こんにちはー!週明けにはいったんセネガル脱出予定!!!私です。
さてさてブログは前回ようやくヌアクショットまでやって来ました。
でもヌアクショットはクソ暑かったのですぐに出ることにします。
それにしても、ツインルームを監督とシェアしていたんですけど、
1日目、監督のほうが扇風機により近いベッドを陣取っていたんですよ。
でね、私は暑くって全然眠れなかったのに、監督は割とすやすや眠ったみたいなんですよ。
なのでね、2日目はベッドを交換させてもらったんですよ。
そしたらね、お昼寝中も前日より暑くない!!!快適なんですよ( ゚Д゚)
というか気温も前日より低かったんだと思う...。
これなら今度こそ眠れそうだ( ´ ▽ ` )ノ
そんな感じで迎えた2日目の夜...。
水シャワーを浴びて益々さっぱりし、さあ寝るぞ、ってとき、
監督が冷蔵庫で冷やしていたペットボトルを手ぬぐいでくるんで冷やし枕にしてくれたんですよ。
私のほうが暑がりっぽいから使いなさいってね。
監督ありがとう...(*´Д`)
むしろ冷やし枕がなくても今日は十分快適そうな予感だけど、これでますます安心だね!!!
って感じで眠りにつくと...
深夜3時。
快適だったはずなのに、だんだんと暑くなってきて目が覚めたんです。
おかしいな、寝るときより今のほうが気温があがるなんて、そんな事あり得る??(;´Д`)
と思ってごろごろ寝返りを打っていると...
気が付きました。
扇風機の風が来ない...全然来ない...( ゚Д゚)
え...。なぜ...。せっかく風が届きやすいほうを陣取ったのに...。
確認のために暗い中扇風機に近寄る私。
...。
...首ふりしてない。ずっと監督側を向いてらっしゃちる...。
...。
...(# ゚Д゚)
首ふりをオンにしていったん部屋を出、中庭で涼んでからまた眠りにつきました。
今度は途中で起きることはなかったです。
朝起きて、監督に首ふりの件を文句言うと、どうやら私がシャワーに行っている間だけ扇風機を固定するつもりが、そのまま忘れていたらしい。
おいおい、最初からかよ...。冷やし枕にごまかされて気が付かなかったぜ...。
冷やし枕とか、そーいうのいいから扇風機の風をくれよ...(´-`)
そんな感じで、モーリタニア最後の夜に溝が深まった我々でした。
そういうわけで微妙に寝不足でスタートした移動の日。
次なる目的地はセネガルです!!!
ヌアクショットからセネガルに陸路で向かうには、たいていの場合、ロッソ国境を通過します。
しかしこの国境、聞けば聞くほど評判が悪いのです(;´Д`)
何が悪いって、警官による賄賂要求が...( ゚Д゚)
旅仲間、こーへいくんにも「あの国境はクソですよ」って言われたっけ。
うーん、私にとってイギリス入国審査以上にクソなイミグレって想像できないけど。
ちなみにその悪名高いロッソ国境を通過せずに行く手段もあります。
それは、ジャマという村を経由していく方法。
でもそのルートは交通手段もあいまいでなかなか過酷な旅路になるようで、
ただでさえ暑さでとろけている中それに挑むのはちょっと私には無理そうなので、おとなしくロッソでクソ警官と戦う道を選択しました(;´Д`)
さて、まずはヌアクショットから国境の町、ロッソまで移動します!!!
ロッソまでのバスは、ガレージュ・ロッソというバスターミナルから発車します。宿のある地区からガレージュ・ロッソまでは6kmほど離れているので、タクシーで向かいます。タクシーは、キャピタル・マルシェのあたりにたくさん停まっているので、そこに向かう途中でつかまえられます。料金は一人1500ウギア。
モーリタニア国境はお昼休憩になると閉まってしまうらしいので、遅くならないよう、我々は朝7時くらいに宿を出発しました( ´ ▽ ` )ノ
そして朝8時前に無事ガレージュ・ロッソに到着。チケットはチケット売り場の建物があるので、そこで買います。ロッソ国境まで、荷物込で2500ウギア。珍しくきちんとしたチケットをもらえるので安心です( ´ ▽ ` )ノ
バスはいつも通り、乗客が集まり次第発車するタイプ。到着したタイミングがちょうどよかったみたいで、我々はあまり待たずに発車できました。8時半くらいだったかなぁ( ´ ▽ ` )ノ
バスは途中休憩をはさみつつ順調に進み、11時前にはロッソに到着。ここからイミグレまでは、少々歩かねばなりません。
ちなみにイミグレのある建物はこのあたり。Maps.meで何となく察しがつくとは思いますが、大体の緯度経度を載っけておきますね。これです→16.509137, -15.811736
この緯度経度をMaps.meの検索窓に入力すれば場所が出てきますよ~。
途中道案内をしようとする人もいますが、悪名高いロッソ国境なので、そこは警戒していちいちお断りして進みます。
そんなこんなで無事着いた!!モーリタニア側イミグレ!!!
門の前に警官がいたので、パスポートを見せて通ろうとすると...。
警官に、ここじゃない、と制止されます。
え、こっちじゃないの??じゃぁどこよ??
すると警官は、手前の道のわきで座っている別の警官を指さしました。
仕方なくそちらの警官のところに行き、パスポートを見せると...
警官「コピー」
我々「コピー?ああ、コピーね。待って待って。」
モロッコで大量に用意していたパスポートコピーを渡す我々。すると警官はそのコピーを確認すると、違うそうじゃないと首を振って、あっちに行け、と、脇道を指さされます。
えええ、なんなの、と思いつつ、あっちにイミグレがあるの??と聞くと、頷く警官。
なんだか腑に落ちないものの、とりあえず言われた通り行ってみる...。
なんだか広場と商店があるだけで、イミグレらしいものはないんだけど...
でもね、ふと気が付きました。
コピー屋があります。
そしてコピー屋がこっちだこっちだと我々を呼ぶのです...( ゚Д゚)
...( ゚Д゚)
いや、私ら大量にコピー持ってるし。
うーん。
たぶんコピー屋に誘導したかっただけだろう、と判断した我々。コピー屋には寄らずにそのまま元の警官のところを戻ります。そして再びコピーを渡すと...
今度は通っていいらしく、門のほうを指さされました。
これでようやく門を通過。
あれですね。
たぶんコピー屋とクソ警官が結託しているんだろう。地味な小遣い稼ぎしやがって...( ゚Д゚)
それ以外はモーリタニア側イミグレでは何も苦労することはなく、むしろ出国カウンターの警官たちは大変愛想がよく、笑顔で手続き終了。よしよし。事前情報でもモーリタニア側は問題なくて、セネガル側がクソだって聞いていたんですよね。
出国手続きが終わったら、セネガル側まで船で川を渡ります。
船は大きい船と小舟の2択ですが、大きいほうはいつ出発するかよく分からないので、小舟に乗り込みます。
桟橋がないと小舟をつたって乗り込まなければならず、バックパックを背負っていると大変(;´Д`)
でも何とか無事乗り込みました。料金は一人200ウギアだったかな...??
泥色の川を渡ってセネガルへ!!!
到着するとさっそく何人かの現地人に声をかけられます。両替を持ち掛けられたり、案内をしようとしたり。
でも我々はすでに臨戦態勢。ここは誰も信用せずすべてお断りします( ゚Д゚)
すると警官が話しかけてきて、パスポートを見せろと言われます。
ここでは警官が事前にパスポートを回収して案内する仕組みなので、言われた通りに従いついて行きます。
イミグレのある建物の前で、呼ばれるまで待つ我々。
暑い...(;´Д`)早く中に入りたい...。
その間もいろいろ話しかけられるものの、誰が誰と結託しているか分からないので、すべてお断りします(;´Д`)
そうこうしていると、15分くらいでやっと建物に入れてもらえました。
中はエアコンが効いていて快適(;´Д`)
まずは監督がいろいろ質問をされ、それにこたえます。質問内容はよくある内容で、目的地とか、どこから来たのかとか、職業とか、セネガルの後の目的地とか、滞在予定日数とか、そのようなものです。
そのあとは私も同じような質問を受け、スタンプを押してもらうのを待ちます。
事前情報だと、ここまでは問題なく進むケースが多いらしい。
入国スタンプまでは...。
ドキドキ。
ドキドキ...。
...。
まだ押されない(;´Д`)
するといったん外で待つように言われ、建物から追い出されてしまいました(;´Д`)そんな...。暑いよ...。早くして...(;´Д`)
そんなこんなでまたまた待つこと15分くらい。
ようやくまた建物内に呼ばれました。
そしてさっきとかぶる内容をちょっとだけ質問され、すると...
無事、入国スタンプの押されたパスポートをゲット(*´▽`*)
やったー!!!!一瞬、ひやっとしたー!!!!(*´Д`)
さてさて、あとはこの敷地内から脱出するのみです!!!
でもね、この脱出が問題です!!!!
先人たちは、どうやら入国スタンプをもらった後、最後の最後でイエローカードの提示を求められ、そのタイミングで賄賂を請求されるそうなのです( ゚Д゚)
はてさて、どうやってそれをかわそうか...!!!
出口に向かうと、門の横に警官が立っています。そして、思った通り、手招きされてる...(; ・`д・´)ごくり。
言われるがまま、イエローカードとパスポートのスタンプページを提示する我々。
さぁ、何と言って要求してくるのだ...???
警官「OK。通っていいよ」
我々「...( ゚Д゚)...えっ...。あ...っ。メルシー(*´Д`)」
ロッソ国境、まさかのノーダメージでしたーーーーーー!!!!!(*´▽`*)
うわぁ幸運でした。実際にはこの国境で被害にあっている旅人さんは日本人以外にも本当に多いし、友達も苦労していたし、あとで聞いたらモーリタニアで一緒だったホアンもいろいろあったみたい!!!
我々はたまたま、腐敗警官にあたらず、やり過ごすことができました( ´ ▽ ` )ノラッキー!!!!
国境を脱出したら、あとは最初の目的地、サン・ルイを目指します。
サン・ルイは国境にほど近いセネガルの世界遺産の街。
海辺の島でよいところらしいし、ここからダカールまで直で行くと到着が夜遅くなってしまうので、まずはサン・ルイを目指します。
サン・ルイまでの乗り合いはイミグレの門を出て道なりにずーっと進み、Totalというガソリンスタンドのすぐ裏手にあります。20分くらい歩きました(;´Д`)
ガレージュに到着すると、すぐに客引きのお兄さんたちに声をかけられます。我々はたまたま最初に声をかけてくれたお兄さんが大変話の通じる人で、事前調べ通りの正規料金を教えてくれるし、英語が通じるし、いろいろ助かりました。
サン・ルイまでは一人2700セーファ(荷物代込)でした。
サン・ルイまでの乗り合い。セットプラスという乗り物らしいです。7人乗りという意味。
この時のセットプラスはなかなかのぼろさでした。毎回黄色いTシャツの男性がドアを閉めるのに苦労していました。ぼろすぎて。
さてさて、サン・ルイでは中心地の島まではいかなそうだったので、Totalというガソリンスタンドのあるロータリーで降ろしてもらいました。そこからなら2㎞弱で歩けそう。
ちなみに、サン・ルイに来てびっくりしたのは、路線バスがあったこと!!!きちんと番号付きのバスが走っています( ゚Д゚)たぶんアレのどれかに乗れば、中心地まで行けそうだったけど、何番に乗ればいいのか分からないので、おとなしく歩きました。
サン・ルイは観光地なので、ヌアクショットとは違って道を歩けばオーベルジュが見つかりました(*´Д`)とりあえず、事前にネットで調べていたうちのいくつかを当たってみたものの、安くて設備の良い宿はすでに満室...。
とにかくヌアクショットが寝苦しかったこと、蚊が多くて悩まされたことがあり、蚊帳付き、扇風機付き、窓付きにこだわって探します。
そんなこんなで、1日目はネットでおすすめされていたAuberge du sudという宿に泊まりました。ここは安宿というより、行ってみると朝食付きでとってもきれいで明らかに今までよりグレードが上がっている...(;´Д`)
でも移動続きだった疲れをいやす意味もあり、ツインルームエアコンなし、扇風機、朝食付きを22000セーファでシェア。うーん、モーリタニアより物価が上がりましたね(;´Д`)
でも、部屋は綺麗だし広いし、水回りももちろん清潔で、蚊帳も使いやすいし扇風機も涼しいしで、完璧でした(*´Д`)
そんなサン・ルイ。フランス領西アフリカの首都だった街らしく、当時の歴史的な街並みが残っているので世界遺産になっているそうですが、いまいちピンと来ない私(´・ω・`)
海沿い。船が沢山並んでます(´・ω・`)
到着した日が日曜日で、街のあちこちで羊さんたちが洗われていました。おかげでピカピカの羊さんたち...(*´▽`*)
セネガルでは、こんな風に、絵が描かれているお店をたくさん見かけます。
識字率が悪いので、絵で見て分かるようにこうなっているみたい。
とまあ、いまいち見どころがわからず、ピンと来なかったので、この街は2泊だけして次の街に移動することにしました。
ちなみに2日目、やっぱりもうちょっと安いところにしたかったので宿移動。
Cafe des Artsという宿で、ツインルーム10000セーファを二人でシェア!!!安っ( ゚Д゚)それでも意外と水回りも清潔で、前日ほど良くはないものの、WiFiも使えました(*´▽`*)蚊帳、扇風機付き♪
そんなセネガル。次はダカールに移動です!!!
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