こんにちはー!!!( ´ ▽ ` )ノ
昨夜遅く雷雨になり、天気予報も終日雨。どうなることやらと不安な中目覚めてみると、雨、止んでる(*'∀')
私のために祈ってくれた人、ありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ
というわけで、晴天とはいかないまでも、いい感じのどんよりした天気の中、行ってまいりました!ルーマニアと言えばここ!ブラン城です!
ブラン城はブラショフのバスターミナルから30分ほどで行くことができます。
午前中はバスが頻発しており、私は10時のバスに乗るために、2キロ強離れたバスターミナルを目指して歩きだしました。
しかし...(´・_・`)
ピン立てておいたバスターミナルの場所、間違えていました(´・_・`)
Autogara Bartolomeuってとこにピンを立てていましたが、行ってみたらインフォメーションのおばちゃんにルーマニア語でここじゃないわよ!!的な事を言われて、しきりに23、23!!と言われます。
ルーマニア語がさっぱりですがなんだか私間違えたっぽいな、という事は分かり、焦り始める私...。するともう一人のおばちゃんが登場。23番のバスでAutogara2ってところに行って乗り換えるのよ!!!
と言われ、焦って言われた通りバスを乗り継いでいきました。
よくみたらAutogara2歩いて行ける距離なんだけどね。ほんと、事前調べはまじめにやらなきゃだめですよ皆さん。バス代損した...(´-`)
とにかくおばちゃんの言う事をちゃんと聞いたおかげでぎりぎりセーフで10時のバスに間に合いました( ´ ▽ ` )ノ
そんなこんなでようやくついたブラン。小さな可愛らしい街。
お土産屋さんが沢山ありました( ´ ▽ ` )ノ
でも私はお土産屋さんよりとにかくブラン城。ブラン城に行くのだ!!!
ところでブラン城ってなんなのさ!?
ブラン城を知らないあなたへ...。吸血鬼ドラキュラをご存知ですか?
実はドラキュラ伯爵のモデルはルーマニアに実在しておりました。
彼はワラキア(現在のルーマニア)公ウラド3世。
↑この人。
ウラド3世は15世紀にこの城を納めていたのですが、その気性の激しさ、残虐性からドラキュラのモデルになったと言われています。というか実際ドラキュラを自称しています( ゚Д゚)
その昔ヒストリーチャンネルか何かで見ました。彼のお父上がドラクルという人で、名前の後にAを付けるとドラクルの息子、という意味になるんですよね。ちなみにドラキュラはもともと竜の子という意味だそうですが、「ドラク」が「悪魔」をあらわすことから、「悪魔の子」という意味にもなるそうですよ...!
そんなウラド3世がいったいどんだけ残虐だったかを表すエピソードがあります。
これはブラン城へ続く階段にあったのぼり。
この登りに描かれている光景、なんだかわかります?
肛門からのどを貫いて、串刺しにされている人なんですね!!!( ゚Д゚)
ひぃい...( ;∀;)
おし...
お尻から...( ;∀;)
ヴラド・ツェペシュは統制のために見せしめとして裏切りを行った貴族階級の家臣を、本来は平民への刑罰であり貴族階級には行われない串刺し刑を行った事から、「串刺し公」と呼ばれた領主ではあった。
と、Wiki先生がおっしゃっています。
ワラキアがオスマン帝国の進行を受けたときには、ウラド3世は大量のオスマン帝国の兵士を虐殺し、串刺しの林を作ったそう。それを見て攻めてきたオスマン帝国のメフメト2世は戦意を失い、撤退したそうです。
串刺しの林て...( ゚Д゚)
でもね、つまりウラド3世はオスマン帝国の信仰からワラキアを守った英雄なんですな。たんなる殺戮者なんかではなく。
ちなみにドラキュラの作者は、この名前の響きを気に入って小説に採用したそうです。というわけで、ウラド3世はドラキュラ伯爵のモデルであると!でもって彼の統治していたこの城がドラキュラ城のモデルであると!!!ではではいよいよ行ってみましょ!( ´ ▽ ` )ノ
どーん!!!
どうでしょうねなんとなく不気味な雰囲気ですね!!!(゚∀゚)
ルーマニア国王フェルディナンド1世の王妃マリアの寝室...だそうです。
音楽鑑賞などを楽しんでいたらしいサロン。
小窓から眺めるブランの街並み。ここの街並みはなかなか可愛らしいです。
お城ではよくある、甲冑とか武器とか服とかの展示もありました( ´ ▽ ` )ノ
こじんまりとした中庭が可愛らしい( ´ ▽ ` )ノ
と、怖くないし、むしろ可愛らしい印象のお城でした!
ちなみに言っていませんでしたが、実はウラド3世、このお城に住んだことないらしいですしね!!!例の串刺しの林も別の城だしね!!!てへぺろ!!!
まぁしいて言えば
この1階と3階を結ぶ秘密の階段がいい味出しています( ´ ▽ ` )ノ
そして...
私がこの城で、一番、ふ、ふぉおおおおおおおっ!?|д゚)
と、なったのがこちら。
この部屋。
入り口にロープが張られており中には入れませんが、気がつきました?
拷問道具の展示です( ゚Д゚)
右側の拷問椅子もなんか有名ですが、
左のあいつ、分かりますか!???
ま
まままままさかの...!?
「鉄の処女」ってやつですよ!!!!!( ゚Д゚)
「アイアンメイデン」のほうが通じるかもしれませんね!これが出てきてしまったからには語らねばなるまい、吸血鬼伝説もう一つの超有名な実在人物を...(; ・`д・´)ごくり。
それはね、この鉄の処女ってやつはね?実はハンガリーの伯爵夫人、バートリ・エルジェーベトが考案したものという伝説があるのです。子の人こそ、ウラド3世と並び、もう一人のドラキュラのモデルとされている人なのです。
彼女はいったい何をしたのか?彼女はとても美しい人だったそうですが、その美貌を保つために若い女の生き血を求めたそうなのです。若い女の生き血を求めてどうしたかっていうと、血のお風呂に浸かったそうなのです。そうするとお肌がつるつるになる気がしたらしいよっ(; ・`д・´)ごくり。
最初は貴族の処女の血を、貴族が足りなくなったら、使用人が貴族と偽って近くの農村から若い娘を拉致してきたそうです。
ちなみにこの方、必ず生き血しか求めません。
殺したあとは腐敗がすすむので、生きたまま血を採取することにこだわったとか。
そこでこの「鉄の処女」です。
この鉄の処女は中が空洞になっていて、前面を開いて中に人間を入れる処刑道具です。扉には内部に向かって長い釘が突き出しており、この扉を閉めると中にいる人間に突き刺さるのです。エルジェーベトの鉄の処女は改良され、搾り取った血は管を通してエルジェーベトのバスタブに流れ込むように設計されたと言われています(; ・`д・´)
そんな残虐行為を行ったエルジェーベトさん。Wikiで見るともっとエグいエピソードがわんさかありますよっ!
おかしい。
なんか私のブログがいつもと違ってオカルトじみてきました...(; ・`д・´)
そんな感じで思ったよりも見ごたえたっぷりなブラン城、満喫しました( ´ ▽ ` )ノ
それにしても、ドラキュラのモデルとなったこの二人。出身は近いけど、背景は全く違います。ウラド3世は英雄であり、エルジェーベトは私利私欲のために残虐な変態行為を繰り返した人物です。私はドラキュラのモデルと言えば、やっぱりエルジェーベトがイメージに近いですね!!!ウラド3世は何たる風評被害...。
お昼はそのままブランのレストランにて( ´ ▽ ` )ノ相変わらずきのこを食べております。きのこ間違いないな!!!
お昼の後はブラショフに戻ってきて...
昨日行かなかった黒の教会に行ってきました( ´ ▽ ` )ノ
黒の教会っていうのは、ハプスブルクの襲撃を受けた際に外壁が黒く焼け焦げてしまったことからそう呼ばれるようになったそう。今は修復を繰り返してそんなに黒くありませんでした。
中に入ろうと思ったのですが...(´・_・`)
有料だったので今回は遠慮しました。
ブラン城が思ったより値上がりしていて(35レイ)財布がきついのですよね...ヽ(;▽;)ノ
そんな感じでブラショフ2日目は終了( ´ ▽ ` )ノ
次はまたまたウラド3世ゆかりの地を訪ねます( ´ ▽ ` )ノ
どんだけドラキュラ好きなんだって思うかもせれませんが、
ちがうもん。
ドラキュラ読んだことないもん(´・_・`)
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