こんにちはー!
現在地はエチオピアのメケレです。
ハルツーム脱出から3日連続、怒涛の大移動でしたヽ(;▽;)ノ
スーダンの首都、ハルツームで中華をいただき、英気を養った我々。エチオピアビザをゲットした翌日の11月9日、早速次なる国、エチオピアを目指して南下を開始しました。
ところでスーダンは、夜間のバス運行が禁止されている国。土地が広くて移動に時間がかかる上に、夜行バスが使えない旅人泣かせの国でありますヽ(;▽;)ノ
そのスーダンの首都、ハルツームから、エチオピアに陸路移動する場合、1日で国境越えをしようとすると、タイムオーバーでイミグレがしまっているか、または間に合ってもエチオピアの次の街へのバスがなくて国境に一泊せざるを得なくなります。
我々、それだけは避けたかったヽ(;▽;)ノ
なぜって、国境の街はスーダン側もエチオピア側も宿のコスパ最悪と評判で、南京虫地獄だと言うのです。(あとトイレも汚い)
それだけは避けたいヽ(;▽;)ノというわけで!
大移動1日目は国境へ向かわず、スーダンのカッサラという街に移動です!!
夜行バスが使えない国のバスは早朝出発が基本ヽ(;▽;)ノこの日は朝6時にバスターミナルに集合です。それなのに出発したのは7時過ぎ。マジで勘弁してほしいヽ(;▽;)ノ
中国製のバス車内はなにやらド派手な内装でわけがわからないことになっていました。
車内放送は7、8割方歌のオーディション?番組が占める中、密かにロッキーもやっていました。
車窓はだいたいずっとこんな感じで、非常に単調でつまらないです。砂ばかりの国スーダン...ヽ(;▽;)ノ
が、この日の移動はそれでも楽なもの。バスは目的地のカッサラまで乗り換えなしで約9時間、4時頃に到着しました( ´ ▽ ` )ノ
で、このカッサラ、実はスーダンに数少ない観光資源がある街です。奥の山が見えますか??非常に変な形の、あ、失礼、可愛い形の山ですね( ´ ▽ ` )ノタカ山というんですよ!ピラミッドすらスルーして通り過ぎようとしたスーダン、少しくらいは観光しないとね...ヽ(;▽;)ノ
それにしてもカッサラ、道が非常に汚いです。砂ばかりだしゴミも多いし。インド以来の汚さに残念さMAXですヽ(;▽;)ノ
そんな翌日、早朝7時のバスに間に合わせるべく、6時20分に宿を出てバス停へ向かいます。
2日目の最終目的地はエチオピアのゴンダール。ここ自体も観光地ですが超スピード派の我々はここすらも只々経由地とします。
まずカッサラからケダレフへ、ケダレフから国境の街ガラパトへ。そこで歩いて国境を越えて、ゴンダールに乗り合いバンで向かいます。
乗り換え2回、それぞれ3時間以上かかる道。おまけに乗り換えの際はトゥクトゥクで次のバス出発場所まで向かわなければいけません。非常にめんどさいです(。-_-。)
さらに、国境からゴンダールへの最終バスは、3時半から4時の間に出発するとかしないとか!ということは、その時間までに国境越えと両替手続きを済ませていなければなりません。( ;´Д`)
コレは緊張しました...。
だって、もし遅れたら私は...
私たちは...、
終わる...!!!!ヽ(;▽;)ノ
まぁ結果的に間に合いましたけどねっ(。-_-。)それにしても、スーダンの移動は、距離に対してかかる時間が多すぎる...。さらにケダレフからはミニバスとミニバンを乗り継ぎ、空調がない中悪路をひた走ります。
スーダン、エチオピア国境は、ネパール、インド国境を彷彿とさせるショボいイミグレ。
スーダン側税関では荷物を机に置くだけ、という意味不明のセキュリティチェックを通過し、無事にアノ国、エチオピアに入国です( ´ ▽ ` )ノ
ミニバンの発車待ち中、早速笑顔を振りまいてくる現地の子供たち。
んー!かわいい( ´ ▽ ` )ノ
エチオピアにはいると、スーダンまでとは違い、車窓から絶景が楽しめます( ´ ▽ ` )ノ国境からゴンダールまでは約195キロ、出発したのは3時過ぎ( ´ ▽ ` )ノ余裕っしょ!!!なんて思っていると...
検問、バカみたいに多いヽ(;▽;)ノ
はぅ...コレか...。
前情報で国境からゴンダール間が4時間半となっていた理由は...ヽ(;▽;)ノ
というわけで結局ゴンダールに到着したのは7時過ぎでした...。
お腹が空いたので近くのレストランでエチオピア最初の食事。店内暗すぎるけど...!!
ボロネーゼパスタは想像とは全く違う味と麺だったけど、クセになる美味しさでした( ´ ▽ ` )ノ
で、翌日、3日目も朝5時に宿を出てバスターミナルに向かいます。
この日の移動が案の定、一番過酷でした。
この日はゴンダールの目玉観光スポット、ゴンダール城を華麗にスルーして、メケレという街を目指します。ただしメケレまでの直通バスがないため、どこかで乗り換えをしなければなりません。ルートはアクスムという街を通る上ルートと、ウェルディヤという街を通る下ルートの2つがありますが、上ルートは途中一泊しなければならないと聞き、我々は下ルートで行くことにしました。
ウェルディヤまでのオンボロバスに乗り込む私たち。2人がけシートの座席幅が狭すぎて乗り心地悪いですヽ(;▽;)ノ
ここからウェルディヤまでは約10時間、ウェルディヤからメケレまでは途中アラマタという街で乗り換えて約6時間らしいです。
...えっ?
それって本当に1日でたどり着けるの?ヽ(;▽;)ノ
ウェルディヤまでのバスは結局16時半ころに到着。我々としてはあと30分早くつきたかった...。とにかくダッシュでアラマタまでのミニバスが発車するバスターミナルに向かい、なんとかバスを発見しましたヽ(;▽;)ノが、これも満員待ち...。
メケレ、すごく遠い...ヽ(;▽;)ノ
前情報だと夜9時くらいにたどり着けるって聞いてたんですけど...。
ウェルディヤを発車したのは5時半ころ。これ無理でしょヽ(;▽;)ノ
地図上でアラマタを確認すると、小さめの街。宿の情報も持ってないし、どうしよう、そこで泊まることになったら...ヽ(;▽;)ノ
なんて気が気じゃありません。7時半頃にアラマタに到着したバス。うっかり我々を降ろさずにスルーしそうなのを慌てて止め、メケレ行きに乗り換えるんだと叫ぶと、わらわらとエチオピア人が現れて、バックパックを勝手に拾い上げこっちだこっちだと誘導してきます。
良かった、バスあるの?とホッとしたのも束の間。
やってきたのはトラックでした。
バスじゃないヽ(;▽;)ノ
わーい、私トラックの助手席乗るの初めて( ´ ▽ ` )ノ
なんてチラッとテンションが上がった自分がバカみたいです。実際は元々助手席にいたエチオピア人と3人でぎゅうぎゅう詰になりながらの移動を耐えなければなりません。コレが思いの外しんどくて...ヽ(;▽;)ノ
私、運転席側端っこに座ってたんですけど、はじめはエチオピア人が窓に寄りかかりつつお尻を浅く腰掛けてくれていたのでなんとか背もたれを確保できていたものの、時間が経つにつれ彼が寝落ちしだすと、エチオピア人とてっちゃん(こちらもお休み中)に背もたれを独占される形になり、どこにも寄りかかれない状態にヽ(;▽;)ノ
フロントに両手をついて体を支えるか、運転席のシートに肘をついて体を支えながらのしんどい体制で、そろそろお尻の疲れも限界ですよーヽ(;▽;)ノという状態を長時間耐えるしかありませんでした。
しかも、トラックって超遅いヽ(;▽;)ノ
上り坂になると、15キロとか20キロとかの鈍速になりますヽ(;▽;)ノああ、自分たちでなんとかバスを見つけていれば...。やはり選択を誤ったのでしょうか!?
結局メケレに到着したのは午前0時半ころでしたヽ(;▽;)ノコレにて3日間の過酷移動、完結ヽ(;▽;)ノマジでお疲れ様です(。-_-。)
ところでメケレに来たのは、エチオピア最大の見所と言われる、とある3泊4日のツアーに参加するためです。
これは世界一過酷なツアーとも言われているのですが(何がどう過酷なんだろ。移動が多いからかな。暑いからかな。その上ほぼシャワー浴びれないからかな)、超駆け足派のてっちゃんとしては、コレをメケレ到着翌日に参加しようと目論んでおりました。
マジでスパルタです。
しかし到着が遅れたため、旅行会社はすでに閉まっており、幸い?3日間大移動からの3泊4日過酷ツアーは避けることができました( ;´Д`)
つーか洗濯させてよ...。
という事で、いよいよ11月13日より、ウワサのダナキルツアーに行ってきます( ´ ▽ ` )ノ
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