしブログはだいぶ遡ってマリ編。
ドゴントレッキングを終えて、モプティに戻ってきた私( ´ ▽ ` )ノ
最後にマリでもう一つ見たかった、泥のモスクを見に行ってきました!

マリとかブルキナファソとか、この辺りにはほかの地域と違い、泥でできたモスクが沢山あります。ずっと昔に写真やテレビ番組で見て以来、ずっと憧れていたのです(*´Д`)

そんな泥のモスクのうち、ひときわ大きい立派なモスクが、モプティの近く、ジェンネという街にあるのです!!
しかも、モプティに帰ってきたのは日曜日。次の日の月曜日は、ジェンネのマーケットの日。それはそれは活気があるそうですよ( ´ ▽ ` )ノ

そんなジェンネ、モプティからは約200㎞程の距離にあり、日帰りができます。
今マリは観光客が減って、ジェンネだとレストランやホテルの選択肢がかなり限られるので、ジェンネには泊まらず、日帰りで行ったほうが良いよとハミドゥに勧められ、行ってまいりました。

朝7時、ジェンネ行きの最初の乗り合いバンを捕まえるべく、事前にハミドゥに教えてもらったバスターミナルへ(緯度経度:14.497372, -4.196579)。
バスターミナル入り口の建物でジェンネ行きのチケットを買います。料金は2500セーファだったかな...(遠すぎて曖昧な記憶)?よくあるミニバンタイプなんですけど、なんだか優先的に助手席に乗せてもらえました( ´ ▽ ` )ノまぁ助手席と言っても安定の2人座席ですけども。

しかしこのバス、思ったより発車が遅くなり、発車したのは10時ごろ(;´Д`)
ハミドゥ曰く、ここからジェンネまではだいたい2時間くらいだそうなので、12時くらいにはつけるかな...?

が、しかし。
そううまくは行かなかったのです...。

まずこのバス、スピードが遅い。
明らかに道を行くほかの車より鈍足なのです(;´Д`)
そして、マリの田舎道は、幹線道路が途中の村々の真ん中を通っているので、安全のため村の入り口、出口にはスピードを落とさせるための盛り上がりが作られています。そのため、いちいち速度を落としながら進まなくてはならず、距離にしては時間がかかるのです。

そのうえ、これは私の推測ですが、月曜マーケットの日だからか、途中の村々での荷物の追加ピックアップが多い(;´Д`)

むー。ちょこちょことGPSで現在地を確認すると、とてもとても2時間でジェンネにたどり着ける気がしません。

午後1時過ぎ、ようやくジェンネの手前にある川に到着しました。

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この川を車ごと船で渡ります。船と言ってもギニアビサウ、ギニア国境間にあったようなかなり簡易的なヤツです。

この渡し船もなかなかの鈍足なので、対岸に行っている船がこっちに戻ってくるまでにも時間がかかります。船着き場に到着してからわたり終わるまでに、30分はかかった...(;´Д`)暑いし、お腹空いた~...。

さてさて、この船では英語で話しかけてきた現地人がいました。彼のアドバイスをもらったところによると、この渡し船は18時には閉まるから、それより前に戻らないとだめだよとのこと。もちろんそのつもりですが、タイムリミットが知りたいので確認すると、「15時や16時くらいなら大丈夫」とのこと。
ジェンネ観光はさほど時間はかからないだろうと思ったものの、そもそも到着がだいぶ遅くなったので、なんとなくのリミットを知っておきたかった私。帰りは15時から16時くらいにバスに乗ることにしました。

が、これが間違いの始まりだったのです...。

川を渡ったら、ジェンネまではすぐです。バスは泥のモスクの目の前が終点。
いよいよ憧れの泥のモスクにご対面だ~~~( ´ ▽ ` )ノ

...。

...( ゚Д゚)

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...あ、けっこう(というかかなり)屋台が邪魔だな...( ゚Д゚)

泥のモスクの正面は月曜マーケットの屋台がひしめき合っていて、モスクの全体像がぜんぜん見えません...!!!それにしてもすごい賑わいです( ゚Д゚)

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とりあえず、もうちょっとモスクに近づいてみる。
...うん。
斜め横からしか見えない(;´Д`)

お腹もすいていたけれど、どこかに良いビュースポットがないか、そしてトイレがないか、とりあえずモスクの周りをぐるりと一周してみることにしました。

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モスクの周り散策中。この街でもやっぱり子供が写真撮ってと集まって来ます。

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ぱしゃり。

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ぱしゃり。

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ジェンネの街の建物はみんな泥でできています。なのでただその辺をプラプラしているだけでとっても良い雰囲気(*´Д`)

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静かな路地が良い感じ。

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と、ここで元の場所近辺に戻って来ました。
すると、片言の英語でテラス席からモスクを見ないかと声をかけてきたおじさんがいました。

テラス席?お、レストランか( ´ ▽ ` )ノ?
ちょうどめちゃめちゃお腹が空いていたのです。

レストランなの?と聞くと、うなずくので案内してもらうことに。

モスク斜め前の建物の中に入ると、とてもこの先にレストランがあるとは思えない普通のおうちっぽい階段を登っていきます。あれ?ホントにレストラン?

そして屋上に案内されます。

...。

屋上ですね。たぶんおじさんのご自宅の屋上ですね。レストランじゃないじゃん。

「レストランじゃないの?」と聞くと、「レストランじゃないよ」と答えるおじさん。

...。

...あーあ、これ、あとからお金請求される流れだな('Д')

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戻るべきかためらったものの、下からはあまり分からなかったモスクの様子が、ちょっとよく分かるので、おじさんに促されるまま写真をパシャパシャ。

ついでにトイレまで使わせてもらった。ふう。

写真も撮ったしトイレも済んだし、あんまり高額なお金を請求される前においとましようとさっさと下に降りる私。
去り際にどこかに良いレストランがないか聞いてみると、「ご飯が食べたいならうちでご馳走するよ」というおじさん。いやいや、それはいいよ、とお断りすると、「この街にはレストランがないんだよ。観光客がいないからみんな閉まってるんだよ。だから家で食べて行きなさい」とのこと。

...まぁいいか。その辺の屋台食でも良かったんですけど、このおうちで食べることに。ところでおいくら?と聞くと、「何言っているんだ僕たち友達だろ?」と。

この友達だろ?がやっかいなのです。

ここはジェンネ。

今となっては私以外に観光客なんて一人もいない街ですが、一昔前はマリでも一、二を争う名所だったジェンネ。

友達だろ?と言っておきながら後からお金を請求してくる可能性大なのです。

でもね、難しいのが、時には本当に単なるおもてなし精神であれこれ案内してくる人もいるっていう点。
たとえば、ガンビアであったママドやモハメド、ギニアビサウのガブで会った売店のお兄ちゃんやセリムなんかは、本当に見返りも求めずにただ親切にしてくれたんです。こういう出会いに、

「ありがとう、ところで私お金ないからガイドならいらないよ

と、くぎを刺すことがうまくできない...(;´Д`)なんか、親切に対して失礼じゃないですか?まぁ、本当に節約する気なら確認するべきなんですけどね...。

現地の人との触れ合いを大事にするのか、お金のために予防線をしっかり張るのか...。難しいけどとりあえずご飯代はしっかり確認したのでこのままご馳走になることに。

通りに面した室内で、外の喧騒を眺めながらご飯が出来上がるのを待ちます。
この日のご飯は魚のぶっかけ飯でした( ´ ▽ ` )ノ安定のおいしさ。マリのご飯はギニアより美味しい気がします。

お礼を言って、出ていくタイミングを見計らっていると、「もし興味があるならモスクの中に入ってみない?とおじさん。」あー、モスクの中か...。うーん確かに興味あるけど、うっかりスカーフとか忘れてきてしまったから、モスクの中には入れないな、とお断りすると、いやいや大丈夫だよ、とのこと。

大丈夫なら見てみたいな、と言うと、おじさんがモスクの中へ案内してくれることになりました。

...。

...ところでこれってガイド料を請求されるのかな...(;´Д`)

完全に聞くタイミングを逃しましたが、まぁ、親切にしてくれているので、あとでチップくらいは払おうかな...。

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モスクの前に、また別のビュースポットへ。
どうせなら正面のビュースポットに案内してもらえばよかったと後で気が付いたけど...。仕方がない...。

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そして上から見たマーケットの様子。
なかなかの規模。

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そしてモスクの裏へ移動途中、またまた子供たちから写真撮って攻撃にあいます。

さて、裏口に到着しましたが、まだ中に入れないよう。どうやら案内してくれる人を待っているらしい。
おじさんがどこかに電話をかけています。私はそれをひたすら待ちます...(-_-)

ふとおじさんに、「今日はジェンネに泊まるの?モプティに帰るの?」と聞かれ、私が「モプティに帰るよ」と答えると、「バスは15時だよ。」とおじさん。「えっ!!!まもなく15時だけど...。」

おじさん「...。」

私「...。バスに乗らなくて大丈夫?」

おじさん「...。(ノーコメント)」

私「...。(まぁ大丈夫ならいいんだけどさ...( ゚Д゚)だいたい、乗り合いなのにバスの時間って決まってるの...?)」

そしてしばらく待っていると、ようやく案内人の人が来ました。
入り口に通され、そこで...

おじさん「モスクの入場料は10,000セーファだから、10,000セーファこの人に払って。」

10,000セーファってけっこうな額ですけど...!!(; ・`д・´)

しまった、そりゃそうだ、入場料がかからないわけない!!!なんで確認しておかなかったんだろう(; ・`д・´)でもここまで待って、入らないのはなんだか...( ;∀;)

私「10,000は高すぎるよ。ディスカウントして。」

おじさん「10,000は公式の価格だからそれはできないよ。」

私「...わかったよ...(しぶしぶ)。」

実際のところ10,000が公式価格なのかどうか、怖くて調べていませんが(私はもっと安いと思う)、結局10,000払って入場しました。

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外側の回廊。ここが女性のためのお祈りスペースらしい。男女で区画が違うんですね。女性のスペースは狭い...。

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そして中庭。ほーん、中には中庭があったのかぁ...( ゚Д゚)

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そして本殿?たくさんの支柱があって、正面に祭壇があります。こちらがメッカを向いている方角。

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この支柱の合間に、ご座が敷き詰められてお祈りできるようになっています。
かなりの広さでした。こっちが男性のお祈りの場。男性のゾーンは広いのですね...。やっぱりその辺イスラム教では男性優先の社会だったんだなぁ...。こんなに男女のスペースに差があるのははじめてな気がしました。

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壁にはところどころこのようなくぼみがあって、昔はここにろうそくを立てて灯りをともしたそうです。

と、内部はそんな感じ。うん。

10,000は高いだろ( ゚Д゚)

まぁ、前からあの中ってどんなんなってるのかな~~~と気になってはいたから、それが知れたのは良かったけれど、10,000は、ない(;´Д`)

あっさり見学を終え、モスクを出ます(´・ω・`)ちょっとテンションが下がっていると、おじさんが、「ジェンネにはいろんな種類の建築があるから、それを見に行こう。」とのこと。

「え、でもバスに戻らないと...」

おじさん「ここから近いから、そのあとにバスに行けばいいよ」とのこと。

もうせっかくなので着いて行くことに。15時は過ぎているけど、16時まではまだ十分時間があるし...。

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で、こちらがモロッコ様式の建物。かざりのついた窓が特徴的です。

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中はコーランの学校になっていました。男の子が持っているコレは、モーリタニアのシンゲッティ以降たびたび見かけてきたコーランを勉強する板。

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ここでもいろんな人に写真撮ってとリクエストされる...(*´Д`)

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写真撮ってー!

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ここにも別のコーランの学校。沢山の子供たちが勉強しています。

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そしてジェンネの街を見渡せるビューポイントに。おじさん、近いよといいながら結構歩かせた。だんだんバスが心配になるものの、地元の人が余裕ぶっこいているんだからまぁいいかと、私も余裕ぶっこく。

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そしてこのあたりはモロッコ式よりぐっとシンプルなスーダン式の建物がたくさんです。

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遠くに見えるグランドモスク( ´ ▽ ` )ノほらね、遠いじゃん。

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そんなこんなでようやくバス乗り場周辺に戻って来ました。時刻は15時半から16時の間だったでしょうか...。バスチケット売り場に行くと...。

「モプティ行きはもうないよ」

私「...えっ...( ゚Д゚)」

けっきょくそういう事になったのです。おっさん、何度も確認するも、やっぱりモプティ行きはない(´・ω・`)

こうなると、別におっさんのせいじゃないんだけど、先の「バスなら15時だよ」発言が気になって気になって仕方がないのです。

おっさん、もしかしてやっぱり15時にバスに乗らなきゃダメだって知ってたんじゃないかな。知ってたけど、モスクの入場料とかガイド料金ほしさにしらんぷりして案内をつづけたのかな...(;´Д`)

なーんて考えが愚かにも浮かんでしまうのですが、もちろんそんなことは言えない。

おじさん「もうモプティ行きはないから、とりあえず船着き場まで行こう。そこには乗り合いが沢山停まっているから、そこで最適な解決策が見つかるよ」

とまぁ、こんな感じで相変わらずおじさんは親切にしてくれるので、恨み言は言わずにおじさんのバイクの後ろに乗って船着き場に向かいます。

船着き場に着くと、確かにたくさんの乗り合いが停まっていました。

がしかし、やっぱりモプティ行きはありません。

おじさん「これに乗って、ジェンネカルフールで降りるんだ。ジェンネカルフールに行けば、モプティ行きを捕まえられる。」

というので言われた通りに。料金は2000セーファ。行きが2500セーファだったので、途中のジェンネカルフールまでで2000というのは、おそらくかなり高い。が、背に腹は代えられません( ;∀;)

ここでようやくおじさんとはサヨナラになりました。

うやむやのうちにさよなら~と別れようとしたのですが、案の定チップを請求される。

やっぱりね。まぁいいんだけどさ。結構いろいろ見せてもらったし。

1000セーファを渡すと、これでは足りない、君のために相当動き回ったのだからとおじさん。なのでもう1000セーファを追加します(-_-)

追加請求...か...。

別にね。

チップを渡すのは、本来、私のほうが率先してそうすべきだったのかもしれない。

でもね、おじさんは、最初、「僕らは友達じゃないか」ってスタンスだったんだよ...。

何がもやもやするって、「友達」なのか、「ビジネス」なのか、それははっきり区別するべきだと思うの。最初に。

最後じゃない。最初にですよ!!!

後出しで言うのは、なんか、もやもやするからやめてほしいのよ。ガイドならガイドって言って、自分のガイドがどんなに魅力的がアピールして、それならお金払って見たいな、って判断すれば、お願いするわけだし。

「友達だから案内するよ!!」から始まって、あとから「お金頂戴!!!」って請求されると、親切を素直に受け止められなくなっちゃう、もやもやが残ってしまうのです...(-_-)

私がケチくさすぎるかな...(-_-)

ビジネスなのか、親しくなりたいから声をかけてくるのか、その辺の線引きはあいまいで、私はその点まったく見抜く力がありません。潤沢な資金があれば、あれこれ考えずに済むんですけどね...(´・ω・`)

そんなもやもやを抱えたまま、すし詰めバンに乗って、ジェンネカルフールへ向かいます。
ジェンネカルフールは、バマコからモプティに行く際に夜明かししたポイントなのでよく覚えています。予定通りそこで降りて、声をかけてきたおじさんに「モプティに行きたいと伝えると、分かった、捕まえたら教えるからここで待て、と、三輪車の荷台に座らせてくれました(*´Д`)ほっ...。

時刻は16時半くらいだったでしょうか。30分以上待って、ようやく車を捕まえることが出来ました。その車がエアコンの効いたいい車で、運転手は背広を来た敬虔そうなイスラム教徒のおじさんでした( ´ ▽ ` )ノ

言葉は通じませんが、良い暮らしをしていそうな親切な方々でした。
車は行きとは正反対にすいすい進み、これならどうにかモプティに到着できそうだな、と、思っていたのですが...。

6時半ごろ、警察のチェックポイントで停車した車。運転手さんが警察官とやり取りしているのですが、なぜかゲートを通してもらえない...。(;´Д`)

そうです。

知らなかったのですが、通常、マリでは、6時を過ぎるとチェックポイントでゲートが閉まり、その先に進めなくなるのです。

バマコからモプティに行くバスで、ジェンネカルフールで夜明かししたのは、そのためだったのですね!!!

しかしそんな事とは知らず、いつ通れるんだろう、とぼんやり車の中で待つ私。
奥さん?らしきおばさんが、外で待ちましょ、てきな事を促してきたので、私もみんなについて警察官たちが座っているあたりの椅子で待ちます。

待ちます。

待ちます。

...。

途中、一人用のご座でひとりひとり、かわるがわる、時間をかけてゆっくりお祈りを始める運転手さん、奥さん、警察官たち...。

おやおや?今って何待ちだろう。もしかしてお祈り待ちかな?お祈りが終わったら発車かな...?(;´Д`)

しかしお祈りが終わっても一向に車に戻る気配がありません。だんだん不安になってくる私。

もしかして...。

これってバマコ-モプティ間と同じようにチェックポイントで夜明かししなきゃいけないのかな...?( ;∀;)

どうしよう、ハミドゥに相談したい(SIMを持っているので電話をかけられるのです)けど、電波がない...( ;∀;)

が、しかし、結局1時間以上待ったでしょうか。何があったのかは分からないのですが、最終的にゲートを開けて通してもらえました。
理由は、謎です(;´Д`)

とにかくこれでモプティに戻れそうだ!!!と一安心したものの、途中まで快調にびゅんびゅん飛ばしていたのとは打って変わり、暗いので車は時速40km前後でゆっくり進みます。

何時に着くんだろう~~~( ;∀;)

途中、最後のチェックポイントがあったのですが、それは2,3会話をした程度ですぐに通してもらえました。チェックポイントのルール、ほんとに謎です(;´Д`)

そして、長かった復路移動、午後9時ごろ、車はモプティの隣町、セバレに到着したのでした(モプティとセバレはしばしば同一扱いされます...)。

さて、行きの乗り合いバンの料金と、全体の位置関係から、ジェンネカルフールからモプティまでは、2000セーファくらいが妥当だろうと思い、2000セーファを渡した私。

すると、ご夫婦は、「何言っているの、そんなの受け取れないわよ」と受け取り拒否( ゚Д゚)

...これこれ( ;∀;)これだよ、見返りを求めない親切。真の「だって私たち友達でしょ?」は!!!!( ;∀;)

でも、人間、こういう素の親切にこそ、どうしても感謝を表明したくなるもの。ここはしっかり2000セーファを受け取ってもらいました。親切な人たちだった...( ;∀;)

しかし、セバレにはついたものの、ここからモプティまではあと10㎞くらいあります。どっかのホテルの前で降ろしてもらえたので、最悪ここに泊まればいいのですが、出来ればモプティに帰りたい。

なぜなら

実は明日発のバスチケットをハミドゥにお願いしていて、たぶんそれが朝発なのです( ;∀;)もう買っているハズ!!!なんとしても戻らないと!!!!

ハミドゥが、事前に「ジェンネで何か困ったら僕に電話して!!!」と言っていたので、電波もつかまえたことだし、素直にハミドゥに電話します!!!ハミドゥ―!!!ヘルプミー( ;∀;)

結局、ハミドゥがバイクで迎えに来てくれることになりました。
10kmの道のりを、暗い中わざわざ往復...。ありがとうハミドゥ...( ;∀;)

そんな感じでモプティには夜10時ごろ、ようやく到着。
長い長い一日でした。

うーん、ジェンネ1日観光...。

ギリギリですね!!!そもそもジェンネに到着したのが1時45分くらいで、帰りのバスは15時には出発しなきゃいけないって、あんまり余裕がないよね!!!まぁ、モスクの内部観光を除けば十分か...。

皆さんはご注意あれ!!!( ;∀;)

アクセス失敗レスポンスの形が不正