ナマステ〜!
現在地はカジュラホです!昨日の17:45分発の夜行列車で、本日の朝到着しました( ´ ▽ ` )ノ
バラナシをいたく気に入った私は、結局ここで5泊しました。暑いけど居心地の良かったサンタナ。ネパールで一緒だったケイさんと再会したり、台湾人のリンにお世話になったり、リンが出て行く朝、新たに3人の日本人がやってきたり、夜にはさらに、カトマンズで一緒だったタッキーがやってきたり、楽しいこと続きでした( ´ ▽ ` )ノ
サンタナで出会った日本人みんなでサンライズボートツアー( ´ ▽ ` )ノ
からの、沐浴( ´ ▽ ` )ノ(あたくしは腹がちょっと痛むので足だけで遠慮しました...。チキンチキン)
かおりんとシンヤさんはボートを漕がせてもらったり。すごーく重そうだけど!
タッキーも加わり、オススメのドーサカフェへ( ´ ▽ ` )ノドーサっつーのはクレープみたいなもので、とっても美味しいです。おやおや?案外インドでカレーにまみれていない...( ´ ▽ ` )ノ
夜はプージャーをみたり、夜の火葬場見学に行ったりしました。その帰り、ガート沿いでクリケットやバトミントンに興じるインド人たち。...と、それに加わるかおりん。
バラナシを離れる日の昼下がり。タッキーとシンヤさんが買ってきたライチとメロンで果物パーティー。おいしーです!( ´ ▽ ` )ノ
さて、そんなバラナシを去り、インドで初めての鉄道旅。スノウリ〜バラナシ間の汗だく移動の記憶がまだ新しく、思わずエアコン付き3段寝台のチケットを購入してしまいました(´・_・`)
...。
なぁに、インド旅のカオスな雰囲気を味わうならスリーパークラス(エアコンなし寝台)にするべきだって?
おのれ、他人事だと思って(´・_・`)
日本の綺麗な車両で、東京〜仙台間を1時間35分で移動する人には分からんのですよ。
150キロの距離をを6時間以上かけて汗だくで移動した人間の気持ちなんてヽ(;▽;)ノ
動いている間は、まだいい。
窓から風邪がふきつけるから。
でもその大量の砂埃を含んだ風邪と、停車中の容赦ないサウナ状態による大量の発汗によって、自分の体がどうなってしまうか...。
たまらずビオレさらさらパウダーシートを使った時の、恐ろしいほどのシートの汚れを見て、どんなにショックを受けるか...。
...ゥッヽ(;▽;)ノ
という訳で、火曜日の朝、私はカジュラホまでの切符を手配するため、バラナシ駅に向かいました。通りを歩いていると、さっそくリキシャワーラー(リキシャの運転手さんのこと)が声をかけてくるので、バラナシ駅に切符を買いに行きたいと伝え、交渉します。
駅までの相場は80ルピー。
まずは向こうの言い値がいくらか、確認します。
リキシャワーラー「150ルピーだ!」
私「高すぎるよ!80ルピーにして!」
まぁ、なかなかふっかけてきますな。
想定内です。私が全然納得しないそぶりを見せると、他のリキシャワーラー達も続々と集まってきます。が、どれも似たり寄ったり。
いやいや、でも、80で行けるはずです!私は断固として、80がいい旨、言いつづけます。
すると
リキシャワーラー「まてまて、駅には何しに行くんだ!切符を買うのか?」
私「そう!切符を買いに行くの!」
リキシャワーラー「そうか、それなら往復だな!それなら150ルピーだ!」
私「えっ!往復が150ルピー!?(わーい、片道80として、10ルピーお得だー( ´ ▽ ` )ノ)」
リキシャワーラー「行って、戻ってきて、150、150だ!」
私「え?150、150、全部で300?」
リキシャワーラー(こくり)
私「(何言ってんだこいつ...(¬_¬)それじゃさっきと変わんないじゃん)いやいや、80、80で160ルピーにして!」
その後もどっこいどっこいの値段を提示するリキシャワ(以下略)
すると、1人、若いお兄さんが、
お兄さん「オーケー、160ルピーでいいよ!」
私「え?行って、戻って160ルピー!?」
お兄さん「そうだよ」
私「80、80で160ルピーね!?」
お兄さん「うんうん、80、80で160だ」
私「往復だよ!?往復160だよね!?」
...。
えっとですね、なんで私はこんなにしつこく確認するのかと言いますと、インドとかエジプトとか、その手の国の場合、乗ってから、往復で交渉したはずの料金を片道と言い張ることが多いからです。
とにかく、往復160で成立したので、乗り込む私。今回はサイクルリキシャでした。
バラナシ駅に着き、まずはチケット売り場をさがします。私は、外国人専用窓口を利用することにします。歩き方的には、「外国人専用窓口はいつも人がいっぱい」とあるので、すぐに分かるはず...。欧米人はどこだ、欧米人はどこだ!
...。わからないので、もう一度ガイドブックを確認する私。
困っていると、インド人のおじさんが声をかけてきました。切符を買いたいと言うと、あっちだあっちだと教えてくれます。
結局2人のインド人のおじさんに、あっちだあっちだと教えてもらい、窓口を見つけました( ´ ▽ ` )ノさくら剛さん(「インドなんて2度と行くかボケ‼︎以下略」の作者)が旅した時代なら、ここですかさず「外国人専用窓口は今日はしまっているぞ!代わりにツアーデスクを教えてやるから来い!」なーんて言って高額な手数料を請求しようとする輩が現れそうなものですが、そんなこともなく( ´ ▽ ` )ノ(インドがマイルドになってきているのか、オフシーズンだからなのか、はてさて...)。無事、スッカスカの窓口であっさり切符購入。良かった( ´ ▽ ` )ノ
帰り道、リキシャワーラーのお兄さんがシルクのスカーフが欲しくないかと聞いてきたのですが、「すっごく暑いし、疲れてるから早くゲストハウスに帰りたい」と言うと、あっさり帰してくれました。うーん。やはりインドはマイルドになってきているのでしょうかね?
そして移動当日。シンヤさんもほぼ同じ時刻の列車でアグラに行くというので、駅まで一緒に行くことにしました( ´ ▽ ` )ノ
2人だと荷物が重いので、オートリキシャをさがします。オートの相場は片道100ルピー。今回も300なんてふっかけてきましたが、無事100で交渉成立したので、乗り込みます( ´ ▽ ` )ノ
降りるときに1人100ルピーだ!なんてぬかしてきましたがね!2人だとこういうこともよくあります。私は100ルピーだけわたして突っぱねます。さよならバラナシ。最後のリキシャワーラーは案の定だったけど、概ね快適でした( ´ ▽ ` )ノありがとう!
駅のホームで買った、コーラもどき。やっぱコカコーラの方がスキー。
ホーム到着間も無く、シンヤさんの乗る電車が到着。すると少し遅れて、私の乗る電車も到着!ここで解散です!シンヤさんありがとうございました!( ´ ▽ ` )ノ
インドの電車は超長いです。どこに自分の乗る車両があるか、全くわからないので、適当に売店のおじさんに聞いてみます。どうやら私の車両は一番奥らしい!ひいっヽ(;▽;)ノ
めーっちゃ歩いて到着。余裕持ってきておいて良かったです。
中はこんな感じ。早朝に撮影。暗くてごめんなさい。なんか中国の寝台を思い出しました。トイレは中国より綺麗...
バラナシを出発。
車窓からは、ホームを歩く牛と
ホームを歩く牛が見えました。
そんなこんなで本日朝、20分くらい遅れてカジュラホに到着。さっそくリキシャを捕まえて、歩き方で目星をつけていたホテル「レイク・サイド」へ向かいました。
が!
このホテル、歩き方には「日本語を話すオーナーがいる、昔から日本人に人気の宿」とあり、さらにドミも一泊200と、一番安そうだったのですが、行ってみると、オーナーはおらず、英語が苦手そうな若いスタッフのみ。まあ早朝だしな...。ということで一応値段を聞くと、なんと一泊900ルピーから!いやいやいやいやいや!
オフシーズンだよ!?高すぎる!エアコン無しの部屋はないのかと聞くと、なんだかよくわからない英語で、多分向こうもへたくそだし、私も苦手だし、八方塞がり。とにかく質問に答えない。ドミがないのか聞いてもシングルの値段をいうばかりだし。エアコン無しの部屋はないのか聞いても、部屋の値段をいうばかりだし。で、かならず語尾に「オーケー?」をつけるのです。この「オーケー?」がなんかキモいしムカつく(-_-)
仕方なく、歩き方のレイク・サイドのページを見せて、ここにはドミトリー200ルピーだって書いてあるぞと、聞くと、分かった、200ルピーでいいという。
ほんとか?トゥーハンドレッドよ?
うんうん、トゥーハンドレッドでいいよ。オーケー?
で、案内されたのがエアコン付き個室。ドミじゃないじゃん!マジで200なの!?(エアコン付きで!?)とこの時点で怪しさ満載だったのですが、トゥーハンドレッドだって言うんだからここに決めました。明らかに上等な部屋だけど。
と、WiFiを使いたいのでパスワードを聞くことに。すると何やらうまく通じていない様子。なんか今は使えないとかなんとか。オーナーに聞かないととかなんとか。
え!?つかえないの!?それは困る、と思い、もう一度この宿はWiFiありなのか、なしなのかを確認する私。使えるよという怪しいスタッフ。
どっちなんだよ(-_-)
私、WiFiの画面を開いてみるも、使えるものが何も出てこない...。何も見つからないよと画面を見せると、なぜか
「これはセクシーなチャイニーズなんだぜ。オーケー?」
とかなんとか言いながら、ニヤニヤしながら自分のケータイを見せてくるスタッフ。
ウゼーっ(-_-)つか、巨乳の水着女性のイメージムービーだよ。ウゼーっ!
というかこの時点で大分気持ち悪いし、軽く危険を感じるも、とりあえずもう一度、
私「いやいや、そんなのいいから、WiFiがね、...」
スタッフ「このチャイニーズはすごくセクシーなんだ。オーケー?」
...!(◎_◎;)
次の瞬間、突如画面はAVに。
なんかベッド上でぱこぱこうごいてます。
私「いやいやいや、全然オーケーじゃない!私はこんなことが知りたいんじゃない(というかもうWiFiとかいいから出てってくれないかなコイツ!)!オーナーはどこなの!?」
と聞くと、オーナーは10時にくるからそれからWiFiのパスワードを教えるし、記帳もしてもらうとのこと。
...。
なんかもう他の宿に行きたいどころだけど、とりあえずオーナーに会いたいと思い、二重ロックをかけて引きこもる私。評判がいいという話はなんだったのか...。ぐるぐるぐるぐる考えます。
やっぱり今すぐ出て行くべきか...!
するとしばらくして、コンコンとドアがなり、記帳してくれとさっきのスタッフ。
オーナーが来たのか!?と思い、取り敢えずレセプションに向かいます。
...。
オーナーいないじゃん!ヽ(;▽;)ノ何がしたいんだコイツ!
しかも、やはり料金は2000ルピーだという。どうもお互いのトゥーハンドレッドの認識にズレがあると思いきや、トゥーハンドレッドと言いながら2000と記載するスタッフ。
もう死ねよヽ(;▽;)ノ
オーナーにさっきのエロビデオのくだりについて文句を言いたかったのですが、もうこのまま出て行くことにしました(決断遅い)。次はもっと早く決断します...(次なんてないほうが良いけど)。
荷物を取りに部屋に戻る時、ついてくるスタッフ。ついてこないでほしい。マジで。本当にマジで。なのについてくるスタッフ。
ほんとに結構怖かったんです。部屋についてくんの。超急いで荷物を担ぎ、逃げるようにホテルをあとにしました。
結局、ホテルは「ヨギー・ロッジ」というところにしました。こちらはスタッフもまともに英語を話すし、部屋にはエアクーラー(バラナシの最初の宿と同じ水と巨大ファンで部屋を冷やす設備)があって500ルピー。ちょっと贅沢ですが傷ついた心を癒すのにちょうど良いですヽ(;▽;)ノ
ついでに、カジュラホを一刻も早く去りたくなったので、電車のチケットの手配をお願いしました。手数料150ルピーなので、駅に行くより楽そうです。
荷物を置いたら、まだギリギリ気温が上がりきらない午前中のうちに、さっそく寺院に繰り出します。
カジュラホには西、東、南の3つのエリアにそれぞれ寺院群があるのですが、私は一番の見どころで、街の中心部にあり、つまりホテルのすぐ目の前にある、西群の寺院だけ観光することにしました(もう動きたくないヽ(;▽;)ノ)。
カジュラホはエロティックなミトゥナ像の彫刻が有名です。それはもう大変なことになってます。半ばウケ狙いでこんなところまで来てしまいましたが、彫刻それ自体は大変見応えがありそうだと期待しておりました。
ホラホラ、どうですこの忙しそうな男女の営み。
特にこれなんか大分忙しいわけです!
猿がいるお寺なんかもありましたが
お猿たちの下、あるいは横では
やはりこのような事態になっているわけです。
歩き方的には、
ひょっとするとこれは、人間の次元でのエロチシズムではなく、男女の結合の極みにも似た、神との合一への渇望を、生命力を振り絞って表現したものではないだろうか?
なーんて書いてありますが、
ついさっきリアルにAVを見せられた私からすると、どうしてもそのような芸術的視点、学術的視点に立つことはできず。
暑さもあり、そそくさと観光を終え、宿に戻ることになったのでした(-_-)
なんで来たんだろうカジュラホ。でもこれを見てきたらきっと前職の職場でも話題になると思ったんだもん(どんな職場だ)。
ちなみに、宿のレストランで食べたマサラオムレツは大変美味しゅうございました。引きこもりたい...。
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