こんちは！

久々のリアルタイム更新を試みてみます、私です！

ダラダラ過ごしたチュニスを後にし、モロッコにやってきました。

モロッコには、30日の朝発の飛行機で向かい、カサブランカに到着し、そのまま砂漠の街、メルズーガを目指します。

カサブランカからメルズーガは間に山脈を挟んでいるので行きにくく、直通のバスもありません。

ガイドブックもなく、少ない情報の中から、どうやら、カサブランカからは民営のバスが途中の街のリッサニまで出ているらしいことがわかりました。

ただし、時刻表はバスターミナルで確認しろ、との曖昧な表記。そのバス会社がなんという会社なのか、バスターミナルがどこにあるのか、も、調べても分かりませんでした。

仕方ない。現地に行ってみて聞いてみよう...。

と、言うわけで長らくお世話になったチュニスを出発！！

朝発なので、29日の夜の間に空港に行き、空港泊をしました。チュニス市内から空港までは、チュニス・マリン駅の目の前のバス乗り場からバスが出ています。タクシーよりもずっと安上がり。ただし、ターミナルの入り口までは行かず、道路沿いで降ろされるので、空港内部まではちょっと歩きます。

チュニス・カルタゴ国際空港...。

しょぼい、というか、古い空港でした。設備が...。

その割に真夜中の便も多いようで、人が閑散としていたザグレブの空港とは違い、どの時間になってもガヤガヤザワザワしています。

...ね、眠れない(｡-_-｡)

人が多いので、マナー的に、ベンチを3席独占して横になる、ということもできないし(｡-_-｡)

結局、ようやく仮眠がとれたのは午前3時頃。1時間半くらいしかとれませんでした。

朝8時の便なので、5時にはチェックインしてセキュリティゲート内に入れるはず...。そしたらラウンジのソファでゆっくり休みながら携帯の充電をしよう...。

と思っていたのですが、

5時になってもチェックイン窓口は開かないし、結局20分待たされたし、セキュリティチェックをくぐる頃には、6時近くなっていました(｡-_-｡)

ああ、ラウンジの利用時間が減ってしまった...。

と思いつつラウンジを探すと...

閉まってるヽ(；▽；)ノ

まさか時間外だとはヽ(；▽；)ノつかれ、癒せないし、充電、ピンチだし、WiFi拾えないし...！！！

仕方なくそのままゲートに向かい、なんとか数少ない電源をゲットし充電を始めました。WiFiは諦めた。海外旅行中憤りを感じる事の中でよくあるのが、現地の電話番号を持っていないと使えないタイプのWiFiですねヽ(；▽；)ノこの空港はそれでした。

さらにここでは、なんと途中でゲート番号が2回も変更になり、2回の移動を余儀なくされました。充電するのも慌ただしい...(｡-_-｡)

結局飛行機は1時間遅れで飛び立ちました。

ちなみにチュニスエア、席に行ってみたらこの汚さ。分かりますか？先人がゲロでもぶちまけたのかな？と思うような飛沫汚れが、明らかに掃除されずに残っております。えー...。LCCでもないくせに...(｡-_-｡)

でもこの時は、たまたまモロッコ人？チュニジア人？の男の子6人組が席を変わってほしいと言ってきたので、この席は使わずに済みました。試しにテーブル下げると汚れがポロポロ膝に落ちるんだもんよ、よかったよ、変えてもらえて。

あと、ラウンジに入れなかった私は密かに機内食を今か今かと待ちわびていたのですが、きてみたらエジプト寝台列車並みのがっかり機内食で、パンづくし(｡-_-｡)ヨーグルトも美味しくなかった...。オレンジジュースも美味しくなかった...。トルコ航空が恋しい...。

現地に到着したのは12時近く。さらに到着後、パスポートコントロールに向かうまでに荷物のセキュリティチェックを受けなければならず、いつになく手間取る入国手続き。

窓口の数も少ないので、中々進みませんヽ(；▽；)ノ

入国が完了したのは1時過ぎでした。あまりに時間がかかったため、荷物受け取りの案内もすでに番号の提示が終わっており、どのターンテーブルに行けばいいかわからず、係りのおじちゃんに聞く始末。

やれやれ、超疲れた...(｡-_-｡)

でも、本当の闘いはここからなのです。

荷物を受け取り、現地通貨の引き出しを終えたら、いよいよ目的地、メルズーガに行くために歩き出します。と言っても、バスターミナルの場所がわらかない...。

実はモロッコには、国営バスのCTMというのがあって、そのバスターミナルは検索すればすぐに場所がわかるのですが、ここ、カサブランカから途中の街のリッサニまで行くバスは、CTMは運行していないようなのです。なので、国営ではなく、民間のバスターミナルを目指さなければなりません。

試しに、空港併設の鉄道駅で、チケット売り場のお姉さんに、CTM以外の長距離バスターミナルの場所を知らないか聞いてみるも、知らないと言われる...(｡-_-｡)

うーん、CTMターミナルなら、カサ・ポート駅のすぐ近くなんだけど...。CTMターミナルで聞いてみるか...！

と、

思ったのが間違いだったのです( ；´Д｀)

うっかりカサ・ポートまでのチケットを購入した私。カサブランカの駅は、手前にカサ・ヴォヤージュ駅というのがあって、そっちがその他の街へ行く主要駅なのですが、カサ・ポート駅はそれよりさらに先にあります。カサ・ヴォヤージュ駅を通過する際、一瞬、

（´-`）.｡oO（やっぱりここで乗り換えてフェズに行って、フェズからメルズーガ行きのバスに乗るかな...）

という考えも浮かんだのですが、すでにカサ・ポート駅行きのチケットを買っていた手前、まぁいいや、と思ってしまい、スルーしてしまいました。

ちなみにこの電車も本数が少ないので発車したのは2時頃でした。どんどんタイムロスしていく...。

電車の車窓から見るカサブランカの景色は、思っていたのとだいぶ違い、インド以来のスラムっぷりでした。まぁ、インドの方が汚いけど。

で、到着したカサ・ポート駅。

びっっっっくりするくらい綺麗で新しい駅でした。スタバとかマックももちろんあります。この、新旧の落差が激しすぎる感じ。これもインド以来の落差です。アンマンだってもうちょっと控えめだった気がする（スラムっぷりが）。

で、そこから歩いてCTMターミナルに行ったのですが、窓口のお姉さんにどうにかメルズーガに行く方法がないか聞いてみるも、やはりCTM以外の手段は案内してもらえず、結果今日は無理。民営のバスターミナルの場所も分からずじまい...(｡-_-｡)フェズまでCTMで行くことも考えましたが、到着時間が遅いので、鉄道で行くことにしました。またしてもカサ・ポートに引き返す私...(｡-_-｡)無駄が多い( ；´Д｀)

で、カサ・ポートに行ったら行ったで、フェズ行きはカサ・ヴォヤージュで買えと言われます。カサ・ヴォヤージュまでのちょうどいい電車もないようで、タクシーで行けと言われる。で、その時気がついたのですが、

CTMターミナルからなら、カサ・ポートに引き返すより、近くのトラム駅に行った方がカサ・ヴォヤージュまで早く行けた...( ；´Д｀)

本当に本当に無駄が多すぎです( ；´Д｀)でも時間がないので泣く泣くタクシー移動！！！！カサブランカに泊まる気はさらさらないからね！！！

で、結局フェズ行きは16時10分発、20時半着予定のチケットを買えました。

...( ；´Д｀)

微妙な時間だ。恐るべき幸運に恵まれれば、そこからさらにリッサニまでの夜行バスに乗ることができるけど、間に合うのか...！？

が

電車はのっけから15分遅れでスタート。その後はゆっくり、各停で進みます( ；´Д｀)

まぁいいけどね。

最悪、フェズに泊まればいいのだ。でも、夜の宿探しやだな...。

そんなこんなで着いたのは21時。やっぱりね。そーだと思った。でも、私はそれでも、一縷の希望にかけ、タクシーを捕まえてフェズのCTMターミナルを目指します！！

今夜のリッサニ行き、21時半だって聞いたから、万が一、空きがあれば、ギリギリ間に合うかもしれない...( ；´Д｀)

で

ダメでしたー( ；´Д｀)ですよねー。今夜はフルです。

そういうわけで、結局ターミナルの前でまたもやタクシーを捕まえて、フェズで唯一当たりをつけていた宿に向かいました。着いてみるとやはり周辺では有名な宿らしく、近くのおじさんに聞けばすぐにたどり着けました。

シングル60ディルハムですが、残念ながらダブルしか空いていないようで、100ディルハム。

まぁ仕方ないです。1泊だし、夜だし、宿のおじさんは良い人です( ；´Д｀)

遅いので夕飯は近くで簡単なものを。久々に肉肉肉しい...！おいし( ´ ▽ ` )ﾉ

とまぁ、無駄ばかりのモロッコ初日。

苦労しましたがモロッコ人はさすがに人懐こくて楽しいですね( ´ ▽ ` )ﾉこの感じ懐かしい...。これからがんばろっ。

ところで宿のおじさんと翌朝朝食を食べてる時に、今日（31日）はスペインでトマティーナがあるから日本人はたくさんそこに行ってるよ（だから今はいつもより日本人少ないよね）、という話をしたら、知っていたようで。何人かはここに荷物を置いてスペインに行っているようですね。

...くそっ！今になって羨ましくなってきた( ；´Д｀)いーもん！新月の砂漠（もう間に合わない気がする）目指して頑張るんだもん！！！！